『喝采』
『夜間飛行』
ちあきなおみさんの曲、
大好き。
『夜間飛行』の
そして、今…のところからの盛り上がりが半端ねぇ。
あとは中尾ミエさんの『片想い』。
須藤薫さんの『つのる想い』。
名曲でゴンス。
『いちご白書をもう一度』
『最後のフレーム』
『昭和大童謡・アフリカの夜』
『グループ交際の歌』
後ろの二つ
懐メロカテゴリーちゃうんちゃうん
…と、
場を温めたところで、
本日紹介する本はこちら。
『バイバイサンタクロース』
読みました。
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CPJ5Y93G
小学生の双子、
圭司と有人。
彼ら二人が巻き込まれる、
あるいはしゃしゃり出て解決に乗り出す
「日常の謎」
論理ですべてを解決する圭司。
人の心の機微で解決する有人。
●最後の数千葉
●消えたペガサスの謎
●サンタクロースのいる世界
●黒い密室
●誰が金魚を殺したのか
●ダイイングメッセージ
短編集。
コナン君もびっくらぽんな頭脳を持つ小学生の推理ジュブナイル。
…と思いきや…
「最後の数千葉」は、
小学生らしくて、
ほわほわするストーリー。
圭司はかなり頭のいい子で、
頭がいいゆえに傲慢な部分もあったりするものの、
そこは優しさ担当の有人がカバー。
論理担当、
動機担当、
そういう話かと思って読み進めました。
ミステリのバラエティも豊かで、
子供たちのキャラも立っていて。
サブタイの「双子探偵」もあり、
シリーズ化するんかと油断してたらーー!
最後の話で、
うぎゃぁぁぁぁ。
いや、不穏な感じは若干あったんですよ。
あったものの、
それは有人のコンプレックス&考えすぎなんやろ?
ちがった。
あの、
これ、
こんなラストでええのん?
いや、あかんやろ?
ホンマに
ええのん?
そう問いたくなる一冊。
あなたなら許容しますか、
許せないですか。
バイバイ、サンタクロース。
子供の時間はもう終わる。
大人の世界がやってくる。
人を貶め、
人を憎み、
己さえも貶め憎む世界が。
読む人を選ぶ作品。
ラスト前の金魚がどうこう言うてた時がナツカシスわ。
ポチ
↓