保育所での見守りや行政の子育て支援の現場でも人によるチェックに加えて、AIの視点を取り入れる動きが広がっています。
 
東京都港区の保育所。
0歳から2歳までの12人を受け入れています。
 
お昼寝の時間に保育士と一緒に子どもたちを見守っているのが、天井に設置された『カメラ』です。子どものうつ伏せ寝を防ぐために設置されました。
 
小さな子どもが突然亡くなる乳幼児突然死症候群や窒息死を防ぐため、この保育所では、『あお向け』に寝かせています。
 
カメラで撮影した画像から子どもたちの体の向きをAIで解析します。
 
『うつ伏せ』の状態が50秒から60秒ほど続くと、保育士が持っているアラームが鳴り、その子どもの名前を通知する仕組みです。
 
この保育所では5分ごとに一人一人の子どもの状態をチェックしています。
 
これまでは保育士がチェックの記録を手作業で残していました。
 
AIを導入したことで、『あお向け』か『横向き』か、一人一人の状態を自動で記録できるようになりました
 
保育士の事務作業が減り、その分、昼寝から目覚めた子どもなどに向き合える余裕が生まれたといいます。
 
保育士コメント:「目視で5分ごとにチェックはしていますが、その間にまた何か変化が起こる可能性もなくはないので、ダブルチェックということで、起きた子と関わる時間が増えたのと、職員どうしでの話し合いが増えたことによって、保育の質の向上にも繋がっていると思います。」
 
 
確か先の定例会で松戸市も保育所内に『カメラ設置』の予算が可決したと思います。
 
港区の保育所が理想的な取組みだと思いますが、松戸市も『カメラ』を設置したことで、今後どう変わっていくのか、確認したいと思います。
 
 

****************************************

 

松戸市議会議員 大塚けんじ

ホームページ:http://k-kaikaku.com/

ブログ:https://ameblo.jp/kenjiotsuka77/

メール:kansha.sunao.geza@gmail.com

 

****************************************