GWは韓国特集です。
韓国ドラマ通算131作品目、今年の14作品目は『シークレット・ガーデン』です。
こちらは2010年11月13日から2011年1月16日まで、韓国SBSで全20話で放送されました。
当時の最高視聴率は37.9%を記録、サントラの楽曲がK-POPチャートを独占するなど社会現象にもなった話題作です。
名作ドラマの中で、まだ見ていなかった一つなので今回視聴してみました。
このドラマの脚本は「相続者たち」「太陽の末裔」「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」「ミスターサンシャイン」「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」 など数々の名作を生みだしてきたキム・ウンスクです。
私はこの5作品は全部見ているので、キム・ウンスク脚本のドラマは今作を入れて6作品見たことになります。
主演のヒョンビンは当時まだ28歳です。ドラマでは34歳の御曹司キム・ジュウォン役を演じています。
相手役のキル・ライムに当時32歳のハ・ジウォンです。ドラマでは30歳の設定でしたが、実年齢ではヒョンビンより4つも年上だったんですね。
アイドル歌手のオスカー役にユン・サンヒョン当時37歳です。
オスカーの元恋人ユン・スルに当時32歳のキム・サランです。
そしてライムの親友イム・アヨン役で当時28歳のユ・インナが出演しています。
ユ・インナは女優デビューして間もない頃なので、下手な演技が全開でそれがまた面白かったです。
歌手のサンで、当時まだ21歳のイ・ジョンソクも出演していました。
このドラマの目玉は、ジュウォンとライムの魂が入れ替わってしまうところです。
ヒョンビンが女性役を、ハ・ジウォンが男性役をそれぞれ演じます。
6話くらいで入れ替わるのですが、このドラマ、入れ替わらなくても序盤から面白いと思いました。
生意気な御曹司ジュウォンと勝気な性格のライムのやり取りが良かったですね。
こういうやり取りは今では韓国ドラマのラブロマンスの定番となっていますが、特にジュウォンの俺様キャラが光っていました。
結局その魔法をかけたのは、ライムの死んだ父親でした。
しかしその理由が、娘の彼氏への挨拶みたいなもんだったというのは、ちょっと設定としては弱いかなと思いました。
お互いに違う自分で生活してみて、知らない世界を体験するというのはいいですが、最後につながるようなひねりが欲しかったところです。
それでも、もう一組のオスカーとユン・スルの恋物語も良かったし、全体的に面白いドラマでした。
20話という長さが最初気になっていましたが、それを感じさせない名作です。
評価は3.5です。