こんばんは。

 

 

こわがり・無気力なまじめちゃんの行動力を上げる!

不登校・発達障害カウンセラーの

かなえです。

 

 

  子どもでもうつうつとすることってあるの?

 

 

前回は

季節によるうつうつ症状かも?

という話題を書きました。

 

 

 

 

 

 

「子どもでも

うつうつとすることなんてあるの?」

と聞かれたこともありますが、

あるんですよね。

 

 

「うつ」と診断されるほどではないけれど・・・

という状態も含めたら、

今、5人に1人とも言われています。

 

 

今、こんなに多いのは

コロナ禍の影響が大きいのですが、

 

 

誰がなってもおかしくない。

 

 

だからこそ、そんな状態の時、

どう接すればいいかも

知っておいた方がいいと思います。

 

 

  うつうつとしていても、少し反応があったら・・・

 

本当にうつうつとしていると、

話しかけてもなかなか反応がない、

 

 

そんなことが多くなります。

 

 

前回も書きましたが、

そんなときは

「観察」することに徹底。

 

 

笑顔で声かけしながらも、

反応があるのかどうかチェック。

 

 

 

 

声をかけたとき、

 

視線をこちらに向けた

 

表情が変わった

 

を出した

 

 

など、何かしら反応があったら初めて、

たわいもない話題での質問をしてみます。

 

 

 

 

ここが前回と違うところ。

 

 

「質問」って、されると

答えなきゃいけないですよね。

 

 

だから相当負荷がかかっているんです。

 

 

反応が少し出始めた頃なら、

質問も耳に入るくらいにはなっている。

 

 

だからこの時期なら、

質問もOKということなんです。

 

 

ただ、大事な注意点があります。

 

 

 

  「質問」の仕方・内容など、十分に気をつけて

 

「質問」は何でもいいわけではありません。

 

 

気を付けるポイントは

 

 

1.「はい」「いいえ」など

 2択で答えられるもの

 

 

 「どう思う?」などは、

 オープンクエスチョンと言って

 考えをまとめなければならないので、

 ハードルが高い。

 

 

 まずは2択で選んでもらうくらいの

 簡単なところから。

 

 

 

2.その子に直接関わることではないこと

 

 「学校明日行くの?」

 「進路どうするの?」

 

 

 こういう質問は詰問です!

 

 

 せっかくいい雰囲気になっていても

 大幅に後退してしまうので、

 この時期はまだ避けましょう。

 

 

 たわいない質問がいいです。

 

 

3.答えられなくてもスルー

 

 

 返答に期待しない

 これはとても大事です。

 

 

 「返事くらいしなさい」

 好ましくない返事が返ってきても、

 正論を言わない、

 矯正しようとしないことも大事です。

 

 

4.好ましくない返事が返ってきたら・・・

 

 例えば

 「ムカつくんだよ。殴ってやる」

 みたいな好ましくない返事が返ってきたら、

 

 

 「そう思うんだね」

 一旦受け容れましょう。

 

 これは「ムカつく」という

 気持ちのみを受け容れたという

 メッセージ。

 

 

 「そうなんだ」と言うと、

 「それでいいんだ(最悪、殴ってもいい)」

 と認識してしまうことも。

 

 これは気持ちのみでなく、

 行動も認めてしまうことに

 なりかねないので、

 

 

 好ましくない返事の時は

 「そう思うんだね」がいいです。

 

 
 

いかがでしたか?

 

 

もちろんこうして質問したけど

いまひとつという時は、

 

 

必ず前回の内容に戻ってくださいね。

 

 

とにかくこの段階でも

「観察力」を発揮して

対応してみてくださいね。

 

 

 

 

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