【カイ】

午前中は、2月最後の集団療育日。
24日に3歳の誕生日を迎えたカイはお誕生日会をしてもらえる日だった。
お弁当の日だったので、シーさんの授乳のことを考えると少し長い療育時間になるので、悩んだが、一年に一度の誕生日。
沢山の人におめでとうを言ってもらえるなんて、人生の中でも数えるだけしかないかなと思うと、行こうと決意。
そして、療育では、カイの成長を少しだけ感じた。
いつもは挨拶の時間は、走り回って座っていられない。
けれど、ほんの少し、私と座っていれた。
そして、お誕生日のお祝いのときに、先生が作ってくれた誕生日カードを受け取ったとき、”ありがとう”と自発的に言ってくれた。
本当少しだけの成長。
それでも嬉しかった。

午後からは、気温も温かったので、初めてシーさんを連れながら、カイと散歩に行ってみた。
シーさんは首がしっかり座ってないので、ドキドキしながらの散歩。
しかしカイは以外にも、ちゃんとずっと手をつないでくれてた。
ふりほどきそうになるときも、理由があってのことだったから、それを察知して誘導すると大丈夫だった。
カイが成長してくれた部分と、私がカイの行動に合わせれるようになった成長の部分が重なったんだな。
そして、散歩では、カイの特性なのか、人懐こいだけなのか、どちらか分からない部分だが、道行く人に”こんにちは”と言いながら歩いていく。
大人の私はそれを見て、こんにちはと話しかけられることに、相手はビックリしてたり、迷惑がられてるのではないかなとか、モヤモヤしながら引きつり笑い。
挨拶出来るのはもちろん良いことなんだけど、でも大人の事情的には、、、ね、、、
そんな感じのカイなので、公園についたら、そこにいた小学生にも話しかけに行く。
そして、勝手に混ざる。
私、またもやモヤモヤ。
モヤモヤと共に、ヒヤヒヤ。
小学生は道路に出るときも、周りに注意しながら、出ることが出来る。
カイにはそれは、出来ない。
首が座ってないシーさんを抱っこしながら、カイが走って行くのを止めれる自信が無かった。
なので、少し遊ばせて、帰るよと促す。
最初はやっぱり、すんなりいかない。
”かーちゃん、帰るよ。カイ1人で帰ってきて。”と、置いて行く振りをしても、動じず遊ぶ。
カイにはこの手は通用したことない。
だから結局は、自分で引き戻しに行くのだ。
いつもなら、そこから、帰るのに癇癪を起こすことが多いので、気持ちが既に戦闘モードに入りながらカイの元へ。
帰るよと手を引っ張ったら、拍子抜け。
ちゃんと着いてきた。
小学生の兄ちゃんたちにお礼も言えた。

この1日。
すごいすんなりの1日。
1日じっくりカイと向き合ったことで、落ち着いてくれたのか、成長したのか、漢方のおかげなのか。
成長であってほしいな。


【シーさん】

1m28d

シーさんは、午前中は母に見てもらってた。
そして初めての散歩へ。
最初は、お外の景色を見てたが、気付くと寝てた。
お風呂では、石鹸を固形に。
ボロボロが引いてくれますように。


【私】

先日カイの薬をもらいに行ったとき、抑肝散のことを尋ねたら、私に処方したほうが良いかなと言われた。
正直、カイが言うことを聞かないときに手が出てしまうことがある。
当たり前だが、叩いてしまった後自己嫌悪におちいることが最近多いので、このループから抜け出したいと思い、市販薬を飲み始めた。
きいてくれると良いな。