「なぜ人を殺してはならないのか 3つの回答水準」が哲学者から示されました。
単に「駄目だから駄目」では通用しない昨今、人を殺してはならないと答えらえる水準とはどういう水準なのかを知ることが、自分の命の大切さを知ることになります。
そしてそれは「本当の幸せ」の答えを知る鍵ともなるのです。
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「本当の幸せ」を考えるとき、どうしても避けられないのが「生と死」というレベルの問題です。
人間、生まれたからには死ぬのが定めですから、この問題に目をふさいでいては、いつまでたっても本当の幸せは分からないのですね。
そして現代、様々な場面で「生と死」に関することが論じられています。
例えば、
「人を殺してみたかった」「誰でもよかった」
という猟奇殺人事件がおきた時、しばしば話題になるのが
「なぜ人を殺してはいけないのか」
という問いです。
この時、
「ダメに決まってる」
「ダメだからダメ」
「お前も殺されたくないだろう」
と多くの人が答えますが、どうもこれでは納得いかないようです。
ネット上では、
「最近、殺人願望が強くなってきた。自分でも怖い。どうすればいいだろう?」
とか、
「僕は一度でいいから、死体が見てみたい。怖い物見たさ、でしょうか」
など、赤裸々に心の内が語られることもあります。
以前、哲学者の永井均教授が
「なぜ人を殺してはならないのか、3つの回答水準」
について語っていた記事が新聞に載っていました。
以下が、その「3つの回答水準」です。