成城学園前・喜多見・狛江 肩こり、腰痛、筋膜のバランスを整える柿沼指圧整体院

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こんにちは!

成城学園前・喜多見・狛江エリアで唯一の筋膜調整セラピスト、柿沼秀樹です。

今回のテーマは、「こむら返り」。



サッカー選手が足がつってトレーナーやチームメイトに伸ばしてもらっているシーンは見たことがありますよね。

一般の人はそこまで身体を酷使することはないでしょうが、寝ている時に足がつって痛みで目が覚めることはありませんか?




健康な人でもいつもより筋肉に負担がかかっていると、つってしまうものです。

しかし、これが週に2回も3回も起こるとなると注意が必要です。



中高年になると足がつりやすくなり、「毎晩、足がつる」方も少なくありません。

痛みで目が覚めてしまうので、十分な睡眠が取れずに「睡眠障害」に苦しむ方もいます。



ここでは、「こむら返り」の画期的な治療法を改善例と共にご紹介いたします。



なぜ足がつるのか?

実は、そのメカニズムは詳しくは分かっていません。

病気などが原因になることもあります。

でも、そういった特定の病気がない場合は、「電解質異常(ミネラルのバランスが乱れている状態)」が一番の要因と考えられています。



「電解質」とは、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどの血液中にあるミネラルイオンのこと。

これらのミネラルは、筋肉や神経の動きを調整しているので、なんらかの原因でミネラルバランスが乱れると、筋肉の異常興奮(痙攣)が起こるのではないかと推測されています。

例えば、カルシウムの濃度が高くなると筋肉が収縮するようになっているので、ミネラルバランスが乱れて濃度の調節がうまくいかないと足がつりやすくなります。


足がつるのは眠っている時が多くありませんか?

おそらく、日中に活動している時よりも睡眠中に足がつって目が覚めることの方が多いですよね。

その理由を考えてみましょう。

先ほど、ミネラルバランスの乱れが関わっていると言いました。

私たちは眠っている時、かなりの汗をかいています。

言ってみれば、脱水症状です。

体液が濃くなっています。

ということは、ミネラルバランスも乱れやすい状態です。

さらに、眠っている間は心拍数も低下するし、体をあまり動かさないので、血流が悪くなっています。

こういった条件が重なっている時に、足を動かして筋肉に刺激が入ると「足がつる」のです。

中高年になると、筋肉量が減ってしまうので、ますます血行が悪くなりやすく「こむら返り」のリスクが高くなってしまいます。


こむら返りの予防策
以上のことをふまえて、こむら返りを予防する対策を考えていきましょう。

足がつる原因は

1.電解質異常(ミネラルバランスの乱れ)
2.脱水
3.血流不足
4.筋肉量低下

でしたね。



1.電解質異常(ミネラルバランスの乱れ)については、バランスの良い食事をすることが必要ですね。



2.脱水は、とにもかくにも水分補給です。

体液が濃くなってしまうと良いことは何もないです。

脳梗塞のリスクも高くなりますから、日ごろから水分をたくさん摂るように心がけましょう。

僕は1日2ℓを目標にして水分補給してます。



3.血行不良と4.筋肉量の低下は身体を動かすことに尽きると思います。

積極的に体を動かして筋肉を使うことが重要です。



これらの対策だけでは、毎日のようにくり返すこむら返りは改善されません。

では、どうすればいいのでしょうか?


くり返すこむら返りを改善する治療法

毎日のようにくり返す「こむら返り」には、筋膜への施術がとても効果を発揮します。

その理由をごく簡単に解説しますね。



筋膜には痛みや温度などを感じるセンサーがたくさんあります。

そのセンサーの一つに「筋紡錘(きんぼうすい)」というのがあります。


画像引用元:人体の正常構造と機能 日本医事新報社

これが「筋紡錘(きんぼうすい)」の模式図です。

筋紡錘(きんぼうすい)の働きは、筋肉が過剰に伸ばされて切れたりしないようにすることです。

筋肉が伸ばされると、筋紡錘(きんぼうすい)も伸ばされます。

筋紡錘(きんぼうすい)がある程度伸ばされると興奮して「これ以上伸ばされると筋肉が傷つきよ」というメッセージを神経線維に伝えます。

そのメッセージを受け取った神経が筋肉が切れたりしないように「収縮しなさい」と筋肉に指令を出します。

これを受けて筋肉が収縮します。

その結果、筋肉は過剰に伸ばされることから解放されるのです。



これは筋肉の線維が傷つかないようにする大切な働きです。

ところが、この筋紡錘(きんぼうすい)の働きが仇(あだ)になることがあります。



筋紡錘(きんぼうすい)は筋膜、正確には「筋周膜(きんしゅうまく)」の中にあります。

筋膜が固くなってしまうと、筋紡錘(きんぼうすい)が常に伸ばされているような状態になります。

つまり、筋紡錘(きんぼうすい)が興奮しやすい状態です。

筋紡錘(きんぼうすい)が興奮すると、筋肉が切れたりしないように収縮しますよね。

この現象が「足がつる」原因になります。



すごーく簡単にまとめると、

筋膜が固くなると、足がつりやすくなるのです。

なので、足がつりやすい人は筋膜の固さをほぐしてやらないといけません。



ところが、固くなった筋膜はストレッチやマッサージではほぐれません。

筋膜へ直接働きかけないとダメなんです。



そして、筋膜をしっかりほぐすには筋膜の専門的な知識と技術が必要になります。



当院では、筋膜へ直接アプローチする施術を行っていて、たくさんの「足がつりやすい」方々が改善されるのをみてきました。

「足がつりやすい」症状には、筋膜への施術がとても効果があります。

足がつりやすかったHMさんの場合(40代 男性)

神経の病気を患ってから足がつりやすくなってしまったというHMさんの症例

以下、HMさんのお話

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4年ほど前に神経の病気にかかってしまい、足の神経が障害を受けました。

それ以来、電撃痛という激しい痛みと毎日のようにくり返す「こむら返り」に悩まされています。

病院では、電撃痛も足がつるのも神経が障害されているのが原因だと言われています。

特に治療法はなく、痛み止めの薬をもらっています。

足の感覚も鈍くなっていて歩きにくいです。

少しでも歩きやすくなれたらいいなと思っています。

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電撃痛というのは、神経障害が原因と考えられています。

ダメージを受けた神経が感覚過敏になっていて起こる痛みです。

HMさんによると、「他に例えようのない激しい痛み」だそうです。

一度痛みだすと5~6時間も続いて、それはそれは耐え難いらしいです。

それが1週間に1~2回もあると仰るのですから辛いですよね。



そして、それと並行して「毎晩のように足がつる」ことにもお悩みでした。

思わず声が出てしまう程の痛みが伴っていたそうです。



初めてご来院いただいた時に、以下のようなことをしっかりお話させていただきました。

当院で行っているのは筋膜への施術であって、神経障害を改善することは難しいと思う。
ただ、「足がつる」のは筋膜の固さが原因だと考えられるし、感覚異常も筋膜が原因である可能性が高い。
なので、筋膜を調整することで何か改善がみられるはず。


そして、実際に施術を行ってみると、1回目から大きな効果が表れました。

「足がつる」回数が大幅に減りました。

電撃痛も回数と痛みの程度も減り、痛みの続く時間も半減しました。



その後も継続的に施術を重ねて、現在では「足がつる」のは月に1回程度。

電撃痛も月に2~3回。

痛みの程度も治療前を10だとすると、現在は2~3程度。



現在も更なる改善を目指して月に1回くらいのペースで施術を続けています。



電撃痛と毎日のようにくり返すこむら返りにお悩みだったHMさんのアンケート

HMさんにご協力いただいたアンケートがこちらです。



Q1:当院を知る前にどんなことで悩んでいましたか?

歩行困難
足のつり(こむら返り)
足の電撃痛



Q2:何がキッカケで当院を知りましたか?

接骨院の先生の紹介



Q3:実際に利用された率直な感想をお聞かせください

明らかに良くなっています。

かかりつけの病院では特に改善の方法がなく、あきらめていたのですが、こちらで施術を受け、歩行も楽になり、足のつり(こむら返り)も大分良くなりました。

電撃痛も以前より楽になりました。

今後も定期的に(治療を)続けているこうと思います。



HMさんの場合、電撃痛もこむら返りも神経が障害されているのが原因だと病院では言われていました。

しかし、筋膜への施術で劇的に改善したことを考えると、原因は神経障害ではなく筋膜の固さにあったのではと考えざるを得ません。

だって、僕たちセラピストにはダメージを受けた神経を治すことなどできませんから。



今回のような症例を目の当たりにすると、筋膜調整(「筋膜マニピュレーション」と言います)の可能性を感じます。

HMさんは病院では治療法がないと言われていました。

でも、筋膜マニピュレーションで改善しました。

病院の先生方はまだご存知ないだけなのです。

筋膜マニピュレーシという治療法があることを。



僕には責任があると思っています。

筋膜マニピュレーションをもっと知ってもらえるようにできる限りのことをするという責任が。

いつの日か筋膜マニピュレーションが当たり前の選択肢になるように。

そんな日が1日も早く訪れるように。

そうなれば、もっと多くの方が救われるはずと信じています。