銀のしずく（ニシン）釣る釣る！！(ﾟ∀ﾟ)ノ

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蒼く広がる大海原を、白い三角の帆を立てた小舟（打瀬船）がゆらゆらと進む。

「北海シマエビ」漁だ。
(ﾟ∀ﾟ)ノ

野付湾の秋の風物詩でもあるこの漁は、明治時代から続く帆船を使用して行われる。

水深１～３ｍ

浅すぎる瀬では、スクリューのついた船では、水の下のエビのすみかを傷つけてしまう。このため、今も帆船を使用して行われるのだ。
その場限りではなく、永く資源を大切にしたいという素敵な漁である。
(｀・ω・´)

北海道を代表する味覚の一つ。「北海シマエビ」を、ぜひ一度ご賞味いただきたいと思う紳士だ。
(｀・ω・´)価格はそこそこするが、それに見合う価値は絶対にあると思う紳士だ。

そんな光景を左側に見つめ、たどり着いた辺境。

そこには、黄金色に染まる湿原が広がっていた。

紳士はこの光景が大好きだ。
(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ

道東ならではの美しさ。何もない。それがひたすらに美しい。

札幌の中心のビル群の中働く毎日で疲弊した心が、嘘のように癒されていく。

エゾシカの美しさは、こうした光景で最も活きる。個人的にはエゾシカを撮るなら、知床ではなく「湿原限定」である。
(｀・ω・´)

立派である(｀・ω・´)
「チーム監督」（注：妻）も、たまに角を出すが、このような立派さにはかなわない。
(´・ω・｀)

あぁ・・・紳士もできれば、あのツノが欲しい。
頭から生えた巨大なツノで、巨大なモチやまんじゅうの類を突き刺してみたいのだ。
(｀・ω・´)
きっと「むにゅっ」とするに違いない。
そんな触感が多分絶対好きだ。

おっと、そんな事を妄想するために、この地に来たわけではない。
(｀・ω・´)
紳士は夜釣りの偵察に来たのだ。

そう、ニシンである！！
(ﾟ∀ﾟ)ノ

夕マズメに「ねこと７０代釣りガールのいる漁港」にたどり着く紳士。
(｀・ω・´)

館長との夜釣りバトルの前に、事前情報を仕入れておき優位に立とう。
そんな心の広い紳士を育ててくれたのは、この道東の大自然である。
(｀・ω・´)

この漁港には、「のらねこ」が数匹居座っており、地元釣り人と「ねこ」が織りなす一大絵巻を形成するのだ。
(｀・ω・´)あらかわいい。

釣り人達から魚をもらっているのであろうか？

こころなしか皆栄養状態がよさそうだ
(ﾟ∀ﾟ)ノよし、ねこを揉みこんでやろう。

にしんそっちのけで、ねこを撫でまくる紳士。
(｀・ω・´)

ふむ。たまらぬす。

しかし、こうしてはおれん。
すたすたと漁港の核心部に歩みを進める紳士。
(｀・ω・´)

ひゃっはぅ！！(ﾟ∀ﾟ)ノＮＩＳＨＩＮだＹＯ！！

何を隠そう、紳士は無類のニシン（鰊）好きである。
いや、むしろニシン・ジャンキーと言ったほうが正しいかもしれない。
かつては、ニシンと言えば「骨がうるさい魚」なイメージがあり、それほど好きではなかったのだが、釣りたてのニシンは、正直店頭に売っているニシンとは全くの別物である。

まさに、神から授けられたアーティファクト。極限の美味と言っても過言ではない。
甘くとろける舌触りの刺身を一度口にすれば、日常生活での雑多な喜びなど、一挙に無味乾燥な物に思えてしまう。

ニシンに憑りつかれ、人生を踏み外した人ももしかしたらいるかもしれない。いや、むしろ一国の命運を左右するくらいの魅力は間違いなくある。
最近の某国のミサイル連発は、もしかしたらニシンを狙っての行為なのかもしれない。
(((((((( ；ﾟДﾟ))))))))いや、それはないか。

平均年齢７０歳オーバーとも言えるこの釣りを愛する紳士は、既に精神的おじいちゃんであるとも言えよう。

(｀・ω・´)

この時期道東で釣れるニシンは、「数の子」こそ入っていないものの、脂が乗っており超絶美味なのである。
(｀・ω・´)

食べる事だけを考えれば、もしかしたらサケよりも好きかもしれない。