いつものポイント。
この場所で2匹の猫を見てからずっと回ってる場所。
犬のも転がってる。
わたしだけしか知らない場所に、
誰かが置いていってくれたたくさんのフード。
今日はそんな場所がここを含め3箇所はあった。
孤独な警戒区域での活動だから、
わたし以外に、誰か気に掛けてくれる人の存在が、
気持ちを支えてくれる。
目を凝らすと、フードに貼られた「半額」のラベル。
みんながお金持ちで、ふんだんにフードが
買える環境であるはずもなく、
必死にフード代やガソリン代を捻出してる。
そんな庶民をあざ笑うかのように、
今日もスクリーニング会場には遊んでる職員がゴロゴロ。
警察車両は遠く大阪や品川ナンバー、時に九州からも
ゾロゾロ・・・・。
どれだけの税金を貪れば気が済むのか?
お地蔵さん、あなたが食べてしまったの?
空っぽになったフード。
15日ほど間が空いたので、
どこのフードも空っぽ。
ご飯、まだかな~とポイントを覗きに来た猫を
それぞれの場所で4匹見た。
おまたせ~!ソックスを履いたキジしろちゃん。
ポイントのご飯を覗きに来て、空っぽで帰るところ。
いつもの場所に置いておくね。
ここは昨年、つがいのヤギさんが住んでた鉄工所のそば。
ヤギさんは昨年、ちゃんと保護されてますので・・・。
12日10日から大熊町が再編され、新たなバリケードが造られた。
主要道路R6も富岡町から先へは普通に入れなくなっているはず。
どちらにしても、警察からの圧力でこの先、
警戒区域には入れなくなったわたし。
久々に南相馬のねこおばさん、吉田さんに電話して
このことを伝え、警戒区域入りを諦める!と宣言したら、
「だめだよ~、待ってるんだよ~、猫たち。」と言われ
言葉に詰まってしまう。
福島県で犬と猫のこと、これほどまでに考えて
自らが被災者で、実際に動いている人は
わたしが知るところでは他にいない。
行政や警察の圧力に、ひれ伏すこととなったわたし。
国会議員、大臣クラスも他人事の動物問題。
やっかいなことはてきと~にスルー。
訴えても、答えられる窓口すらない。
先月、1年8ヶ月ぶりに保護出来た猫
み~ちゃんのお家にて、凍りつきそうな水。
子ども達には伝えよう。
この国がおかしいと思っても、長いものに巻かれてしまえ!
犬や猫、動物のこと考えずに、生きていって!
そうでないと、あなたも動物と同じ運命を辿るから・・・、と。