最近、警戒区域を解かれた楢葉町そば
最初から警戒区域にする必要のなかった場所?
除染してる様子、見たこともないけど・・・。
誰かを責めてもどうにもならない?
そんなことはない。
誰も責任をとらない、この日本の体質が生んだ
原発がらみの悲劇。
失敗した政策。
指揮してきた人間は、いつの間にか交代し
自分には痛みのない血税から
湯水のごとくただ、補償へと流れていく。
結局全部、お金の問題なのだ、この国は。
低所得なのに、なぜか納税金額だけは高い我が家。
ふるさと納税ならぬ、目的別納税にでもしてくれっ
楢葉町R6沿い
8月4日に来た時には、警戒区域となっていた場所が
今日は普通にクルマが行き交い、歩道を歩く人がいる。
一度止めた水道の復旧は難しいらしく、
未だ自分の家なのに泊まることは出来ない。
メルトダウンから最初の避難はやむを得ないとしても、
もっと早く解除に出来なかったのか?
無駄な一年半。
その犠牲になり、人知れず消えてった命のこと
頭の片隅にでも
よぎったことはあっただろうか?
8月18日(土)警戒区域内にて
いつもの給餌ポイントのすぐそば、
あと僅か、1メートル先にフードがあった。
せっかく一年半、必死に生きてきて
命尽きてしまった猫。
熱いアスファルトの上で朽ちていく。
何の罪もない、動物たちがしょった運命。
十分に罪深い人間たち、
こんな最後、同じように味わったらいい。
クロネコちゃんを送ったアニマルエイドの2階から見た景色。
警戒区域を回る時感じる、たくさんの感情。
不安、切なさ、絶望感、
それらを圏内では、誰とも共有出来ないもどかしさ。
いつも、警察車輌を警戒して心拍数も上がりっぱなし。
シェルターに来て身体の力が抜ける。
賑やかなジャイの鳴き声と、明るいボランティアさんとのやりとり。
いつの間にか膝にのってるにゃんこ。
赤字でひ~ひ~してても、悲壮感がないところがすごくいいかんじ。
何十年ぶりにみた虹。
ここを渡って天国へ・・・
あ~やっと楽になれる、じゃなくて
とっておきの未来が来る暗示だと
信じてみようかな・・・。
南相馬小高区から来たジャイと愉快な仲間たち。
も~たまりませんわ
アニマルエイドシェルター。