雨上がりの早朝。
焦る気持ちを抑えて、ただひたすら給餌ポイントを駆け抜けてく。
前回置いた空のフード袋を両手に持って、フラフラとクルマに戻る途中・・・。
あ~、終わった。
警察車輌がスピードを落として近づいて来た。
沢山の目が私を睨んでいる。
知らん顔でクルマに戻り、うつむきながらため息。
どんな言葉なら分かって貰えるだろう。
これは責められるべきことなのか。
いつだって、政治家が決めたことや行政のやってることが
正しいとは思わない。
人間が制御不能な原子力エネルギーを
推し進めてきたのは一体誰?
うつむいた顔を上げてみると、
走り去っていく警察車輌。
動物愛護団体オーラ全開だった私のこと
見逃してくれたのだ。
前回6月23日、祠(ほこら)にいたシャムミックスのお母さん猫。
待ち焦がれていたんだよ。
君に会いたくて。
ここだよ!って道案内をする為に出てきてくれたの?
祠から約500mくらい離れた
大きなお屋敷に続く庭に消えて行った。
ここに、子猫たちを連れて来たのだろうか?
静まり返った付近を捜すが見つからない。
祠から民家までの景色。
何度も祠を覗くがやっぱり、もうここにはいない。
朝までの雨が吹き込んで奥まで水浸しになっている。
それでも目を凝らすと、堆積した泥の上に小さな足跡。
子猫たち、桜ママが置いていってくれたフードを
食べに来ていると確信する。
もう一度会いたい、
あのまんまるお目々の子に・・・。
きっとまだ、お母さんと一緒にいるべきなんだよね。
急がずに、待ってるから。
川添にて保護
見ちゃや~よ
ほら、今日は代わりにこんないけてる子猫を
桜ママが保護してくれました
おチビたんなのに、
こんなに挑戦的な態度!
これはもう、気の強いのがお好みのあなたには
たまらないかも・・・。
アニマルエイドで待っててあ・げ・る