こんばんは。
こだわり・無気力なまじめちゃんの行動力を上げる!
不登校・発達障害カウンセラーの
かなえです。
先日ご近所さんと話していたら
「先週は寒いくらいだったのに
今週は夏が戻ったみたいよね。
でも植物は確実に秋になっているね。」と。
気づいてなかったー!
植物に変化が起きているなんて。
こうして「気づく」というのは、
子どもを伸ばすうえでも
とても大事なこと。
今日は楽しみながら
お子さんの「視る力」の
伸ばし方について
書きたいと思います。
意識していないと気づかない
ご近所さんの一言を聞き、
早速近くの公園へ。
するとご覧の通り↓
確かに!
紅葉し始めているではないですか!
もうしっかり秋に
なってきているんですね
いかにいつも注意深く見ていないか。
これは自然に対してもそうですし、
日常生活のありとあらゆることでも
言えることです。
今回の私の場合で言えば、
ご近所さんが教えてくださったから
そちらに目が向いた。
つまり、声かけ次第で
意識を向けることができるんです。
これは子どもを伸ばすときも
同じだと思います。
「視るチカラ」が弱い子
発達障害の子の中には、
極端に聴く力が弱い子や
視る力が弱い子がいます。
中でも、視る力が弱いと
・すぐ物を「なくした」と大騒ぎ。
・片付けが苦手。
・忘れ物が多い。
・テストでケアレスミスが多い。
・「周りをよく見なさい」と言われやすい。
などということが
起こりやすいです。
これらのことがあると、
学校でもお家でも
叱られる体験が増えてしまいやすい。
そうして自信をなくしていくのを
一番避けなくてはいけないのです。
「どうせできない」と思ってしまうと、
できそうなことでもチャレンジしなくなり、
本来できていたことも
できなくなってしまうから。
ただ「視る力が弱い」
という状態だけだったのに、
全般的に行動力が落ちてしまう、
これこそが怖いところなのです。
このような子には、
日常生活の中で
少しずつ視る力をつけてあげることが
できるのですよ。
違いを見つけることで、「視る」チカラが伸びる!
「見てごらん」の一言だけで
見られるのならいいのですが、
本当に苦手な子には
ざっくりしすぎて
どこを見ていいのかわからない。
こんな時は
「間違い探し」のように
「見比べる」という体験が
とても効果的です。
もちろん、
まちがいさがしの
雑誌やワークで行うのも
楽しんでできるのならいいでしょう。
ただ、鉛筆を持つのもツライ、
というようなお子さんなどは、
「やらされ感」から集中できず、
それほど効果がでないことも。
そんなお子さんにはぜひ、
自然の中で視る力を
伸ばしてあげたいです。
冒頭にも述べたように、
今、季節の変わり目。
小さいお子さんなら
「8月の時と葉っぱの色、
一緒かな?」
と問いかけ、
「緑じゃない葉っぱを教えて」
と見つけてもらったり、
落ち葉の中から
色を指定して拾うというのも
いいでしょう。
年齢が大きければ
「カメラで写してみよう」と
同じ木を1週間後に写し、
見比べてみるのも。
実はカメラで物を写すというのは、
結構注意深く見るチャンス。
「視るトレーニング」というと
嫌がりそうでも、
こうしてカメラっ子にしたりすると、
案外楽しみながら視る力が
育ってきますよ。
週末、カメラを持って
お出かけもいいですね。
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