どうしても祠の家族を保護したくて、
先に仕掛けた捕獲機を取りに行く。
もし、空っぽなら・・・。
あらま~はじめまして!
ふ~んだ目なんか合わせませんからね!
この場所は、以前キジトラちゃんが子猫を連れていたので、
そろそろ離乳もした頃かと思い仕掛けてみた。
まだ、大人になっていない中猫ちゃん。
以前見た子猫とは別の子。
それでも諦めきれなくて、別の場所を回ってた
桜ママに電話。浪江町中心で待ち合わせる。
そして、一緒に祠の場所へとクルマ2台で向かう。
空いていた捕獲機を桜ママが持ってきてくれた。
今日、保護出来なかった時、
明日以降も回ってもらえるように状況を説明する。
そして、桜ママは残るポイントに走り去っていった。
子猫が見えなくなった場所に、捕獲機を置いて
気配を消す為その場から離れると・・・。
あらま~今度はあなた達ですか?
仲良しで草むらを追いかけっこ。
全く保護できそうもないタイプ
ひとしきり遊んで向こうに行ったと思ったら、
またこちらへやって来たり。
この辺りがねぐらなのか、同じ範囲をくるくる回ってる。
ごはんはどうしているのかな?
ところで、祠の猫ちゃん。
なかなか、捕獲機には入らず時間だけ過ぎる。
圏内に入って既に8時間。じりじりと太陽が照りつける。
必ずこの手に抱くんだ!いつか、必ず。
そう決めて祠を後にする。
そして、クルマをUターンさせる為に大回りした場所に、
今度は別の子猫を発見。
すぐに捕獲機を掛ける。
おなかペコペコだったんだね。
待ち時間など無く保護出来た。
小鳥はドキドキだったよ。
検問を出る時、みゃ~みゃ~鳴いていたから。
見つかったら、また置いていけと言われる。
一時的にCDのヴォリュームを上げ、免許証の提示は
ささっと!
代わりに小さな君のこと、保護できて良かった。
川添の子も超キュート
首都高渋滞に巻き込まれながらも、
無事アニマルエイドまで届けることが出来た2匹。
このあと、シェルターで待ってた柴田さんと一緒に
動物病院に行ってすぐに予防接種とレボリューションを受けた。
傷心のわたしだったけど、シェルターに行って少し癒された。
初対面のにゃんにゃもさんがね、わたしがこれまで保護した子や
他のにゃんこ達を紹介してくれたんだ。
彼女は夜8時、シェルター2度目のお掃除を終えたところだった。
西台で雪の中待ち続けてたシロちゃんは(改めNISHIDAI、3月10日レスキュー)
にゃもさんの肩に乗ったまま、抱っこをせがんで離れないんだよ。
きっと原発事故前までは、可愛がられていたのだと思う。
早く、新しい飼い主さんが現れてくれないかな。
シンデレラの靴を持った王子様ならぬ、肩乗り猫ちゃんを
受けとめてくれる温かい肩をもった飼い主さんが・・・。
ここは何処だっただろう。
とぼとぼ歩く黒猫ちゃん。
見慣れた風景。
今日もたくさんの猫とワンコ2頭と出会う。
時々、ここが警戒区域であることを
忘れてしまいそうになる。