何度も訊かれたなぁ……。
ホント、数えきれんほど訊かれたよ。
自粛要請中で
打ちにいっちゃダメなのに、
今打ちに行くとパチやスロの評判が
巷でガタ落ちになるのに、
なぜアイツらってば
打ちにいっちゃうの!?
バカなの!?
狂ってんの!?
依存症なの!?
ねぇ、チェロさん、
なんでなんで!?
おしえて、エロいひと…!!
みたくね。
テレビのワイドショー作っとる連中に
カメラやらマイク向けられてさ。
アレコレ、インタビューされてね。
で、ゴミのような顔したプロデューサーに
「いただきました、今のクズ発言ッ!!」
なんて心の中で叫ばれながら、
みすみすおいしいネタになっとるわけよね。
ま、アレで喋っとるパチンカスどもは、
テレビ側のサクラかもしれんけどな？
（関連のない様々な街頭インタビューでやたら見かける人とか、よくある話よね。みんなもご存知やろけど）
でもって、
今回問題にしたいのは、
なんでアイツらが
カメラの前であんなセリフを吐いて、
わざわざ全国に晒されちゃうのか!?
今のそんな世の中の流れを
わかっていながら、
なぜ打ちにいっちゃうのか!?
ってこと。
ズバリ、お教えしましょう。
その手の連中が抱える
思考のメカニズムってヤツを。
まず、彼らは
「コロナウイルスを広めないよう、
パチンコ屋は休業要請を守って営業自粛し、
パチンコファンは家から出ないで
打ちに行かないようにしましょう！」
とか言ってる
常識と良識ある側の人たちを、
日々バカにしながら生きてます。
人生をつまらんくするだけの
誰かに刷り込まれた常識に囚われた、
クッソつまらん凡人ども、
みたく思いながら生きてます。
一方、常識人側は
今打ちにいっちゃうような人たちを、
まぁ当然のことですが
日々バカにしながら生きてます。
つまり、双方は日頃から
互いに嫌悪する同志なわけです。
ヨシとする人生観が
180度違うからね。
なので、打ちに行っちゃう彼らは、
TVカメラが来ても動じません。
YouTuberに店頭でガナり立てられても動じません。
もち、ネット上で叩かれても動じませんし、
家族や身内から忠告されても動じません。
世間一般から
蔑まれれば蔑まれるほど、
悪口言われて叩かれりゃ叩かれるほど、
逆に彼らは優越感と特権意識を感じて、
心のどっかで気持ちよくなっちまってんすよ。
今、打ちに行く自分らに目くじら立てる
常識人を１人でも多く目にすればするほど、
自分らよりツマラン連中が
世の中には多いってことになる。
つまり彼らの中では、
自分らの世の中での格が
自動的に上がってくような、
妙な感覚を得てるんすわ。
そんな思想はさぁ、
まともな人らには
絶対に理解できるハズないよ。
想像すらでけへんと思うね。
つまるところ、
彼らの中に根付く価値観ってのは、
ドブネズミみたいに
美しくなりたい
なんすわ。ええ。
常識人の皆さんにとっちゃ、
ドブネズミなんて汚いもんじゃん？
不潔で病原菌はバラまくしさ。
汚ければ汚いほど、醜ければ醜いほど
カッコイイなんてモノの見方は、
フツーの人らの辞書にはないじゃない。
だから、
どんだけニュースやらＳＮＳが
彼らをクズ扱いして連日騒ごうが
むしろ逆効果だし、
双方が理解しあえるわけがないんだよ。
それはさぁ、
ホント恥ずかしながら言うけど、
オレ自身も若い頃はそんな
ドブネズミみたいに
美しくなりたい
側の人間だったからさ、
わかんのよ。
（今となっちゃハズいから超小声）
世間でウマいことやってる
常識的な連中に対する、
あの、超絶屈折した優越感が……(笑)
ぼく、パンクロックが、好きダーーー♪
中途半端な、気持ちじゃ、なくてーーー♪
みたいな、理屈じゃわからん時代がね、
人によってはあるんすわ。
ま、そんなワケでね。
その辺を踏まえた上で
語りかけないと、
彼らの心になんざ
永遠に響きゃしないっすよ？
……ってなお話でした。
おーーーちまい♡
