きつくて楽しい1週間でした。
16日(土)に新青森に到着。八甲田にバスで直行。ロープウェイに乗り、ブナ林の上の空中散歩からプログラム開始。陸奥湾や岩木山を望むということでしたが、曇天で視界が悪く、あんまり楽しくないスタートでした。
眼下の紅葉というより黄葉は美しく、晴天ならもっと感動したはずです。
城ヶ倉大橋の上から渓谷をチラッと見て、秋田の白神矢立へ。ランプの宿で有名な秘境の温泉で、日景温泉に到着。
ここはテレビの無い宿で、楽しみは白い濁り湯の硫黄泉や炭酸水素塩泉の露天風呂です。料理は大間のマグロや地元のブランド牛などで、実に美味しく、私の経験してきた旅館の和食ではナンバーワンです。ご夫婦での滞在にはおススメです。
17日(日)は八幡平の大沼へ。遊歩道を歩いて紅葉狩りーーーの予定でしたが、前日の雨と雪で遊歩道は水浸し。沼を見ただけでオシマイ。
観光道路は全部通行止めで、山頂には行けず、全長27キロのアスピーテラインも通れず盛岡へ。南部鉄器の食器が売り物の、味は大したことのないランチ後、花巻温泉へ。
「前沢小型牧場牛」を含む懐石料理も格別のものではありませんでした。
バラ園も時季外れで花はパラパラでした。
風呂を楽しんで、18日(月)は仙台へ。昼食後、紅葉に染まる蔵王エコーラインを走る予定が、またまた通行止め。
蔵王ロープウェイで空中散歩。
紅葉はほとんど見えず、下の町を見て、下山。かみのやま温泉の葉山温泉へ。
ここも風呂は素晴らしく、部屋にも風呂があ
り、足湯もあって居心地の良い旅館です。
4日目は葉山館を出て、途中で和食の昼食を済ませて安達太良山へ。バスガイドには高村光太郎と智恵子の話をさんざん聞かされました。安達太良山ではロープウェイを2つ乗り継いで山頂へ。紅葉よりも、立ち枯れしてしまった
らいそうですが、枯れた幹に雪が張り付き、異様な光景でした。これも温暖化の影響なのでしょうか。
頂上でお地蔵様を拝み、希望の鐘をついてオシマイ。お賽銭は二人分で100円を奮発しました。
磐梯吾妻レークラインも通行止め。夏から冬へ飛んでしまったようで、日本も結構ひろいなあと思います。
裏磐梯弥六沼温泉到着。五色沼巡りも悪路で断念。宿の近くの沼を少し見ましたが、名前は忘れました。宣伝ほどきれいな沼ではありませんでした。
どうということのないフランス料理を食べ、大きな風呂に入って、最後の夜を過ごしました。
20日(水)は五色沼、毘沙門沼を巡って福島市内へ。
飯森山から鶴ヶ城公園を見学。時間つぶしという感じですね。
余談ですが、今を去ることウン十年前、若さのイタリで、逗子から原付バイクで福島一周に出かけたことがあります。この話になると長くなるので割愛します。
雨と雪に意地悪された5日間でしたがコロナ禍のストレスからはだいぶ解放されました。
木曜日は、休ませていただいた仕事の穴埋め。金曜日はアジや五目釣りの道具を片付け、スミイカの準備に大慌て。なにしろ留置所より狭い部屋ですから大変です。
やっと本題。23日(土)は、一ノ瀬丸のスミイカの3回目のスポット出船日です。私にとっては初めての釣行です。
早朝に宿に行くと、スミイカは2隻出しで、私は当然のことながらナオト船長船で、席はオオドモが古くからの釣友K林さんで、その隣が私、次が息子と並びです。大半の客が顔見知りで、
気持ちが安らぎます。
去年のスミイカの模様が悪すぎたので今年は上々の滑り出しで、待ちかねたファンがドッと来ているようです。
テンヤは軽いものが無いので20号と25号を用意。塗にヒビの入った古いものです。
餌はシャコではなくサイマキです。初めてのことで、左の手のひらがエビで傷だらけになってしまいました。シャコと同じように着ければいいというのですが、やはり違います。
釣り場は近くの中の瀬。水深は20メートル前後。
さあ、地獄の絶不調が始まりました。右隣の息子がすぐに2匹続けて掛け、船中ボツボツとスミイカが上がります。
K林さんも良型を掛け、息子の後を追います。
9時を過ぎても私はスミちゃんに見向いてもらえず、重いアタリがあればフグか、裏の人とのオマツリです。オマツリをほどきに来てくれるナオト船長が、1匹釣れれば後が続くから大丈夫だよと、めずらしく優しい言葉をかけてくれます。
9時半にアレッというくらいの軽いアタリで、やっと最初のスミイカが上がってきました。
いつものことながら、ホッとする安堵感は何とも言えない嬉しいものです。
息子は絶好調で、K林さんが「追いつけないよ」というペースです。
午後になって、強かった北風が少し収まり、息子のペースが落ちましたが、それでも20匹目前です。私はやっと4匹。何がいけないのか、見当がつきません。「シャクリが強すぎるんだよ」と息子に言われます。このトシで、息子にそんなことを言われるとは!
船長はみんなに釣らせようと、2回ほど船を大きく移動させますが、私と同年代のジッチャン2人がまだゼロのままです。今日が初めてのスミイカだというのですが、ゼロは解せません.なあんちゃってね。一人は最後の最後に掛け、大喜びでした。
私は6匹で終了。息子は22匹とトップ。K林さんは14匹。さすがです。
久しぶりの再会で、K林さんとのおしゃべりは楽しく、釣り仲間は良いものだなあと改めて思いました。
3日からスミイカ船が本番になります。根性を入れ替えてがんばりましょう。でも、腰の痛みがねえーーーなんて言い訳ですね。
最後にお詫びです。新調したパソコンの調子が悪いのか私が操作ミスをしたのか、皆さんのコメントのお知らせが表示されなくなってしまい、記事を読んでいません。面倒くさがらずに操作してなるべく読むようにしますので、お許しください。