昨年秋、富山に住むわたしの母が
地域で保護して
里親さんに引き渡した子猫たち。
この国は、自称先進国らしいが、
ペットに対するモラルの低さには
呆れて言葉を失う。
無責任な人間のせいで
名前さえないまま、死んでいく命。
ショーケースに並べられ、
ブランドもののように買われる命。
別に警戒区域でなくたって、
自分の住んでる街にだって
不幸な猫は星の数よりいる。
でも、今は福島に通う。
もしかして誰かが
助けてくれることなんて
100%ないのだから・・・。
福島に行けない週末も、
頭の中では、
クルマを走らせている。
先週、パトカーが近づいてきたせいで、
行けなかった場所のこと考えたりして。
浪江駅そば、飼い主さんが置いていったであろうキャットハウス。
気持ちは福島に置いて来たまま。
次の日曜日まで、
東京での日々を塗りつぶしていく。