”照明作家:谷俊幸 【SEN:千-せん-】
駿河竹千筋細工の技法を用いた作品。細く丸く削られた竹ひごをしなやかに曲げ、竹の輪に組み込んで作られたシェードは、何千本もの線で描かれたような光と影のアートを描き出す逸品中の逸品。
江戸時代だったか日本を訪れた外国人が、「日本人は芸術品の中で生活をしている。」と母国に報告をしていたとか。戦後、経済一辺倒に突っ走り、大事なものを置き去りにしてきた感がある日本。
それらを取り戻そうとする風潮が其処彼処に見られるようになって嬉しい!
日本を取り戻す!
こんな灯りに照らされたならば、流れゆく時間の質が一変しそうです。