教える人間によって、こんなにも変わるものなのか。

 

昨年末に三年間の米国赴任を終え、帰国。

 

新年1月より少年指導の現場に復帰されたT先生。

 

自分も含め、それまでの指導陣が手を抜いていたわけでは決して

 

ありません。

 

しかし、一瞬にして、空気は入れ替わりました。

 

当時を知る世代には懐かしい、あの、張り詰めるような空気(笑)。

 

何のために、剣道をやっているのか?

 

すべては剣道のせいだ。

 

子どもというのは実に正直に、大人の顔を見ています。

 

この先生には大丈夫だろう、遊びたい、を優先してもいい?

 

甘えやわがままもきっと、許してくれる?

 

それが、普通の指導者ならば。

 

「オレ、さっき人の話を聞くときは

よそ見するな言うたよな?」

 

至極、当たり前なこと。

 

「挨拶は、姿勢正して人の目を見て、

大きな声でせい。」

 

これもまた、剣道以前に大事。

 

返す刀で心配そうに見守る保護者席に立ち寄りひと言ふた言。

 

どっと笑いが起こる、必殺の話芸(笑)。

 

そして、防具を着ければ。

 

我流、クセ、ほどほど・・・、が蔓延した子どもたちが次々矯正されてゆく。

 

ひとりひとりが、どんどん新しく、変えられてゆく。

 

(あれだけ、何度言っても伝わらなかった子たちが!)

 

それは僕の心の叫び。

 

中学剣道部指導に携わって三年の僕も、いや、今だからこそ

 

その指導力、的確さ、バランス、裏付けされた知識と実力が、伝わる。

 

こんな先生は、そうはいない。

 

剣道教室は、剣道と、それを通した生き方を学ぶ場所。

 

よみがえる。

 

娘を強く、たくましくしてくれた、あの頃の剣道教室。

 

少子化、コロナ下で著しく参加率の減少した現在のスポ少。

 

県内スポ少団員 22年度、初の8000人割れ

 

 

松岡少年剣道教室も当然、その例外ではなく。

 

現在4人いた6年生が中学生に上がれば、来年度残る小学生は7人。

 

T先生という強力な主軸が戻って来られて、また新団員募集も頑張らねば。

 

(部活動地域移行、クラブチーム一本化を考えればスポ少であるべき

 

理由も個人的には薄れつつあるとは思うのですが・・・。)

 

こちらを偶然にもご覧の、剣道教室を探している保護者の皆様、

 

松岡に、良い、剣道教室、あります(笑)。

 

見学、体験、随時歓迎!

 

もちろん、コロナ第八波、終息間近の今、出稽古門戸開放中です。m(--)m

 

 

今回の最後に、直近のT先生の名言(?)を一つ。

 

規律を取り戻した子どもたちを笑顔で振り返りながらひと言。

 

「お前ら、オレをなめるなよ(笑)?」

 

 

 

(娘先輩、教われなかった中学時代を取り戻すように稽古を頂いております。

脳天割られてますが・・・(笑))。

 

 

 

 

hiratapapa