羅臼ラスト・サケ・ソング(゚∀゚)ノ | ねこままんR

羅臼ラスト・サケ・ソング(゚∀゚)ノ

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AM3:00、10月とはいえ既に凍えるような寒さの中、河口に降りると、既に多数の釣り人達が河口でサケを狙っていた。

 

日の出はAM5:00頃。まだ2時間もある。

 

この暗さの中で釣れるのか?と言われれば、釣れる。

 

但し、この時間に釣れるのは、河口からの流れ込み部分(流芯)部分に限られる。河口全体にサケが周り始めるのは、日の出以降だ。

 

 

「またかよ!!じじい!!」

 

罵声が飛ぶ。浮きルアー釣りでは、皆が密集して釣りをするため、ある程度周囲のタイミングに合わせ、河口の水の流れに沿った投げ込みが必要となる。

だが、この河口付近では、対岸から斜めに投げる人や、思い切り被せて巻き取るといった「マイペース番長」な老人が多数存在する無法地帯である。

(´・ω・`)

 

多数の釣り人のルアーを絡めとる恐るべき「スパイダー」(紳士が名付けた)達の存在は、この時期最も警戒しなければいけない。

一度絡めとられると、複数名が複雑に絡まったラインを解くのは至難の技である。

岸に上がり解くと、10分以上はかかるし、その間に自分の釣り場所には誰かが入っていく。当然チャンスも逃す。

これは中々のストレスである。

(´・ω・`)

 

2日目の朝マズメは、オス1匹の釣果で終わってしまった。

 

現在のところ釣果はオス2匹。

(´・ω・`)

 

どれもとてもキレイなサケだけに、それはそれでうれしいのだが、紳士は「いくら狩り」に来ている。

 

感触を楽しむ時期はとうの昔に終わった。本日は最終日である。

今日は、なんとしてでも、メスサケを釣らねばならない

(`・ω・´)

 

 

暗闇の中で2時間。スパイダーの猛攻に耐え切ると、日が昇り始めた。サケ釣りにおけるゴールデンタイムの始まりである。

 

波は少しある。寒い。気温は3度ぐらいであろうか?吹き付ける風と冷たい海水が、手足から感覚を奪っていく。

 

幾重にも折り重なり押し寄せる波は、時としてウェーダーの胸元まで叩き砕け散る。その中で仁王立ちになって投げ込み、巻き取るという無限のルーティンを繰り返していくのだ。

(`・ω・´)

 

そして次に投げ込んだ瞬間、ググッと竿先を引き込まれる感触。瞬間的に合わせを入れ、ロッドを振り上げる。確かな重みが右手に乗る。

 

(´・ω・`)オスである。

 

これまた、この時期にしては綺麗なオスなのだが、如何せん紳士の荒ぶる漢気に引き寄せられる男子サケの多い事よ。

(´・ω・`)

 

その後、1匹のCブナもオス。さらに1匹のスレがかり(口で食ったのではなく、ヒレや体に針が引っかかって釣れる意味。地獄のように大変なファイトとなる)もブナオス。

これら2匹は、食べる気にならないため、すぐに海にお帰りいただく。

(´・ω・`)痛くしてごめんね。

 

まるで漢(おとこ)祭りである。抗らう事のできないオスの大いなるうねりは、紳士を取り囲みつつ、オス地獄へ引きずり込んでいく。

この河口の下は、裸でふんどし一丁の男たちが汗しながら神輿を担ぐような状態になっているのではないか?

そんな疑念が首をもたげてくる。

((((;゚Д゚))))

 

まるで選んで釣っているかのように、オスばかりが釣れる

周囲はその限りではないことから、紳士の「何か」がおかしいのだ。館長も父マシーンもメスが良く釣れる。

 

だが、小型ピンクのタコベイトは館長2018スペシャル(2019モデルは、紳士ではなく父マシーンに配備される)であり、ルアーはミラーブルー。巻きのスピードは限りなく遅くし、エサもメス好みと言われる事は全て行っている。

実際、過去はメス率が高く、年間釣果の9割がメスだったこともある程なのだ。

(´・ω・`)

後で館長に言われた事は、ラインを交換した時期と、紳士がオスばかり釣るようになった時期が一致しているらしい。

 

確かに、その時期からオスばかりが釣れるようになった。やや癖のあるラインであり、無意識にロッドを上げ気味にしてしていると言われれば、そうかもしれない。

(´・ω・`)来年は、このラインを使用するのを止めよう。

 

 

さて、もどろうとして、河口を見ると紳士のいた場所は釣り人が入り埋まっている

 

若手遠征組などの人は、ここで「ここ、僕の居た場所なんですけど」などと言ったりするのだが、それは羅臼の釣りにおいて極めて恥ずかしい行為である。むしろ、「僕は札幌から来た遠征組の初心者です」と言っているに等しい。

イキって怒鳴り声をあげるのも、自らの低能ぶりを披露しているのと変わりない。

羅臼河口における「場所」とは、非常に緩やかで流動的なものなのだ。

(´・ω・`)

 

人と人との隙間は、2cmあれば入れる

(`・ω・´)

紳士的には、この状況は「スカスカ」であり、あらゆる所に自在に入り込めると言ってよい。

今回は特別に、そのテクニックを披露しようではないか!

 

河口に近づき、見知った顔を探す。

(`・ω・´)

 

そして「よう!!どうだ?調子は?( ゚д゚)」などと後方から語り掛け、左右の釣り人に「明らかに地元風」な香りを漂わせる。

 

「そうかそうか、ダメだなぁ~今日も(´・ω・`)」

 

等と言いながら、次の瞬間さりげなく、だが鋭く肘を45度の角度で隙間に入れ込み半身を滑り込ませる

 

 

肘が入った瞬間、もうこちらのものである。間髪いれずルアーを投げ込む

(`・ω・´)

 

 

そして「あそこの河口は、昨日何本か上がったみたいだぞ( ゚д゚)あ、ちょっとごめんね。いや、しかしどこもダメだわ~」などと言いながら、体をすっぽりと隙間にねじ込んでいく。

 

(`・ω・´)

これぞ、初公開羅臼U川河口所属、正統派老人伊藤さん直伝による「羅臼流パーフェクト老人割り込み」の極意である!!

 

多分に含む図々しさと厚かましさ、それでいて悪意のない感じ。もぐりこむ際には、こうした日常に馴れていない遠征組と一目でわかる人々の横は避けるべきであろう。

汚いカッパなどを着たおじいちゃん(マズメが終わるとすぐ帰る)などとは、日頃からコミュニケーションを取っておく事が肝要である。

 

と、解説をしたところで、再びアタリ。

(`・ω・´)

 

二度鋭くフッキングを入れ、釣果を確実なものにする紳士。

今度こそメスよ来い!!

 

 

 

( ゚д゚)・・・・・

 

でっかいおす・・・・ラグビー部の部員、もしくは屈強なガテン系おっさんに告白されしてしまったかのような、極めて微妙な心境が繊細な紳士の心をかすめていく。

 

 

 

( ゚д゚)・・・・・・あ・・・

 

 

秋サケ男子高等学校、校歌(兼応援歌)斉唱!!!

(`・ω・´)

 

注)ついに秋サケ男子高等学校校歌の音源が初公開!!さぁ、みんな一緒に歌おう!!

「もふもふもふも」に続く、天才紳士の紡ぎだすメロディに酔いしれろ!!

(`・ω・´)



 

 

■秋サケ男子高等学校校歌(兼応援歌)

作詞:ねこマシーン

作曲:ねこマシーン

 

押忍(オス)!!押忍(オス)!!押忍(オス)!!押忍(オス)!!

 

波を超え~網を超え~

 

ゆくぞ~我らの河口~

 

たくまし~い脂びれ たなび~か~せ~

 

雄々しいくちばしと~抱く大志と白子~

 

遡上!!遡上!!遡上!!

 

嗚呼~秋サケ~秋サケ男子校~

 

 

注)左手は腰の位置。右手は強く握り、右上方から左下方へ何度も振りかざしながら男らしく歌おう!!

オスばかり釣れた時は歌うといいよ(゚∀゚)ノ

さぁ、もっと大きな声で!!元気よく!!

 

【秋サケ男子高等学校 連絡欄】

今年度の秋サケ男子高等学校同窓会は、11月にオンネベツ河口左岸で開催されます。

卒業生は、河口から卒業年次順で一列に整列願います。

ドレスコードは厳守。在校生、卒業生ともに学校指定のカッパ、ウェーダーを着用願います。

 

 

勇壮かつ悲哀に満ち溢れた男たちの歌声は、潮風に乗って遥か彼方のカムチャッカ半島まで飛んでゆく。

 

 

館長は、暗い間に4本程釣り上げ、やる気を失ったミイラの如く眠りについていた。

 

館長「もう帰るから、あんたたちがんばりなさーい」

 

(´・ω・`)まて。何故2本ロッドを持っている。

 

さり気なく俺のロッドを持っていくな。まったく油断のならない老人である。

((((;゚Д゚))))

 

ちなみに、羅臼に限らず、サケ釣りでは比較的頻繁に盗難が発生する(暗い時間などは特に)。サケなどの釣果もメスサケの場合は盗難に合う可能性があるため、気を付けたほうが良いだろう。定期的に目視確認をするか、鈴などをつけておくと良いかもしれない。

(`・ω・´)

 

 

父マシーンは、昨日に引き続きメスサケ1匹を釣り上げ、累計釣果はオス1、メス2となって満足そう。

 

 

2019年のサケ釣りが終わる。

(´・ω・`)

 

思うのだが、おそらく紳士がかつての熱量でサケ釣りに向き合うことは無いだろう。毎朝2時起きで河口や漁港に通い詰めた紳士は、もう戻ってこない。

 

サケ釣りを始めて7年目。自分でも、もうそんなに時間が経ったのかと驚く。多分もうある程度満足してしまったのだ。

 

だけども、やはりサケ釣りは北海道を代表的な釣りである。止めることもまた無い。

 

 

今回の釣果は3日間で7本(うち2本リリース、5本キープ)。紳士にとっては十分である。

(゚∀゚)ノ

 

え?メスサケ?

(´・ω・`)

 

なんとか1本だけ釣れた。

(゚∀゚)ノ

 

今年はなんだかキレイな魚が多かったなぁ

 

来年も、また羅臼の海の香りを嗅ぎに来るね。

 

最近は、止別が釣り禁止になって以降、「釣れるから来る」という遠征組も多い。だけど、今は言われているほど釣れるわけじゃないし、釣果イメージは日本海と同じくらいじゃないか?とも思う。

だが、釣果よりも、何より紳士にとっては「羅臼」で釣りをすることに意義を感じる。ここが、釣り人として育ててくれた海だからだ。

釣り人としての紳士は、釧路で生まれ、羅臼で育った。いわば故郷である。「遠征」ではなく「帰省」なのだ。

 

だから、また来年も国後島を眺めながら、朝焼けに染まる丸い大空の下でロッドを振るだろう。

(`・ω・´)

 

 

いやはや、羅臼最高です!!

2019年のサケ釣り、最高でした!!

(゚∀゚)ノ

 

■あとがき

いやはや、今年は1回の釣行でサケ釣りを終了します~(゚∀゚)ノ

たのしかた!!

もう十分。現在はマメイカにターゲットを移行中です!

 

最近Twitterでは、釣り実況やモフ撮実況も行っているよ(゚∀゚)ノ

従来のあとがきが、Twitterに移行した感じです~。

 

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