ラスト・モフモフ~エゾフクロウ幼鳥撮影終了!!(゚∀゚)ノ
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もふもふを追い続けた日々が終わる。
この被写体は、僕にとって特別で、かけがえの無い存在である。
(´・ω・`)
今年は、期せずして巣立ち~狩り練習時期までを見ることができた。
継続的に観察できたことで、理解は深まる。エゾフクロウのモフモフなあの縦にしましまな羽毛は、写真のように首のあたりから生えてくるというのも分かった。
真っ白だった羽毛が、徐々に成鳥になりかけている。
目的は達成された。
バーダーが良く言う、「見守る」などという美化した言葉は使いたくない。紳士が何度もブログに書いてきているように、自分の存在は野鳥にとってストレス要素であり、少なからず野生生物にストレスを与えている。
野生動物カメラマンとは、自己矛盾と折り合いをつけながら、葛藤する。そういう趣味である。自分が同種でない以上、「分かり合えた」というのは一種幻想であり、思い込みにも等しい(ただ、それを置いても、そう思いたくなる瞬間は確実に存在するのだが)。
紳士は自分の撮影時間を45分以下と決めている。だが、仮に10時間粘っているカメラマンと、程度問題を語ったところで、その議論は被害者である当事者不在であり、本質的に不毛だ。
だが、紳士の考えは、異論がある人もいるかもしれないが、野生動物に与えるストレス(もしくは悪影響)は時間に比例すると考えている。
論拠は何かと問われれば、自分だ。
長時間「嫌だ」と思う人物といるのは耐えられないが、短時間であれば、まだ耐えられる。
寿命は別にして、地球上で同じ1日というサイクルを過ごす生き物の範疇では、24時間は公平だ。
人間と野生生物の感覚を同一に考えるのはおかしいとも考える人もいるかもしれないが、おかしいと考える人も、決定的に何がおかしいのかを証明することはできない。そういうものである。
ただ、人間は面白いもので、愛する対象への愛が深ければ深いほど、「こうでなければならない」という原理主義的な考えを募らせ、他人にもそれを要求するようになる。そうしたバーダーに会ったことのあるカメラマンは多いだろう。
一方で、「4羽並びを撮るまで帰らない!!」と自分の欲望に対して忠実に粘り続けるカメラマンも存在する。
気づいたのは、野生動物カメラマンとは、野生生物と対峙すると同時に、他のカメラマンの向き合い方とも対峙しなければならない。
人の心はまだら模様。それを許容できるようになった現在、紳士は割とゆるく生きていけている。
(´・ω・`)
紳士が観察してきた限り、なんとなくわかったのは、エゾフクロウにも気分がある。
人間の気分が、毎日異なるように、エゾフクロウの警戒心のレベルも、毎日少しずつ異なる。
ありえないと思われる距離感を許容してくれる時と、明らかに警戒する時。自分と言う存在を認識しているのかどうかは分からない。
ただ、巣立ち後の幼鳥よりもフェアだと思うのは、彼らは現在、嫌であれば飛び去ることができる。
また、モフ度と目つきで警戒心は明らかにわかる(ふわふわな時は警戒していない)。
紳士は、エゾフクロウブログと言えば、「ねこマシーン」。そうした存在にいつかなってみせる。そう決めた。
(`・ω・´)
写真はもっと凄い人たちがいっぱいいる。だが、より生物としてのエゾフクロウの生態に入り込み、それを分かりやすく世に広めたい。
読んでもらえる記事をかける。その第一人者になりたい。
白くてまるくて、ふわふわ。
他にもかわいらしい生物や、素敵な鳥はたくさんいる。幼鳥はみんなかわいい。
だが、それを於いても、紳士は声を大にして言いたい。エゾフクロウは最高だと。
怒っている幼鳥
ぼんやりして興味深々な幼鳥
どれも、僕に見せてくれた素敵な表情たちだ。
見守る親鳥の姿も、とても美しい。その目線は、紳士を警戒している。
おかあさん。頭が丸すぎますよ。
(´・ω・`)
無邪気な表情。
なぜこれほどまでに、フクロウに魅せられるのかわからない。
でもその真っ黒で真ん丸なお目目を見たとき、紳士は吸い込まれる。
突然、1羽がバサッと大きな音を立てて枝に飛びついた。
音を立てないフクロウがたてた無造作な音に驚く。
見ると、昆虫を咥えていた。
もう、狩りをしているのだ。うれしそうに、兄弟たちに見せている。
エゾフクロウの幼鳥は、げっ歯類だけではなく、昆虫も捕食する。
たぶん「おやつ」なんだろう。
紳士的に言うと、「うまい棒」的なものに違いない。
(`・ω・´)
誇らしげに、獲物は自分自身で食べる。
分け与えたりはしない。
最終日。
幼鳥たちは、見たかった様々な姿を撮らせてくれた。
素敵なエンゼルポーズ
両足をねこのように、ちょこんとそろえた完璧なかわいらしさだ。
枝からの飛翔。
あのよちよちだった、幼鳥たちは、こんなに大きく立派に成長した。
(´;ω;`)ブワッ
堂々たる飛翔。
まだ残るあどけなさとは裏腹な、立派なフクロウの威厳を既に備えている。
ねえ、もふもふさん。
来年も、また素敵な出会いを楽しみにしている。君たちの後に続く子供達だ。
そしていつか、いつの日にか、僕に君たちの子供たちを見せて欲しい。
もしかしたら、僕は君と気づかないかもしれない。
だが、この自然の中で生き延びて、その命を紡いでいって欲しい。
約束だよ
(´;ω;`)ブワッ
ありがとうモフモフさん!!!
(゚∀゚)ノ
大好き、大大大好きです!!
■あとがき
いやはや、2018年のモフモフ(エゾフクロウ幼鳥)撮影を、これで終えます。
(`・ω・´)
読者の皆様も、今年使用した耐モフスーツはクリーニング後、たんすにしまってくだされ。
紳士の転機となるほど、充実したシーズンでした。
紳士のモフモフ愛が、少しでも読者の皆さんに伝わり、エゾフクロウの魅力を理解していただけたら幸いです。
ブロガー冥利につきます。
さあ!!今週は「ねこままん」強化週間!!
週1~2回の「ねこままん」更新が、異例のスピードで更新をする予定です!!
(゚∀゚)ノ
舞台は、誰もが大好きなあの場所、「知床」!!
鯨類、さくらの滝、シマフクロウ、そしてヒグマ!!
目標としていた被写体全ての回収を終えました!!
ヒグマ記事は、再び問題提起記事とする、ブロガーとして筆力を問われる記事となります。
(`・ω・´)紳士全開でいきますぞ!!
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