うわ~
ここはジュラシック・パークですか?
雑草が無敵にはびこる警戒区域。
昨年から定点にして回っていたが、カラスに見つかってしまい
どうしたらいいかずっと考えてた。
R6沿いというのがまたやっかいで、警察車輌がぶんぶん通る。
ストレス度、満点のポイント。
そこで、今日はR6からちょっとだけ横道に入ってみる。
そこは今までフードを置いてたポイントの真裏。
奥深いゴミバケツをうっそうとした木陰に置いて・・・
中にフード。
成功を祈る!
あ~、夏が止まらない。
乾ききった地表が動物たちを苦しめる。
何かひとつでも、君たちの味方になるものは無いのだろうか?
これでもか、これでもかと負荷をかけてくる。
フードと併せて、なるべく水も置いていく。
それは、幾つめかのポイント。
ノウゼンカズラの咲くお屋敷でのことだった。
お屋敷を守るかのように、突然の闖入者(わたし)を見て
吼えたてる大きなオス犬。
怖い気持ちの半分、
それはとても凛々しい犬で思わず見とれてしまった。
(その為、写真撮れず)
そして、別の気配を感じて横を見ると・・・。
わたしのことじっと見てる首輪をしたメス犬。(多分、つがい)
これは、もう超タイプ
テディーベア風の毛色とつぶらなお目々。
結構大きな犬。
でも、オス犬が、そいつは信じちゃダメなんだ!
行っちゃダメなんだ!って、吠え立てた。
しばらく、わたしたち見つめ合ってた。
一度裏切られたんだ、人間には。
信じられる訳なんてない。
一年半も置き去りにしたんだから。
すぐに桜ママに電話を入れる。
それから5分ちょっと。
地元の犬とり名人が駆けつけてくれた。
救急車より早い!
ところが、二頭はお屋敷の裏山に姿を消した後。
きっとまた戻るだろうと、フードと犬のガムを置いて一旦その場を去る。
その後、名人が再び訪れるとガムが食べられていたとのこと。
すぐに、捕獲器を掛けてくれたらしい。
結果を聞くのが待ち遠しい。
警戒区域を出る前に、保護依頼の飼い主さん宅に仕掛けた
センサー付きカメラを回収に行くと・・・。
あらら~。
日陰で涼むはちわれちゃん。
この子、ただのぶち猫と見せかけて、
表現しがたい毛色の子。
墨をぼかしたみたいな不思議な感じ。
これは、一万分の一の確立でしか生まれない
天然記念物クラスだと思う。
今日会えた記念に、缶詰をプレゼントする。
このそばには、にゃんだーガードさんの給餌機もあるし
アニマルエイドも毎週ここに立ち寄るから、
ゴハンには困らないと思う。
今日、一時帰宅があった大熊と浪江町。
たくさんの住民が帰宅されていた。
保護枠をもらっていたが、
腰を据えて掛けることが出来なかった。
また、数匹の猫との出会いがあった今日。
犬とり名人によると、まだまだ残ってる犬や猫がいて
夕方になるとわらわらと出てくるのだそう。
一見、ずい分減ったと思われてて、実は
まだ多くの犬と猫が命をつないでいる。
忘れたいこととして、風化させないで!
殆どの日本人にとってどうでもいいことだけど、
せめて、あなたにだけは見届けていて欲しいのです。