続・ホッキ貝が大変なことに！！(ﾟ∀ﾟ)ノ
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またである
(´・ω・｀)
お歳暮シーズンを迎え、紳士の部署には再び「ホッキ貝」が大量に届いた。それも無暗に新鮮である。
(´・ω・｀)
昨年も書いたのだが、こういった「生体」をお歳暮にする事は厳に慎んでほしい。
(｀・ω・´)
それは、エビなどでも同様である。ましてや昨今話題の昆虫食食材などを送るのは絶対にダメだ。
こと現代に生きる人々は「生体」に弱い。生きているものを食べるという行為に「気持ち悪い」という感情を抱いてしまいがちである。
(´・ω・｀)
これは、日々生き物の命を奪い食べる「釣り人」には、馴染みのない感覚であろう。
一般人は、金と引き換えに生き物の命を奪うという行為の罪悪感を薄めて生きているのだ。
部署内では、早くも持参する勇者を求め、生産性の低い「押し付け合い」が始まっていた。
紳士は２個ほど持って帰ることにした。
(´・ω・｀)
もっと多くもらっても良いのだが、「食いしん坊さん」と思われるリスクを全力で回避するためである。
それに「命を奪い生きる」という行為を少しでも多くの人に実感してもらいたい。
罪悪感と裏腹の美味を体験して欲しいのだ。命を奪い、食った食材なのに、とてつもなく美味いと感じる。
その受け入れがたい罪深さを人間はもっと知るべきだ。
他にも送られてきた無数のコロッケ等とともに、ホッキ貝を所有して家路につく。
紳士はハムや、数の子、刺身などが良いなぁ
(´・ω・｀)
紳士の左腕には、ホッキ貝がまんじりともせずぶら下がっている。
誰も紳士がホッキ貝を所有し、ましてやそれを搬送しているなど思いもしないだろう。
(｀・ω・´)
飲み会後の駅のホームは、遅い時間にもかかわらず、いつにない喧騒につつまれている。
忘年会シーズン真っ盛りである。
ある者は、その余韻にひたり、またある者は、飲みすぎた己を呪いながら、各々の家路につく。
だが、誰一人、紳士のホッキ貝に気づくものはいない。
(｀・ω・´)
ふふ、とほくそ笑みながらそんな人々の傍らをすり抜け、歩みを進める紳士。
紙袋に入ったホッキ貝を見るたびに、幾分私の気分は緩み、私はホームの上で非常に幸福であった。
列車を待つ列に並ぶ。私はホッキ貝を思い出し、軽く握りしめてみた。私にまた先ほどの軽やかな昂奮が戻ってきた。
(´・ω・｀)
「おや、ホッキ貝を持っているね」
「あら、ホッキ貝を忍ばせていますわ」
そんな気の利いた言葉を思うすべもなく、人々はただ各々の人生のくだらない一ページをめくっているにすぎない。
私のホッキ貝は、カーンと冴えわたった茶褐色の色彩を、その紙袋の中に潜ませているだけである。
(´・ω・｀)
翌朝、再びホッキ貝の使用方法について想いを馳せてみる。
(´・ω・｀)
思うのだ。ホッキ貝とは、ただ食われるためだけに生きてきたのだろうか？と
(´・ω・｀)
否、そうではないはずだ。
ホッキ貝はそれを望んでいたのではないかもしれない。誰かに「こうあって欲しいと思う」、「こうでいて欲しい」それは、人間が思いがちな利己的な考えの押し付けに過ぎない。
本人は、全く別の事を望んでいるかもしれないのだ。
クリスマスツリーにディスプレイしてみる。
きらびやかな装飾が施された中にあって、ホッキ貝はひたすらに穏やかな存在をアピールる。主張しすぎず、貝のように口を閉ざして。
もしサンタさんがこれを見つければ、度肝を抜かれ、すべてのプレゼントを置き忘れていくかもしれない。
(´・ω・｀)それが全部紳士のものになる。くくく。
メリー・クリスマス
(｀・ω・´)
私はそっと口の中でそうつぶやいた。
マイカーのインパネ周りにももってこいであろう。
(｀・ω・´)
さり気なく置かれたホッキ貝は、車内の格調を一段と高めてくれる。
芳香剤にも思える自然なデザインが冴えわたる。
さわやかな潮風を乗せて運ばれてくる空気は、貴方の車内を一層非日常な世界にいざなってくれるかもしれない。
トイレの小窓など、ちょっとだけオシャレで癒しなアイテムとして使用するも良いかもしれない。
(´・ω・｀)
あまりにもさり気ないその姿は、美しいあなたの受け入れがたい行為を幾分和らげてくれるに違いない。
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だがだ。
(｀・ω・´)
全国６万５０００人の読者が求める活用方法は、こうではないだろう。
(｀・ω・´)
分かっている、分かっているぞ君達。
ホッキ貝飛行タイプである！！
(ﾟ∀ﾟ)ノ
生来の空力的優位性を活かした、空戦用ホッキ貝。
超かっこいい。空母から離陸するホッキ貝（注：背景は夕焼け）。
ヤバすぎる男のロマンの体現である。
だが、それだけではない。
(｀・ω・´)
陸戦格闘用ホッキ貝である！！
(ﾟ∀ﾟ)ノ
※2019年、NATO軍ホッキ部隊に実戦配備された、ホッキ貝用格闘戦モジュールTYPE－Ⅱを実装。
重火器を用いるのみが、陸戦型の強みではない。
やはり、最後は格闘戦。白兵戦を想定したホッキ貝を用意しておく必要がある。
みよ、この勇ましい出で立ち。
両マニュピレーターのたくましい造形が、ホッキ貝と意外なほどマッチする。
実戦投入してみる。
(｀・ω・´)
飼い主の横暴に、無限大の？？？を頭部に出しつつ、戸惑いを隠せないモップ氏。
絵的にかなり良い。
さぁ、戦え！！
(｀・ω・´)己が軛を解き放ち、本能の赴くままに戦うのだ！
あれ？戦わないのか！！
((((；ﾟДﾟ))))
いやはや、ホッキ貝最高です！！
(ﾟ∀ﾟ)ノ
■あとがき
いやはや、次回で年内ラストと宣言していましたが、期せずしてホッキ貝が手に入ったので、１年越の続編作成です！！
まさかのシリーズ化！！
(ﾟ∀ﾟ)ノ
コアなねこままんファンは、きっとこういう作風が大好きだと思っていまする～
(ﾟ∀ﾟ)ノ
ここ数年は、撮影であったり、マジメ系であったり、感動系を含めたエッセイ風記事などを多く作成していますが、実はオフシーズンこそが、紳士の真骨頂を見せれるのでは？と思ってきました。
(´・ω・｀)なんやねんそれ
序盤は、紳士の大好きな「梶井基次郎」作、「檸檬」をフィーチャーした作風に仕上げていまする～
紳士も既に４６歳。かつてと同じようにアホな記事ばかりを書くことはできませぬが、笑ってもらえたらうれしいなぁ
(ﾟ∀ﾟ)ノ
次回こそ、紳士年内ラスト記事、紳士インタビューを作成予定です！！
紳士がこの１年間を総括！！
(ﾟ∀ﾟ)ノお楽しみに！！
■あとがきプラス
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月下の夜想曲などで知られる天才IGA氏が帰ってきた！！(ﾟ∀ﾟ)ノ
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評価を見てもそれは一目瞭然！！世界中のファンから絶賛されていますが、資金難なのかプロデュースが上手くいっていなく
あまり知られていませぬ(´・ω・｀)もったいない。
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発売までかなり紆余曲折あった作品だけに、超楽しみです～時代は１９８０年代。
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アマゾンプライムビデオで無料です。
１９４５年、終戦後、ナチス・ドイツ占領から解放されたデンマークが舞台
ドイツ軍が海岸線に埋めた無数の地雷を除去するのは、捕虜となったドイツ軍少年兵達
ナチスを憎んでいたデンマーク軍のラムスン軍曹が隊を率います。
少年兵をも憎んでいた軍曹は、少年兵と次第に心を通わし・・・
涙なくして見れない傑作です。(´；ω；｀)
紳士は、よく軍事的な事を書きますし、実際好きです。
ですが、反戦派であるという基本は変わりませぬ。
地雷問題は、現在もなお世界中の人々を苦しめていまする。
クソみたいな武器(´；ω；｀)
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