タヌキじゃないっつ~の
あ~びっくり!
これが二度目だね、ロン毛のさびちゃん
9月29日(土)撮影のさびちゃん。
本当はアニマルエイドで暮らす仔猫、
小麦のママを保護の予定だった。
でも、いいよ、一緒に帰ろう、新しいお家へ。
マイセンちゃんとは今日も会えず・・・
でも、感傷に浸ってる場合じゃない。
警戒区域脱出まであと残された時間35分
息をするのももどかしい
先週から、フードの置き場を変えた
双葉町某所にクルマをつける。
それまでは、身を隠す場所も無く、
見つかったら一巻の終わりだったから、
少し離れた安全な場所に置いてみた。
ちゃんと探しあててくれてた!
わたしが近づくと急いで走り去る3匹の猫。
その中にぶちの仔猫も・・・。
今日は3袋のフードをプレゼントする。
今日、最後のミッション。
原発そばの備蓄庫。
捕獲機を掛け、翌日桜ママに回収してもらう。
もう一台、飼い主さん保護依頼のお家にも掛けて来た。
ミーちゃん、どうか、入って!
ぶっ飛んでR6を帰る。
牛さんにぶつからないように周りにだけは
神経を尖らせて。
浪江町某所。
慌しい給餌の途中、
ふわふわ落ち葉を踏みしめながら歩く、
つかの間の息つく瞬間。
この近くの牛舎では、たくさんの乳牛が餓死して
腐敗してて、今はそれは片付けられたけど、
昨年から、その場所にフードを置きにいってる。
怖いという感情より、人知れず葬られ、
何もなかったことにされる社会が許せない。
静まり返ったこの場所で、まだ確かに命が息づいている。
その命達が、わたしをここに呼んでいる気がする。