本日、娘は二度目の兵庫遠征、今回は二泊三日の旅程。

 

む。

 

子どもの剣道の行事にはこれまでほぼずっと、一緒について回っていたので

 

何とも不思議な感じ(笑)。

 

もっと言えば、隣市の遠く離れた高校へ電車とバスを乗り継いで

 

通い始めたのも、正直心配(笑)。

 

 

しかし、そんなことを言えば、さらに遠く県外から越境して来た寮生たちは

 

もっともっと大変。

 

同級生保護者の皆さんにも、ものすごく共感する。

 

同じなのだと思う。

 

子どもたちの佇まいを見れば分かる。

 

我が家と同じ。

 

どれだけの時間を一緒に、過ごされて来たのだろう。

 

きっとあった。

 

その子たちが初めて一本を取った瞬間、試合に勝った瞬間、

 

メダルや賞状を緊張しながら、嬉しそうにもらっていた瞬間。

 

剣道という、家族の共通言語。

 

我々は、いつもそこに居た。

 

正直に、我が家も一歩違えば県外剣道留学という選択があり、

 

しかし、やり残したことが多すぎる福井でと、最終決断。

 

だから、男子も女子も、県外から来ている越境組の覚悟を思う。

 

当然、まだ挨拶を交わした程度の間柄ですが、そのそれぞれの保護者の

 

皆さんの想いを思う。

 

福井は田舎なので、越境組がなんとなく冷たい目で見られるのも知っている。

 

大会となれば、地元びいきがあるのは感情的に当然。

 

それはどんな競技でも同じだと思う。

 

でも、何年も出入りさせて頂いていて感じるのですが、その子たちが

 

「勝ち易いから」という理由で福井を選んで来ているというのは、ちょっと違う。

 

ひとえに繋がりのある指導者がいて、好きな剣道に集中出来る環境が、

 

その先の進路を含めてそこにあるから。

 

強い子が、実績がある子が来ることは当然ありますが、

 

それだけではない子も剣道部は広く受け入れています。

 

そういう場所に来て、本人がどのように志を持ち、成長して行けるのか。

 

現に娘の直近の女子の先輩Tさんは、初心者で高校剣道に飛び込み、

 

3年間必死に頑張り、卒業。

 

娘の制服はお願いして、そのTさんに譲って頂いた。

 

尊敬をもって。

 

だから、僕は彼ら、彼女らを応援したい。

 

最近は便利な時代、当然、身近に連絡は取り合われていると思いますが、

 

県内在住保護者として出来ることは必ず、お手伝いさせて頂きたい。

 

いつかの、少年少女剣士を持つ同じ親として。

 

 

 

さあ、遠くの空、今日は練成会、明日は試合のそのパターンらしい(笑)。

 

たくさんたくさん、元気出して行こう!

 

みんな頑張れ!

 

 

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(遠征先の先輩とのやりとり。本当に一緒にいないのが不思議(笑)。)

 

 

 

hiratapapa