私はいつも、家の裏の田舎道をモモ とゆっくりゆっくり散歩します。
たまに子どもとおはぎ も一緒に散歩します。
自然と子どもと動物に癒されて、
本当に贅沢な時間やなぁ と凄く嬉しくなります
その散歩道は、途中で急な坂道と真っ直ぐな道にわかれます。
いつも坂道の脇に自転車が停めてあるので 、
どなたの自転車かなぁと思っていました。
坂道を上ったことがなかったのですが、
先日モモと一緒にヒ~ヒ~言いながら 一番上まで上ってみました
山の中なので景色が最高で 感動してしまい、
しばらく景色を観ながら座っていました。
するとお婆ちゃんが杖をついて歩いてきます。
(ええ こんな上に何で腰の曲がったお婆ちゃんがおるん
まさか日中にあの世の人を視てしまったんか・・・・・)と思ってしまいました。
お年寄りに声をかけるのは得意なので、話しかけてみました。
挨拶をして、どうしてこんな上にいるのか尋ねてみました。
するとお婆ちゃんは、
「わしの畑がここにあってな。そこに小屋があるんや。
そこに野良猫が捨てられてて、可哀想やから毎日朝と晩とご飯を運んでるんや。
もう何年も。みんな待ってるんや 」
って言います
真冬の寒い日も、雨の日も風の日も。
話をしながら一緒に坂を下りてきましたが、
私でも足を滑らせてしまいそうな坂なのに、お婆ちゃんは杖をつきながら
ゆっくり下りて行きます。
そして停めてあった自転車に荷物を入れて、
自転車をゆっくり押しながら、
「犬ちゃん 大事にしたってな」 と、またゆっくり帰って行きました。
私は感動して、その場で泣けてしまいました
何の見返りもない、ましてや責任もない野良猫に、
毎日毎日そこまでしてあげられるお婆ちゃんは、
なんて凄いんやと本当に感動しました。
きっと体がしんどい日もあるに違いないのに、
暑い日も寒い日もビニール袋に入ったエサを持って
あの坂道を上っているんです。
久しぶりに凄い人に出逢ってしまった
神仏が私に勉強しろと出逢わせてくれたんだと思います。
煩悩まみれの私は本当に恥ずかしくなりました。
魂が綺麗な人に出逢ったら、本当に救われる思いがします。
お婆ちゃんと猫ちゃんたちの幸せと健康を心から祈ります。
妙恵
たまに子どもとおはぎ も一緒に散歩します。
自然と子どもと動物に癒されて、
本当に贅沢な時間やなぁ と凄く嬉しくなります
その散歩道は、途中で急な坂道と真っ直ぐな道にわかれます。
いつも坂道の脇に自転車が停めてあるので 、
どなたの自転車かなぁと思っていました。
坂道を上ったことがなかったのですが、
先日モモと一緒にヒ~ヒ~言いながら 一番上まで上ってみました
山の中なので景色が最高で 感動してしまい、
しばらく景色を観ながら座っていました。
するとお婆ちゃんが杖をついて歩いてきます。
(ええ こんな上に何で腰の曲がったお婆ちゃんがおるん
まさか日中にあの世の人を視てしまったんか・・・・・)と思ってしまいました。
お年寄りに声をかけるのは得意なので、話しかけてみました。
挨拶をして、どうしてこんな上にいるのか尋ねてみました。
するとお婆ちゃんは、
「わしの畑がここにあってな。そこに小屋があるんや。
そこに野良猫が捨てられてて、可哀想やから毎日朝と晩とご飯を運んでるんや。
もう何年も。みんな待ってるんや 」
って言います
真冬の寒い日も、雨の日も風の日も。
話をしながら一緒に坂を下りてきましたが、
私でも足を滑らせてしまいそうな坂なのに、お婆ちゃんは杖をつきながら
ゆっくり下りて行きます。
そして停めてあった自転車に荷物を入れて、
自転車をゆっくり押しながら、
「犬ちゃん 大事にしたってな」 と、またゆっくり帰って行きました。
私は感動して、その場で泣けてしまいました
何の見返りもない、ましてや責任もない野良猫に、
毎日毎日そこまでしてあげられるお婆ちゃんは、
なんて凄いんやと本当に感動しました。
きっと体がしんどい日もあるに違いないのに、
暑い日も寒い日もビニール袋に入ったエサを持って
あの坂道を上っているんです。
久しぶりに凄い人に出逢ってしまった
神仏が私に勉強しろと出逢わせてくれたんだと思います。
煩悩まみれの私は本当に恥ずかしくなりました。
魂が綺麗な人に出逢ったら、本当に救われる思いがします。
お婆ちゃんと猫ちゃんたちの幸せと健康を心から祈ります。
妙恵