予定日を１週間すぎても出て来る気配なし！
４０００グラム超えが予想されるだけに先生もあせる
妊娠３ヶ月から９ヶ月まで体重増加３キロをずっとキープし
食事 運動 を教科書とおりに行い 優秀な妊婦だったにも関わらず
何故か 妊娠６ヶ月から急に成長が早くなった
「臨月ですか？」と聞かれるほど大きなお腹
巨大児によく言われる 遺伝的な糖尿もなし 体重の急な増加もなし 血液 尿検査異常なし！
担当医も「遺伝としか言いようがないね」と言っていた
私も主人も４０００グラム超えの赤ちゃんだった
でも それは私の希望の１つだった
なぜなら母に
「あなたは４０００超えて産まれてきたので よくおちちを飲んで
よく 寝て 夜泣きしなかったから育てやすかった」と言われていたから
そう 私は妊娠する前 いろいろ希望を思い描いていた
まんがの「ピアノの森」を読んで いたく感動し
「男の子ほしいわ～ 横で 男になって行くのを見てたいわ～」と
最初の子は絶対男の子！と念じていた
そして
１ 色白で 目と髪が茶色で ハーフ見たいな男の子
２ ４０００グラム以上で産まれて やんちゃな子
３ 寝返りも３ヶ月でして１歳までに歩く子（私がそうだったから）
だった
そろそろ 自然にまかせて子作りしようか～となった次の月に妊娠
「こんなに簡単に妊娠するものなの！？」と夫婦で驚く
２５で結婚して ずーと子供が欲しくなくて作らなかったのに
結婚７年目にあっけなく妊娠 本当にありがたい話で
結婚３年目 子供が欲しい主人と欲しくない私で揉めた
「そんなに欲しいなら 私じゃない人の方がいいやん！」と言ったとき
「だったら離婚するのか 俺は一人でもいいから子供が欲しい
何年でも待つから 絶対 産まないと言うな！」と言われた
その頃の私は本当に欲しくなかった
「子供は？」と「なんで作らないの？」と主人の友人に言われる度に
食べたくない食事を無理矢理 首根っこをつかんで
「食べろ～」と押し付けられてるような息苦しさがあった
でも 月日が立つに連れ いろんな 状況が変わり
自分も３０過ぎて
「わがままを言って泣いたりする こんな子がいてもいいかな」と
思うようになっていた
ずっと待ってくれた主人に感謝なのだが 待っていたのは
主人だけではないようで
息子のかるもずっと待っていたようだ
（最近よく 「僕が お空に居た頃は」と言う
その中に
「僕はママが小さい時から ずっと見てた
でもおじぃちゃんのお家の屋根は高くてあまり良く見れなかった」
と言うのがある
私は当時５階建ての３階に住んでいたので 何となく当たっている）
私がその気になったのを見計らって
「気が変わらない内に 今だ！」とやってきてくれたのだろうか
しかも 私の希望と通りの姿で
４１１４キログラム
色白で目が茶色く 元気な赤ちゃん
かるが誕生しました
