エゾフクロウ幼鳥撮影記(第2話)遠征~道東モフモフ!!(゚∀゚)ノ | ねこままんR

エゾフクロウ幼鳥撮影記(第2話)遠征~道東モフモフ!!(゚∀゚)ノ

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(`・ω・´)

 

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エゾフクロウ幼鳥の撮影とは、リーマン野生動物カメラマンにとって、時間との闘いである。

(`・ω・´)

 

許される撮影チャンスは週末のみ。だが、エゾフクロウ幼鳥の撮影の旬は、巣立ち前3日+巣立ち後1週間程度である(一部ポイントを除く)。その後は森の奥に去ってしまう。

つまり、5月3週目から6月1~2週目までは、複数のポイントの観察に週末の全てを費やす必要があるのだ。

その中でも、最高と言われる巣立ちの瞬間を見守るためには、「運」と「縁」が必要になる。

いずれにしても、週末は1日も無駄にすることはできない。

(´・ω・`)

 

だが、どうしたということだ。

紳士は、そんな大切な時に「函館山」の夜景をぼんやりと見つめていた。

(´・ω・`)

 

「函館に家族旅行に行くわよ」という、絶対的家庭内専制君主「チーム監督」の思い付きの一言に対し、喜んで運転手となることを買って出た紳士だ。

(´・ω・`)

チーム監督(妻)の言葉は絶対である。彼女が行くと言えば、紳士は行くのだ。従順な犬のように頭を垂れ、主人の意のままになる。

いぬマシーンである。

 

よく考えると、十数年ぶりの函館である。紳士は北海道中を駆け巡っているイメージがあるかもしれないが、実際は道央→道東の北海道を横断する地域(世界的には、「ねこマシーンベルト」と呼ばる)に限られている。

 

だが、マニアックな「ねこマシーン一家」は、通常の函館観光は行わない。土偶マニアの長女ちこマシーン(というか、家族全員土偶や遺跡などが大好きだ)の意向を汲んで、「貝塚」や「縄文文化交流センター」などマニアックな場所をめぐる。

 

「縄文文化センター」には、国宝と認定されている縄文土偶「カックウ」が展示されている。

 

実に素晴らしい造形である。

(`・ω・´)

 

中性的な表現、細部に至る文様。造形のバランス。どれをとってもすばらしい。

表情も面白い。会議中などに、この顔のお面をかぶってみたい紳士だ。

(´・ω・`)

そして、「君、聞いているのかね!?」と罵倒されたい。

 

ここ函館(道南)は、北海道の縄文文化でも有名な場所である。哀しすぎて写真の撮影はできなかったが、展示品の中には「子供の足型・手形」をかたどった土器がある。

年齢は大きさから様々であることから、これは親が「亡くなった子供を悼む」ための土器であったようだ。

写真すらない時代、子供の面影を残すには、土器に足型、手形を写し取ることくらいしかできなかったのだろう。

(´・ω・`)

割れた足型の土器があったようだ。だが、割れた二つのパーツは、摩耗しており、合わすことができなかったそうだ。

割れた後も、子供を偲び、大切に肌身離さず持っていたようである。

(´;ω;`)

 

分かりやすい観光はすばらしい。美味しい食べ物も良いだろう。見た目で風光明媚なところに行くのも最高だ。だが、ちょっとマニアックでも、歴史に触れることのできる施設を訪れることは、きっと心を豊かにすることができる。

そう思う紳士だ。

(`・ω・´)

 

 

翌日は、ショッピングに妻たちが行っている間、一人戦争遺産とも言える函館山軍事要塞跡「千畳敷戦闘指令所跡」を探訪する紳士だ。

(`・ω・´)

かつてブラタモリなどでも紹介されていたようだが、生憎紳士はテレビを見ないため視聴していない。

 

 

ラピュタ的なこの戦争遺産だが、ロケーションを見るに、ここにそうした指令所、砲台が設置された理由も分かる。

戦略的に函館は防衛に優れた地形を持っているように思えた。

紳士的妄想で言うと、巨大レールガンと無数の対空砲を函館山に設置して欲しいと願う紳士だ。

(`・ω・´)

 

実は、ひそかに紳士は廃墟マニアでもある。軍艦島は数度訪れ、道内の有名な廃墟などは結構な頻度で訪れている。

但し、お化け的なものに弱く、あくまで「人類の残した文明とその廃れ。そして構造物が自然に侵食される様」を好む。

 

 

翌週は運動会(北海道は6月に運動会を行う)。次女「なのマシーン」は、旗を持って応援する役割をゲットである。

(`・ω・´)

うむ。凛々しいぞ。

 

だが、一方で、こうしている間にも、「モフ」は各所で巣立ち、モフモフな姿でカメラマンを魅了している。

 

紳士の撮影スタンスは、「全てを両立する」である。家族イベントはもちろん。運動会は8時半から。日の出4時半から8時半までは撮影が可能だ。

函館旅行もそうである。出発時間までの日の出からの数時間で遠征もできる。帰ってからも遠征は可能だ。

日の出から日没まで、許された隙間時間を全て使い撮影する。

それでも見ることのできないシーンやポイントは、紳士には縁のないシーンである。

「自分が投下できる時間の全てを使い撮影する」。

これを行えば、見れないシーンも決して悔しくはない。よく、「~が見れなかった」と悔しがるカメラマンがいるが、紳士にはそれはない。

なぜなら自分が使える時間は全てモフに使っているからだ。限界まで望み、与えられるモフが、僕のモフなのである。

(`・ω・´)

 

 

KEN「いや、まじで旨いっすね!ねこさん。類似する系統のラーメンがすぐには見つかりませんね」

 

遠征途中に訪れた道東のラーメン店「ばかあたり」にて、異常なおちょぼ口でスープをすするモフ弟子KEN。その様相は、飢えた「ひょっとこ」のようである。

 

(((((((( ;゚Д゚)))))))またラーメンか!!

 

紳士のブログはラーメンブログではない。エクストリームモフモフブログである。

(`・ω・´)もぐもぐずずぅ

 

この店「ばかあたり」のラーメンは旨い。特にチャーシューの美味さは特筆すべきであろう。

 

釧路でのラーメンは細麺を主としたあっさり系が殆どだが、ここは違う。

(`・ω・´)

釧路ラーメンが心底苦手な紳士としては、この店の存在は素晴らしい。

 

ラーメンを食した後は、とあるモフ撮影ポイントに入る。

 

ここは、紳士が初めてエゾフクロウ幼鳥を撮影した道東の思い出深い場所である。

 

巣立ちは1週間と数日前。紳士の最も好きな「巣立ち後1週間程度」のモフを撮影が可能だ。

 

 

いた。モフだ。

 

巣立ちは4羽。だが、2×2に分かれている。

 

野鳥カメラマンは、「並び」を撮りたがる。そのために凄まじい時間待機したりもする。

 

だが、紳士はあまり「並び」にこだわりを持たない。

 

写真としての珍しさ、瞬間としての価値はあるのかもしれないが、それが、生態として特に素晴らしい瞬間では無い。

なので、正直あまり興味が無い。

 

それよりも、巣立ち後1週間を経た「ぎっしりとした(しっかりとした)モフモフ」に凄まじいこだわりを持つ。

(`・ω・´)

 

 

お昼寝するモフ。

 

幼鳥は良く寝る。ねずみの夢でも見ているのであろうか?

 

そして、起きると、ゆるゆると動き出す。

 

 

 

おお・・・かわゆす

(´・ω・`)

 

巣立ち直後のモフは、たよりないフワフワ感が魅力だ。

だが、1週間を経過すると、「しっかりとしたもふ」となってくる。

 

目の周りの落ちくぼんだ感じもなくなり、ぱりっととしたモフモフとなる。

紳士の超好みの時期である。

(´・ω・`)

 

紳士の好きな、上を見上げるアングル。

かわいいわー

(゚∀゚)ノ

 

もちろん、巣立ったばかりの子供たちのすぐそばには、親鳥が必ず見守っている。

 

幼鳥は、まだ幼く自ら狩りを行うことはできない。このため、親が餌を運び続け、またカラスなどの外敵に目を光らせ、追い払うのだ。

 

幼鳥もかわいらしいが、ママ・パパモフのかわいらしさもすさまじい。

(´・ω・`)

 

 

 

木の枝から覗いたりする。

(´・ω・`)はふう

 

 

なんてかわいい「しっかりしたモフ」。

 

エゾフクロウが可愛らしい理由を考えてみる。

 

大きな真っ黒な目に、黄色い嘴。そしてもふもふのフワフワ。

 

象徴的パーツがバランスよく配置されるアイコン的かわいらしさ。

 

 

どれだけ撮ってもぜんぜん飽きない。

 

新緑の美しさも相まって、この時期の撮影は生命の美しさに溢れる。

 

かわいいなあ

(´・ω・`)

 

 

目が大きいだけに、表情は様々だ。

 

そしてわかりやすい。

 

 

一度でいいから、手に持ってみたいなあ。

(´・ω・`)

 

どんなフワフワ感なんだろう?

 

巣立ち後一週間を経ると、顔の輪郭もハッキリし、飛行もかなりできるようになる。

 

木の実か君は

(´・ω・`)

 

ふと、「もふ狩り」などというレジャーを妄想をしてみる。

笠をかぶり、木にたわわに実った「もふ」を、一つ一つ丁寧に取り込み、カゴに入れていく。

かごの中には、くるくると首を回すモフが大量にうごめく。

初夏の風物詩である。やってみたいぞ。

(´・ω・`)

 

 

 

 

紳士は、撮影中よく「エゾフクロウと語る」。

 

それは、それだけ言うとちょっとヤバい人のように思えるのかもしれないが、声に出さずとも「語る」ことを必ずする。

 

他の鳥には感じない「知性」的なものを感じるのは紳士だけだろうか?

 

古来から、人はフクロウに魅せられてきた。大昔から、人は一定の興味と感心と畏敬の念を持ってフクロウを見続けてきた。

 

僕が思うに、フクロウも人を避けて過ごしては来なかった。意外なほどフクロウは人の生活範囲のそばにいる。

それは、人の生活圏内には餌となる齧歯類が住みやすいという理由もあるのかもしれない。

 

なんとも不思議な距離感を持った関係性があると思ってならない。

 

近すぎず、遠すぎず。

 

フランスのショーヴェ洞窟には、3万2000年前の、ネアンデルタール人が描いたフクロウの姿が残されている。

 

そんな昔から、フクロウに魅せられた人はいたのだ。

 

 

 

それから、3万2000年後の僕もまた、同様にフクロウに魅せられている。

 

バーダーの被写体は多岐にわたると思われるが、ことフクロウについての熱量は、カメラマンの行動を見る限り、明らかに他の被写体を凌ぐと思えてならない。

 

そして、北海道はこのエゾフクロウ、シマフクロウと言った魅力的な「モフ」が生息する素晴らしい大地である。

(´・ω・`)

 

 

新緑の中で呼吸する新たな生命に、心奪われる。

 

心が動くたびに、なぜかシャッターを押してしまう。そんなに撮っても同じ絵だよう

(´・ω・`)とも思うのだが、なぜか止められない。

 

 

 

いやはや、エゾフクロウ最高です!!

もふもふです!!

(゚∀゚)ノ

 

■あとがき

さて、次回3~4話(連続2話分割となる予定)をお楽しみに!!(゚∀゚)ノ

紳士が巣立ちの瞬間を狙います!!動画も多数!!

継続撮影3週間。ドキュメンタリー&エッセイとして、読者の皆さんにも一緒に楽しんでもらえたらです~。

狩猟学習期の撮影まで、現在ちょっと体を休めています~

(゚∀゚)ノ

 

モフ撮影は楽しいですが、昨今ヒグマ出没が頻発しています。ヒグマには十分注意してくだされ!

装備をしっかりとして、森に入りましょうです~。

(´・ω・`)

 

■あとがきプラス

 

 

目を覆う酷評の数々。ですが、発売から相当の年月を経て、現在は神ゲーにアップデートしてきました。

発売当初の酷評が相対での評価を引き下げていますが、現在はかなり素晴らしい作品に仕上がっています。

これも「今どき」な作品なのかもしれません。現在のゲームは、ネットワークを通じたアップデートの繰り返しで、完成度を発売時から全くの別物にすることができます。

車の造形、挙動、ライティングはもとより、魅せ方が相変わらず最高。

現在は、かなり安価に手に入れることができます。

モータースポーツを愛する人が、これを未プレイはもったいない!!

(゚∀゚)ノ

 

万引き家族 万引き家族
 
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大好きな是枝監督の作品です!!

(゚∀゚)ノ有名すぎて、既に視聴済みの方も多いでしょう。

ですが、本当に凄い。得意の日本の貧困層にフォーカスした作品でありながら、闇だけでは終わらない。

そして、日本が生んだ天才、安藤サクラの尋常ではない演技力!!

あの涙のシーンは誰がまねできるのか?鳥肌が立ちます。

(´・ω・`)

リリーリリーフランキーも紳士だいすき(゚∀゚)ノ

絶賛オススメです!!

 

 

 

いや久しぶりにサイバーパンクを再認識してみたいとkindleで購入。

難解なウィリアム・ギブソンの作品の中では、とても読みやすいオムニバス作品。

(゚∀゚)ノ

紳士は、サイバーパンク(わかりやすいのは、映画ブレードランナー)などの世界観に死ぬほど傾倒した世代です。

今でもコードで脳に直接ネットワークに接続しつつ、ドラッグをキメて仕事してたいとか、謎の願望がありまする。

(´・ω・`)

SFファンは是非!!

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(`・ω・´)

 

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