仲間の一周忌
一昨年まで女声三重唱とピアノで約10年、県の音楽ボランティアとしてして活動させて頂いておりました。去年歌の一人が亡くなって今日は命日で、昨日は一周忌の法要がありました。からりと晴れた空、お寺の本堂に響くお経と隣りの小学校の運動会の音楽を耳にしながら、小さな坊やがじっとしていられなくて歩き回るのを、優しく微笑んで見守る彼女の写真と共に眺めて、ここ数年のことを思い返していました。息子さんのお嫁さんが出産後心臓発作で亡くなり、赤ちゃんの世話をしなくてはならなくなったので、ボランティアの依頼が来ても対応できない、練習できない、と言われた時、私たちは時期が来るまで待っているからと答えたのでした。その後まもなく癌が再発。昨日残った三人で、この形での活動はおしまいにしました。SUごめん、あなたの声に代わる人はいないのです。