置き去りにされた小さな命~福島第一原発20km圏内 警戒区域から~

昨年、警戒区域で保護されたコウタロウ兄弟。

警戒区域設定時、多くの人が動物を助けて!と

議員や行政へ働きかけたことや、

わたしたちが続けてきた給餌や保護のこと、

それらを、非常識な「狂騒」と呼ぶ人がいる。


確かにそれは感情的だったかもしれない。

けれど命は待ってくれないから、時間など無かった。

こうしているうちにも飢えと寒さが小さな命を奪うだろう。


行政の通常業務に困難をきたすほど、

個人が声をあげたところで

何かを覆せるものでも無いのかもしれない。


それでも・・・

ただ一人のあなたの声こそが必要なのです。

そして出来るなら個人の声を束にして、

自分の居る組織の要望として

声を届けることが有効だと思われます。


以下、転載記事。




福島警戒区域残留犬猫の保護に関する要望書



あの地で待っている1匹1匹の命の重み!私たちはこれを、見捨ててはならない!


大拡散希望!

THEペット法塾、被災住民の会、TNR日本動物福祉病院(犬猫救済の輪)、全国動物ネットワーク連名による福島警戒区域残留犬猫救護、管理に関する緊急措置の要望書ができました。(連名団体は増える可能性があります)


凍りつく冬が到来してしまいました。
福島警戒区域にはまだまだ沢山の犬や猫が取り残されて苦しんでいます。
行政による保護活動では追い付きません。
熟練した民間団体、ボランテイアが警戒区域に堂々と立ち入り、犬猫を救出できるよう皆様のご協力をお願いいたします。
また、保護できるまでの給餌給水や警戒区域内で不幸な命が増えないようにする不妊措置(TNR)も要望書にふくまれております。



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                 様

 福島警戒区域残留犬猫救護、管理に関する緊急措置の要望書                
                                       
                  
 


THEペット法塾代表 弁護士 植田 勝博                                                                 


TNR日本動物福祉病院代表 結 昭子             


被災住民の会代表 吉田 美恵子

全国動物ネットワーク代表 鶴田 真子美


                  
福島の警戒区域には、犬、猫などの被災動物がまだ多く取り残されています。
行政が把握しているだけで330人の飼い主さんが、未だにみつからない犬猫を探し続けています。行政が把握していない飼い主さんもいます。警戒区域内に猫は第四世代まで確認されている今、動物愛護の観点だけでなく、住民の安全や環境保全のためにも、公に認められ、適切に管理された保護救助活動、給餌給水活動、繁殖防止活動(TNR)が必要なはずです。これらは公益性が高く、震災復興に大きく寄与する活動です。しかしながら、これらの目的でのボランティアによる公益立ち入りは認められておりません。こうしたことに熟達した団体、個人ボランティアが公に認められて秩序正しく活動してこそ大きな成果が期待できます。 厳冬を前に、今ここに再度要望いたします。

1) 認可団体の立ち入り活動再開と継続
平成23年12月に環境省、福島県、村により16民間団体が認可されて警戒区域内で犬猫の救出を行い熟達した技術で犬猫合わせ数百頭を保護することができました。小中学生対象に行った被災地アンケート結果(平成24年2月浪江町発表)では震災でペットを失ったことがこども達の大きなストレスになっていることが分かりましたが、小中学生だけではなく被災家族全員にとっても、この時救出された犬猫は復興への心の支えになっています。飼い主さんが見つからなかったり、事情があって再び飼うことができない犬猫は民間団体などが健康管理や不妊措置を施し新たな飼い主さんに橋渡し被災地への理解に役立っています。この有意義なプロジェクトを早急に再開し、頻回に継続して実施して下さるようお願いします。

2) 動物救護給餌給水と繁殖防止活動(TNR)を公益立ち入りとする
公益立ち入りで警戒区域内に入る人に便乗させてもらって、苦労を重ねながら給餌保護活動をしたり、特に猫の繁殖を防ぐための活動(TNR・・保護捕獲し不妊手術後、元の場所に戻す方法であり世界中で公益性が認められている)をしている人たちがいます。これらの活動を公益立ち入りの目的の一つに認めて、警戒区域内で活動できるようにしてください。

※主旨にご賛同くださる団体様、個人様は以下に署名のうえ本要望書を環境省、福島県、町役場、お知り合いの国会議員の先生等あてにお使いください。 転載、引用、コピー歓迎いたします。

この要望書の内容に賛同いたします 
団体、個人名 
住所                                 

お問い合わせ 全国動物ネットワーク事務局 Fwin5675@nifty.com
                     FAX 029-851-5586

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以下の要望書をプリントアウト、コピーのうえ、環境省や福島県、または皆様の親しい議員などにお送りくださいませんか。
電話やファックスもお願い致します。

① 福島犬猫救護管理に関する要望書表面ダウンロードはこちら

② 福島犬猫救護管理に関する要望書裏面ダウンロードはこちら


要望先
1) 環境省自然環境局総務課動物愛謹管理室
電話:03-3581-3.351(内線:6429)
電子メール:shizen-some@env.go.jp / FAX:03-3508-9278
環境省MOEメール(分野は自然環境、自然公園を選択) https://www.env.go.jp/moemail/

2) 福島県知事
知事直轄広報課
〒960-8670 福島県福島市杉妻町2-16
電話: 024-521-7012
FAX:024-521-7901
メールkouho@pref.fukushima.lg.jp

3)環境大臣 長浜博行
〒100-8962
東京都千代田区永田町2-1-1参議院議員会館606号
TEL:03-6550-0606
FAX:03-6551-0606

4)環境副大臣 生方幸夫
zxe04624@nifty.ne.jp
松戸事務所 〒271-0076 千葉県松戸市岩瀬153-1、アセッツ松戸1階
電話 047-330-2500
  

   (参加153団体は裏面に記載)


拡散・転載をお願い致します。

*上手くダウンロード出来ない場合は「犬猫救済の輪」さん、または

「CAPIN」さんのブログからお願いします。


置き去りにされた小さな命~福島第一原発20km圏内 警戒区域から~

今年、凍える2月。

保護出来なかったはちわれちゃん。







置き去りにされた小さな命~福島第一原発20km圏内 警戒区域から~

わたしと同じ気持ちでいてくれる

あなたの声を・・・

どうか届けて下さい。