置き去りにされた小さな命~福島第一原発20km圏内 警戒区域から~


整然と並べられたもの、

その正体は・・・捨てられるはずのもの。


廃材。






置き去りにされた小さな命~福島第一原発20km圏内 警戒区域から~


このオブジェだって。

市内やその周辺の200の中小企業から

集められたもの。


「レミダ」とは神話にまつわるもので

「命が宿る」という意味。

捨てられてしまうはずのものに、

もう一度生命が吹き込まれ、

なぜここのあるのか意味づけされた時

廃材たちは輝き出す。

賑やかに笑っている。


レミダの根底には、

環境保護というテーマが存在している。


そうそう、この工場のそばでは蚤の市も行われてて・・・。

ちょっといいものを見つけましたよ。



置き去りにされた小さな命~福島第一原発20km圏内 警戒区域から~


銅のモールドはいかが?

アンティークは100年ものというから、

それほどまでは経っていないコレクタブルズの域だろう。


イタリアからやってきた、古い使われなくなったモールドが

我が家のキッチンに、昔からそこにあったように

溶け込んでる。



こんなものも見つけました!


置き去りにされた小さな命~福島第一原発20km圏内 警戒区域から~

レッジョ・エミリア駅の地下道の側面。


就学前の子ども達によるもの。

彼らにしか創れない、ただひとつのもの。


町の中、色んな場所で廃材は生きている。





置き去りにされた小さな命~福島第一原発20km圏内 警戒区域から~


何度か通った地元のピザのお店にて。

この照明も、ひょっとして

空き瓶に色水を詰めたのか?

実は、最初からこんなに

毒々しい色の飲み物だったのかも・・・。