こんばんは🌛



いつもご覧いただき

有難う御座います。



このところ、

ブログ投稿とは遠のいてしまい、

ご無沙汰しております。


当地は、秋以降庭先では、

開花も見込めず、

庭に費やすエネルギーを、

しばらくの間縫い物に向けておりました。



第18回湊町酒田の傘福特別展示

が昨日オープンいたしました。


私が関わった企画展示も

無事に縫い納まり、

めでたくお披露目の日を迎え、

多くの皆様より、

足を運んで頂き

3年ぶりのテープカットで幕開け。


お互いにおめでとう御座いますと、

関係者で声を掛け合う賑々しさも、

コロナ前の雰囲気を取り戻したようで

嬉しい限りです。



酒田舞妓も華を添えて。




〈 企画展示 〉
湊町酒田の傘福×鳥獣人物戯画

昨年の
麒麟、犀、龍 一本吊り17本
に加えて、
今年は和傘を傘のオブジェに変更。
傘福の天蓋に見立てた幕も新調して、
今年は、うさぎ5羽と修景として
植物も付け加え、より絵巻に近い平面的な設えに。 

より躍動感が出て、
見映えする展示になりました。



胡桃は、殻を使いたかったがために、
ナッツの部分をほじくり出して、
焼き菓子にして、スタッフ皆でお茶請けを楽しみ。美味しく頂きました😊


泰平の世に現れるとされる麒麟。
水を操り豊漁の神とされる龍。
水際を守り、火消しの役目を担う犀。

弓矢の大会に精をだすうさぎ、
行事を交え相撲に興じるうさぎ、

野山の四季折々の植物で、
豊かな自然の恵みを修景として。

八百万の神と活けとし生きるものが、
総出で美酒佳肴の宴をもようす様子を
京都の高山寺の絵巻物さながらに表現しました。

なぜ、
鳥獣人物戯画に惹かれたのか?
振り返ると、
この柄の着物に珍しさを感じたのが始まり。
私好みの、花柄や古典柄のものとは反して、
美しく可愛らしく見せようと媚びるのではなくて傘福のいわれにもあるように、
願いに特化した装い!びっくり
ある種の気迫で晴れ着をお召しの方に、
新鮮かつ、斬新さを感じずにはいられず、
新たな和のジャンルに触れた瞬間が強烈に印象に残ったのでした。
決して品が悪いのではなくて、
インパクトがあったのです。

このジャンル面白い!!
と繋がり、企画会議にかけてみたところ、
珍しさがうけて採用となりました。

ことに大掛かりで、
2年目にして迫力が増して、昨年とは、
まるで違うかのような展示となりました。

厳しい冬を超えて、
雪解の解けはじめた畦道にところどころ顔を出す蕗の薹。田舎景色の中で、
大地の春の息吹きを見つけた感激と
第十八回開幕の賑々しさを重ね合わせて。

ほっこり嬉しい春の始まり、
私は、大作の縫い納めに感激し感謝して、
この喜びを
仲間と分かち合いたいところ、
家庭も大事で、テープカットの後、
打合せを終わらさて足早やに帰宅。
帰宅後、娘の大好物を食しに出掛けて、
ほっとした私と、娘は、笑顔ほころび、
幾分会話弾む様子。(親子だから言わなくてもどこかここら持ち伝わってしまう😅)
旦那も一緒に親子水入らず。
今回ばかりは、完成を喜んでくれたようです。

夕飯は、仕込んでおいた
🌰栗入赤飯を蒸し上げて、 
疫病退散、商売繁盛🙇子孫繁栄を、
わが家のお雛様も交えてお願いしたのでした。




傘福の特別展示は、
11月5日まで、
酒田市日吉町山王くらぶ
にて、開催しております。
酒田にお越しの際は、
是非にお待ちしております❤