読書メーター1月(2019)のまとめ | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

ぼちぼちでんな。

 

 

1月の読書メーター
読んだ本の数:24
読んだページ数:6433
ナイス数:883

すみれ屋敷の罪人 (『このミス』大賞シリーズ)すみれ屋敷の罪人 (『このミス』大賞シリーズ)感想
期待していたようなイヤミスではなかったけど、これはこれでOK。白骨死体が見つかって、その謎を解いていくうちに…という展開。真相が詳らかになるに連れ、なんだかちょっぴりおセンチな気分になっちゃった。
読了日:01月30日 著者:降田 天
時限感染 殺戮のマトリョーシカ (『このミス』大賞シリーズ)時限感染 殺戮のマトリョーシカ (『このミス』大賞シリーズ)感想
猟奇殺人からバイオテロへ。マトリョーシカからなんとなく想像がつくけれど、そっちかーって感じで面白かったです。でも「あなた」は世間に公表しなくても良いと思うの。何の利益もないの。あなたの心が少し軽くなるだけで、誰も救われないのだから。
読了日:01月27日 著者:岩木 一麻
友食い教室 3 (ジャンプコミックス)友食い教室 3 (ジャンプコミックス)感想
ファイナルガールになるはずの嬢ちゃんたちが次々退場。意表をついたと言えば聞こえはいいけれど、行き当たりばったりなのではないかしらん。おめんたまスプーンは『ファウウンド』が参考資料?
読了日:01月25日 著者:沢瀬 ゆう
友食い教室 2 (ジャンプコミックス)友食い教室 2 (ジャンプコミックス)
読了日:01月25日 著者:沢瀬 ゆう
友食い教室 1 (ジャンプコミックス)友食い教室 1 (ジャンプコミックス)
読了日:01月25日 著者:沢瀬 ゆう
アリバイ崩し承りますアリバイ崩し承ります感想
トリッキーで面白いんですよ。でもそこにプラスアルファを求めてしまうのが(欲張りだとは百も承知で…)人情ってものじゃないでしょうか。アリバイ崩しという点だけを描きたくてほかを排除されたのだと思うのですが、もう少し人間関係の機微がほしかったかなーって思いました。
読了日:01月24日 著者:大山 誠一郎
などらきの首 (角川ホラー文庫)などらきの首 (角川ホラー文庫)感想
おぞましいような怖さを感じる作品はなかったです。とても読みやすい。「脳髄談義」そっちかーい!「ファインダー…」持って行き方によっては恐怖になるところを…じんわり。「などらぎの首」は、明確な推理が導き出す答に納得したところでドーン!比嘉姉妹のシリーズ、これからも読んで行きたく存じます~。
読了日:01月24日 著者:澤村伊智
事故物件怪談 恐い間取り事故物件怪談 恐い間取り感想
間取りが好きなマドリストなので一読。怖い怖いと聞いていたせいかハードルが上がってしまい、思ってたほど怖くなかった。怖いのは霊現象じゃなく孤独死。便器と一体化とか…孤独死怖い。後半は「ああ、あそこね」とそこそこ有名なオカスポ案内。途中で飽きてきて自分の中の気力の衰えにも恐怖を感じたりね…。
読了日:01月22日 著者:松原 タニシ
アンゴルモア 元寇合戦記 (10) (角川コミックス・エース)アンゴルモア 元寇合戦記 (10) (角川コミックス・エース)感想
アニメを見て原作が読みたくなった。アニメでは描かれていない部分もあり、よきかなよきかな。史実を捻じ曲げる訳にはいかないけれど、ふくらませる事はできる。魅力的なキャラたち(みんな死んでいきはるのが辛い)に拍手。
読了日:01月22日 著者:たかぎ 七彦
アンゴルモア・-元寇合戦記- コミック 1-9巻セットアンゴルモア・-元寇合戦記- コミック 1-9巻セット
読了日:01月22日 著者:たかぎ 七彦
6番目の殺人 (ヤングアニマルコミックス)6番目の殺人 (ヤングアニマルコミックス)感想
ホラーなんだけどニンゲンコワイでもある。コンパクトにまとまった一冊。線の太い絵が苦手なのですが、このストーリーだとこの絵でもOKかな。
読了日:01月19日 著者:川本貴裕
オイディプスの檻 犯罪心理分析班 (富士見L文庫)オイディプスの檻 犯罪心理分析班 (富士見L文庫)感想
かる~く読める一冊。ドラマの原作か?って思うほどキャラがわかりやすかった。
読了日:01月19日 著者:佐藤 青南
双亡亭壊すべし (10) (少年サンデーコミックス)双亡亭壊すべし (10) (少年サンデーコミックス)感想
かっこいいいいいいい。タコハの名台詞やら、初期メンバーの集結やら、いよいよ決戦の時が迫っているのでしょうか。 こちょこちょが、可愛い。こちょこちょしたい。
読了日:01月18日 著者:藤田 和日郎
聖者が街にやって来た聖者が街にやって来た感想
いつもの宇佐美さんらしくない一冊。警察官の彼が何故そうも、彼曰く「オカマ」さんを嫌うのかがわからず、やな感じ~~な人になってしまったのが残念。市民のミュージカルパートと事件パートが巧く噛み合ってないのか、最初は読むのが結構きつかった。ワタシ的に一番許しがたいのは、あいつなんだけど、あんまひどい目にあってないのがちょっとなぁ…。母と子の親子関係がテーマ?でも、詰め込み過ぎて表層的なところしか描かれていないようで、少々物足りないかも。
読了日:01月18日 著者:宇佐美 まこと
ハラサキ (角川ホラー文庫)ハラサキ (角川ホラー文庫)感想
小技を効かせたホラー。記憶がない状態で自称友人の他には誰もいない異世界らしき場所に紛れ込む、何者かに襲われて命がピンチ…などなど、追い詰められ感は頑張ってると思います。次第に明かされる謎もなかなか良いんじゃないでしょうか。後味がよろしくないのも好感触。「そらそうよ。そんな簡単に終われますかいな」って思うもん。主人公の女の子に全く共感できなくて好きになれないのも計算の内ならすごいな~。
読了日:01月16日 著者:野城 亮
冷たい檻 (単行本)冷たい檻 (単行本)感想
前半はスローモーと言うか、ダラダラしていたのでものすごく読むのに苦戦。政治家絡みの土地の利権問題から新薬実験への流れに関しては、治験系の話はもうさんざん映画で観てるので「この程度なん?」でした。いや、こんなふうになるだけでも実は怖いんだけどさぁ。子供ゆえの思慮のなさがちょっと物悲しい。深見があっさり描かれすぎていて、せっかくの敵対キャラなのにもったいない気が少々。もっと火花バチバチの頭脳&心理戦があっても良かったんじゃ。
読了日:01月13日 著者:伊岡 瞬
人生のピース人生のピース感想
リアル「タラレバ娘」。私立のお嬢様学校を出た仲良し3人組が人生の岐路に立って「結婚とはっ?」と考えてしまうお話。主人公がどうにも好きになれなくて。「頑張ってる私!きれいで輝いてる私!結婚問題で悩んでる私!ドヤァ?」が透けて見えて、ちょっとキライ。女同士の関係性ってのは、なかなか高度な心理戦を要するのだってことはひしひしと伝わってきた。おばちゃん、もう、そんなめんどくさいこと出来ひんわ~。
読了日:01月09日 著者:朝比奈 あすか
玉瀬家、休業中。玉瀬家、休業中。感想
まさきとしかさんだからイヤーンな話を期待してたのに、ハチャメチャ一家の再生の物語(深刻じゃない)でした。澪子、切ない。私なんてパート30社くらい受けてことごとくお祈りだったZE!澪子は、雇ってもらえるんだから大丈夫大丈夫!澪子の気持ちが一番わかるだけに応援したくなりました。なんとなく丸く収まっちゃったよ~、な終わり方。これはこれで良いのだ…よね?
読了日:01月07日 著者:まさき としか
祭火小夜の後悔祭火小夜の後悔感想
前半の短編がなかなか面白かったので、ほんと、こういうのを8つほど書いて祭火小夜をナビゲーターにした短編集にしたほうが良かったんじゃ…とは思うけれど、後半の前半と趣を異にした「魔物とのおいかけっこ」もそれはそれで面白かったので合格点。薀蓄の多い作品は重厚、しかしながらこういうライトな方がサクッと読めるのでありがたいです。BBAは根気と眼が続かぬのだ!
読了日:01月06日 著者:秋竹 サラダ
犯罪乱歩幻想犯罪乱歩幻想感想
あ、これ好み!どの作品もラストが「ウフフ…後は、お楽しみでね、ウフフ」ってなっている構成がたまらなく好き。ウルトラQでも屈指のホラー「悪魔ッ子」にかすってる話もGOOD。あれ?これ、乱歩あんま関係ないじゃん。どの作品もハズレがなくて、ワタシ的にはすごくどストライクでした。
読了日:01月04日 著者:三津田 信三
スケルトン・キースケルトン・キー感想
ほわっと騙された感。主人公はサイコパスらしいが、彼以上のとんでもない奴らが出てくるので霞んでしまった。過去にしでかしたあれこれは消えないんだけど、ちょっとマシなサイコパス?だったわけで…。ひかりさんがすごく気の毒だった。ラスト「実は…」ともう一捻り来てBAD ENDになるかと思ったら、そこはなかった。何を書いてもネタバレw
読了日:01月04日 著者:道尾 秀介
シャルロットの憂鬱シャルロットの憂鬱感想
ワンコスキーの心を揺さぶる一冊。ちょっとイヤンなかほりのするものから日常の謎まで。ジャーマンシェパードのシャルロット、なんて賢くて愛らしくて可愛いのでしょう。ちょっぴりにゃんこ・パートもあり、にゃんこスキーにはたまらなかった。
読了日:01月03日 著者:近藤 史恵
THE QUIZ(ザ・クイズ)THE QUIZ(ザ・クイズ)感想
キャラが典型的過ぎて苦笑。どのキャラも応援しにくいというのは、ちょっと問題ありかもよ。何しろヒロイン(多分)が「お前そういう女やったんかい!」なのはアカンと思うな―。オチで「あ、それが書きたかったんかい」とわかったものの、それまでのダラダラっぷりとクイズの低レベルさに驚愕のラストにならず。
読了日:01月03日 著者:椙本 孝思
熱帯熱帯感想
新年一発目の一気読み。これは振り落とされる人結構いそうだなぁ…と思いながらも大層面白く読みました。初モリミーがこれだと少々キツイかもしれませぬ。まず他の本を手にとってモリミー・ワールド耐性をつけたほうがよろしかろう…そういう本。映画の「マザーハウス」や「パラドクス」を何故か思い出したりして。全然違う毛色なのに、なんでや?
読了日:01月01日 著者:森見 登美彦

読書メーター

 

 

これ以外に

 

 

これも読んだけど記入漏れ。

 

 

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■おすすめ■

 

●などらぎの首

●熱帯

●犯罪乱歩幻想

●シャルロットの憂鬱

 

 

『犯罪乱歩~』は、短編としての完成度がめっちゃ高い。

「この先の末路は、どう受け取られても構いませんが…」

という含みをもたせた終わり方が良い!

 

『シャルロット~』はワンコスキー必読。でもみんながみんな、シャルロットみたいな賢い子じゃないんだってことも、覚えておいてね。

そして犬を飼う以上は飼い主さんの人間性…と言うかモラルはとっても大事。

自分ちのワンコを嫌いな人がいるって悲しいやん?

 

『などらぎ~』比嘉姉妹の作品を今後ともぜひともっ!

 

『熱帯』は、本を読むことに慣れていない人&入れ子の作風が苦手な人にはおすすめしません。

ところで直木賞のHさんは、自分が嫌いな(読みにくい)作品は蹴落とす気性があるのでしょうか。

『バトロワ』『半落ち』…Hさんが「これあかん」言うたやつが大ヒットしてることをどう思ってらっしゃるのかしら。

まぁ、言うても詮無いことなのですけどね。

モリミーは、直木賞なんか狙わんでもええんちゃう?

直木賞も今じゃそこまで権威もクソもないし。

 

 

イエローハートグリーンハートイエローハートグリーンハートイエローハートグリーンハートイエローハートグリーンハートイエローハートグリーンハートイエローハートグリーンハートイエローハートグリーンハート

 

今月もまた素敵な本に巡り会えますように。

 

2月は病院通い&私用が忙しくて映画ブログの更新がままならねーかもですが、

本だけは読む!

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