強迫性障害を克服するために日々、試行錯誤しながら過ごしています。



強迫性障害を克服するための治療はシンプルで簡単に言ってしまえば我慢することです。



強迫観念からくる自分を不安にさせる気持ちが落ち着くまで我慢して強迫行為をしないようにします。



曝露反応妨害法と呼ぶ治療法です。



1人でできる治療法です。



簡単そうに聞こえますが強迫性障害に囚われている状態だと、とても難しく強迫観念に気持ちが負けると強迫行為を繰り返してしまいます。




ちなみに強迫行為とは強迫観念によって不安になった自分自身を安心させるために意味のない行動を繰り返してしまうことです。




強迫観念も強迫行為も人それぞれで様々な症例があります。




実際に曝露反応妨害法を実践していますが何度も強迫観念に負けて強迫行為を繰り返しています。




そんな中で1つ気づいた事がありました。




それは今までなぜ自分が強迫性障害を終わらせる事ができなかったのかが分かったような気づきでした。



それは



自分がいつまでたっても強迫性障害に苦しめられているのは




今、この瞬間から終わらせることを初めていなかった




からです。




その気づきがあった時、強い強迫観念に囚われ強迫行為を繰り返していて本当に心が辛い状態でした。




それでも囚われる自分と心の中で葛藤しながら、何とかこの囚われを乗り切ろうとしていました。



その時の自分の考えでは、



次、強迫観念にかられても絶対に強迫行為をしない。



と考えていました。




その時だけでなく今までも強迫性障害を克服しようとする中で、何度もこの考え方を繰り返しやっていました。




次こそは。




この考えが強迫性障害を終わらせられない原因なんだと気づきました。




自分は克服の為に頑張っているようで、いつも今ではなく次に期待していた。




これでは一生、終わらない。




今、この瞬間と向き合えない者に本当の自分の「次」は来ない




終わらせるためには、今自分がどんな状態であろうと

今、この瞬間から終わらせないといけない。




この考えが自分の中で腑に落ちました。




次ではなく、今日ではなく、今この瞬間から。




この考えは強迫性障害を克服する中で気づいたことですが




何事もこの考えは物事を上手くいかせると思います。




始める事を始めるにしても、終わらせる事を始めるにしても、始めたらその後は継続させることが大切。




何かを始めるにも、何かを終わらせるにも。




明日からではなく、気持ちが落ち着いてからではなく、



今、この瞬間から



そうしないと



きっと人間は、「今、この瞬間」を逃すと後は言い訳ばかりしてしまうから。