燃えよスーリヤ!!(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

痛みを感じない青年が悪を撃つやでー。

 
 
 
 
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スーリヤは生まれつき痛覚を感じない身体。無痛症で無汗症。脱水しててもわからない。

母はスーリヤが生まれてすぐ亡くなっている。ギャングに襲われて命を落としたのだ。

 

 

子供のころ、いじめにあっていたスーリヤをいつも助けてくれていたのは幼馴染の女の子スプリ

 

 

アップ眼を守るゴーグルと脱水予防の水筒は必須

 

 

スーリヤは片足の空手家マニの姿に感銘を受け、体を鍛え始める。

祖父は痛みを知らない故、限界もまた知らないスーリヤに「水を飲め、脱水症状は命とり」と何度も教え込む。

 

 

正義の味方、ヒーローになるため、スプリを虐待していた父親に重傷を負わせてしまったスーリヤ。

住み慣れた家も追い出されてしまう。

 

 

年月が流れ、空手一筋馬鹿になり…と成長したスーリヤは同じく成長したスプリと再会、スプリの師匠だった空手マン・マニとも遭遇することに

マニの実の弟ジミーがギャングのボスであり警備会社のシャチョサーンだったことを知るスーリヤポーン!!

 

 

 

 

ジミーに奪われた父親の形見のロケットを取り戻すため警備会社に乗りこむマニとスーリヤ。

そこにスプリも参戦。

ジミー一家VSスーリヤたちの抗争は、スーリヤの爺ちゃんも巻き込んでいく。

多勢に無勢で追い詰められていくスーリヤたち、奮闘するもあと一歩のところでスーリヤはジミーに撃たれてしまう。

 

 

 

 

スーリヤの危機!

とっさにジミーを撃ってしまったスプリ。

ジミーは頭を撃たれて即ポテチンドクロ

 

 

取り乱すスプリに、マニがすべての後始末は自分がつけると伝え、罪を全部ひっかぶって警察に捕まるのだった。

スーリヤとスプリは恋人同士になり、今日も街の悪党たちと戦い続ける日々を送っている。

おしまい。

 

 

 

 

 

イエローハートグリーンハートイエローハートグリーンハートイエローハートグリーンハートイエローハートグリーンハートイエローハートグリーンハートイエローハートグリーンハート

 

 

 

 

賛否両論あるのはわかる。

長いし。

ギャグが刺さらない人には、これっぽっちも面白くないだろうし。

「なんでもありですがな」と思える人には、なかなかに楽しい映画かも。

 

 

ストーリーなんかほぼ無いし、謎のダンスが入るインド映画のお約束。

いろんなヒーロー映画のあれやこれやをインスパイアしてて、
「このテンションで長時間来られたらキツいで」思うてたら中盤は若干中だるみしたので助かりました。
助かったんかーーーい!
 
 
先天性の無痛症で脱水も疲労も感じないスーリヤ。
ゴーグルと水のタンクを常備、ちょっと人間関係に難あり?と思わせるイケメソ。
タイプちゃうけど、
マダムのタイプはクリヘムやけど、
「タイプちゃうけど応援したくなるわ!」
そういう映画です照れ
 
 
 
 
さてこの映画、ノーテンキなようでいて結構シビアな現実も描いてます。
スーリヤの無痛症はもちろんのこと。
ヒロイン・スプリのママ上は病気なのですが治療費が払えないので、スプリは金持ちの男と婚約をしてるんですよ。
母親のために犠牲になる覚悟をしてはるんです。
でもママ上様は、自分が暴力的な夫の仕打ちにずっと我慢してきてたからスプリには自由に生きてほしい(婚約者は結構横暴マン)と思うてます。
 
 
スプリが、大の男をバッタバッタと倒していくのは、女性にはかなり胸のすく展開だったんじゃないかしらん。
 
 
 
 
マニも父親の寵愛を受けていたのに、弟の彼女と密通したせいですべてをなくしてしもうた。あ…なんか誰かのことが…。
弟は寵愛を受けてる兄ちゃんが憎くて仕方ない。じぇらすぃー愛憎劇。
ドロドロの家族。
 
 
でもそういうものを背景にしながらも、ヒーローになりたい系男子が自分のあこがれだったヒーローと共に戦うっていう。
スパイディ?
トニー社長とスパイディ?ラブ
そういう関係性に萌えチューグリーンハーツ
 
 
 
 
この映画のテーマは、
考えるな、感じるんだ!
つか、スプリ無職やったんかい!
スーリヤは会計士になれるっておつむ良かったんかい!
マニとジミーの役の人同一人物。
マジカ?
上矢印
これ
 
 
インド映画は時間があるときに観たらオモチロイよ!

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