こんにちは。
小夜子です。
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夫(夜明けさん）に拒否される側のレス妻です。
新婚からずっとセックスレス。
気づけば干支一周回ってました。
私と夫の夜明けさんが本当の意味で向き合い始めるまでの12年間の歩みを綴っていきます。
本ブログはセックスレス解消指南ブログではありません。
「どう生きるか/死ぬか」に真剣に向き合った私の人生のターニングポイントの記録です。
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前回の記事はこちら。
夜明けさんが「するなら最後までしなきゃ」と思っているなんて・・
私は全く知りませんでした。
私が布団に入る＝セックスすることを望んでいると思っていたようですが、
私は・・・どうしてもセックスをしてほしいなんて望んでいませんでした。
そりゃもちろんあればセックスがある生活があるかどうかと聞かれれば
ある程度存在する結婚生活の方がうれしかったですよ。
でもあの瞬間は本当に、心の底からそんなことは望んでいませんでした。
というよりとてもじゃないけどそんなこと望める状況にありませんでした。
ここまで重度になってしまった以上いきなり何もかも飛び越えてセックスが再開されるなんて思ってもいませんでしたし、
何より私自身夜明けさんに一切求められていないことは分かっていました。
そんな中でも、
ほんの少しの間だけでも
夜明けさんの体温に触れて
抱きしめられて寝る夜が欲しかっただけ。
ただそれだけだったのに。
私にはただ触れ合って寝ることすら許されてないのか・・・。
悲しかったです。
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さて、
皆さんも私達夫婦のセックスレスの原因の根っこが徐々に見えてきたのではないでしょうか。
そうです・・
私達はお互いの「本音」を口にできていませんでした。
それなりに長い付き合いだったのに、
他には言いたいことはなんでも言えた（言えてるつもりだった）のに
ことセックスに関する話題となると
私も夜明けさんも取り繕うばかりで
心の中を明かしていませんでした。
これを話し合えてればもっと早くに向き合えたはずなのに
私達はそれが出来ていなかったし、
出来ていないということにすら気づけていませんでした。
べつに誰かに求められたわけでも、正解が決まってるわけでもないのに、
「男たるもの最後まで出来なきゃ」という考えに凝り固まっていた夜明けさん。
出来ないからその手前の段階ですらも断固拒絶。
昼間のスキンシップは絶対にそんな雰囲気にならないことが分かってるのでOK。
それとこれとは別。
昼にはスキンシップするけど夜は絶対にスキンシップしない。
夜だと一線を越えてこられる可能性があるので。
相手が噴火してしまわないように適度にガス抜きをしながら、
かつ、一線を踏み込ませない絶妙な塩梅で管理。
・・・出来てるはずだった。
管理出来てると思っていた。
私は私で自分の中で勝手に、
「女たるもの自分から求めてはいけない」という考えて凝り固まり、
自分の中で堂々巡りを繰り返すうちに
自分で自分のマイナスポイントをあげ連ねてました。
夜明けさんがそんなことを思ってるかどうかもわからないのに
「女として見られていない」とか
「私のことはメイドとしか思ってない」とか
「こんなスタイルじゃ要求するのも申し訳ない」とか
頭の中の自分が自分を傷つけ、
本当の気持ちにウソをつき続けていました。
お互い考えてることが端っこと端っこ、対極に位置していました。
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今になって答え合わせをしてみると、
お互い考えていたことが全然違っていたことに気付けます。
夜明けさんは一歩許すと全部求めてくると怯え、やるなら最後までやらなくちゃと
自分に「完璧であること」を課し、
自分の出来ない姿をさらけ出すことが辛くて、傷付きたくなくて、自分のみを守るためにわたしを遠ざける手法を取っていたけど
私は別に完璧であることなんて求めていなかった。
不完全でもそれならそれで二人なりの道を見つけられたらいいと思っていました。
私は私で夜明さんが私のことをメイドとしか思ってないとか女として見てないとか
自分を欠陥商品だと考えて自信を無くし
これ以上断れて惨めな思いをするのが怖くて、私たちの間に横たわる大事な問題を話題に出すことができなかったけど、
夜明けさんは決して私を「欠陥商品」だとは考えていなかった
こんなにもすれ違っていることに気付かないまま平行線で生き続けてしまいました。
お互い、形は違えど、
根本は
自分に対する自信の無さからくるものだったと
今では思います。
お互いがお互いの身を守るために自分の陣地から一歩も出ることができず端っこと端っこで立ち尽くしたままだったことが
この問題をより長期化させてしまったのだと思います。
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一見、なんでも話し合えてるように思っていても
本当の本当の・・・心の中を見れているかって
はなはだ謎です。
あんなに愛妻家に見えていたあの人が不倫をしていたり、
なんでも話し合えてると思っていた夫がまさかの隠し事をしていたり、
そんなの世の中に五万とあります。
「うちに限ってそんなことはない」
「なんでも話し合えてる」
自信を持ってそう答えられる人も世の中にはいらっしゃると思います。
それも真実だと思います。
ただ私もそう思ってました。
夜明けさんに限って不倫はない。
浮気はない。
天に誓って言える。
そう思ってました。
そして実際になかったと思います。(真相は天のみぞ知るですが笑）
ただ、私たちは形を変えて
本当の夜明けさん/小夜子が見えていなかった
本当に相手に伝えなければいけないことを伝えていませんでした。
お互い、心の一番弱い部分を体当たりで見せる事が出来ませんでした。
