九重高原の春はまだ肌寒かった。
キャンプ場へ向かう途中の「くじゅう花公園」
秋にコキアで真っ赤だった場所は
色とりどりの花畑になっている。
ネモフィラのエリアへ。
昨日の雨の影響があるとスタッフさんが
申し訳なさそうに言っていたが
淡い青が広がっている。
雨に打たれ萎れた花達が痛々しい。
晴れ間が見え始めたことに少し満足し、
太陽に照らされた瑠璃色の丘を後にした。
車で15分程走り、県境を越えて熊本県へ。
瀬の本レストハウスに到着。
ここの標高は約900mあるらしい。
展望レストランで昼食にする。
「瀬の本うどん」を注文。
こちらの1階でキャンプ場の受付を済ます。
そしてレストハウスの売店で買い出しをする。
「今日はちょっと寒いかも」
「温泉は湯冷めしないように」
レジの女性スタッフさん達の言葉に見送られて
レストハウス裏のキャンプ場へ。
6番のオートサイトを予約。
今回は天気がどうも怪しいので、
Colemanのツーリングドームにした。
風がかなり強くて、タープを張るのは諦める💧
「すみませ~ん💦」
風に舞うビニ➰ル袋を追い掛けて、
お隣サイトの女性が慌てて
我がサイトを駆け抜けて行く(笑)
お隣は大人しいワンちゃんを連れたご夫婦。
お二人は強風の中、悪戦苦闘しながらも
遂にタープを立て終える。
タープいいなぁ💧
設営をひと通り終えたら、
近場の水汲みに出掛ける。
と言っても、レストハウスの真ん前に
九重連山の湧水汲み場がある。
美味しい水を手に入れ、珈琲タイム。
今回の珈琲はコメダの豆だ。
猟師岳がくっきり。
取り越し苦労だったのか、天気が良い。
これなら他のテントを持ってくれば良かった。
ただ、風がちょっと冷たくて、気温14℃。
寒くなって来たので近場の温泉へ。
ほぼ隣接の5分もかからず着いた
「瀬の本高原ホテル」
キャンプ場でもらった割引券をフロントに渡し、
入浴の受付を済ませ
展望露天風呂までかなりの距離を歩く(笑)
完全露天の風呂場の風は少し冷たかった。
そのせいか湯加減はそれ程熱くない。
歩いて戻る間に湯冷めしないよう、
しっかりと温まる。
レストハウスのスタッフさんの
意味深な言葉はこれだったのか(笑)
確かにフワフワ食感の「雲の上プリン」
平日の今日はオートサイトにカムイ他4組。
フリーサイトにはバイカーが3組来ている。
「ビービービー!オーイ!オーイ!」
向こうの丘からバイクの警笛と大声が聞こえる。
カブに乗った男性がさっき見かけた
放牧されている牛達を呼び戻している。
牛追いは大変そう💧
カムイもそろそろ夕食にする。
奮発した「あか牛特上カルビ」
ご飯はファミマで買ったお握り。
食後はこれまた頂き物の「くりごろ」
レストハウスでも売っていたけど(笑)
お気に入りの「玉緑茶」で戴く。
気温は10℃を下回ってきたので、
テントに籠るとする。
21時半就寝。
4時起床。 気温は10℃。
起き抜けに天気予報をチェック。
お湯を沸かす。
眠気覚ましのコメダ珈琲と
「阿蘇小国ジャージーミルクドーナツ」
明るくなって来たので朝食準備。
「あか牛ハンバーグ」を温める。
コメダのパンと「ベーコンポテトサラダ」と
コーンスープと阿蘇小国の「山吹色のジャージー牛乳」
コメダパンにポテトサラダをサンド。
ファミマのバンズにはハンバーグを挟み、
葉野菜にマヨネーズでハンバーガーにする。
上出来のあか牛ハンバーガー🎵
食器洗いで炊事場へ。
鳥獣避けのネットが張ってある。
ネットに潜ったのは高校の障害物競走以来(笑)
雨がポツリポツリと降って来た💦
慌てて、片付け開始。
「天気予報は晴れなんですけどね💧」
お隣の奥さんが困惑気味に嘆く。
お隣ご夫婦は早々にテントを片付け、
タープの下で過ごされている。
やはりタープは羨ましい(笑)
一旦、小雨は止んだものの、
またいつ振りだすかわからない。
山間部は天気が崩れやすいので
予報外れは仕方ない。
急いで作業した結果、
8時過ぎには全ての積込完了。
まだ片付け中のお隣さんにご挨拶して
お先に失礼する。
レストハウスの駐車場に着いたら、
雨が振りだした。
受付にサイト許可証を返却して、
少々物足りなかったが、雨の中を家路についた。
翌日はからっと快晴。
午前中は安心院で仕事をしたので
現場を終えて、戻る前に道草(笑)
青色の季節を満喫したい。
ネモフィラを見てると…
何故だか「勇者キンメルの墓」を思い出す(笑)
まだネモフィラを味わい足りない気がして
カムイはいつものソフトクリームを買った。