先生に手紙を書いて渡したら、


その日のうちに電話がかかってきた。


先生は若い男の先生で、


学校では


あまり目立ってチックは出ていないこと、


友達とは仲良くしてる事、


ちょっと様子を見させて欲しいとの事だった。


今ならもう少し言えると思うが、


当時はクレーマーみたいになるのが嫌だったし、


何より、


面倒くさい親だと思われるのが嫌だった。


どこまで行っても


他人からの目を気にしていた私は、


それ以上何も言えなくなってしまった。


だから、


子供も、人に言えなかったり、


顔色を伺うことを覚えてしまっていたんだなと思う。


無意識に我慢ばかり教えていた。


もう少し、のびのびと育ててあげれたら


と本当に後悔した。