年間ベストセラー総合1位の部数50万部台の衝撃 | 『毎日が革命』「転職王」正己のヤバイ放談 (臼井正己公式ブログ)

『毎日が革命』「転職王」正己のヤバイ放談 (臼井正己公式ブログ)

星湖舎刊『毎日が革命』と彩図社刊『転職王』『0から始める幸福論』の著者、転職王正己こと臼井正己のブログ。最新刊『0から始める幸福論2022』kindleで発売中!


※筆者のTwitterより。

 12月に入ったので、そろそろ今年の本の年間ベストセラーが発表になっただろうと思い調べてみた。

 衝撃の結果だった。今年の年間ベストセラー1位は和田秀樹さんの『80歳の壁』で発行部数は53万5000部とのこと。その後、増刷がかかり現在は57万5000部で年間ベストセラー1位になったことで60万部を超えるのは間違いないだろう。

 それでもミリオンセラーにははるかに及ばない。こんなに本が売れなくなったのかと衝撃を受けた。同時に創価学会と幸福の科学という2大宗教団体の力が落ちたんだろうなということも感じた。

 99年10月発売の拙著『0から始める幸福論』(彩図社ぶんりき文庫)では98年のトーハンの年間ベストセラーの1、2位に創価学会の池田大作名誉会長(当時)と幸福の科学総裁の大川隆法氏の本がランクインしたことに言及している。



 大川氏の『幸福の革命』は公称で200万部以上売れたとされているし翌年に出た『繁栄の法』は「400万部突破」と新聞広告に出ていたと記憶している。

 それが今はせいぜい50万部しか売れていないのだ。私も幸福の科学で活動していた時期があるが信者は何冊も大川氏の本を買って献本する活動をしている。それは今も昔も変わらないだろう。一方、創価学会の場合は、そのようなことはない。

 いずれにせよ本の売り上げ部数と教団の勢力は無関係ではない。これだけ売り上げ部数が落ちていることと教団の勢力の低下は、ある程度比例すると言ってよいだろう。

 かく言う私も今年は「令和の虎」で資金調達し『夢をかなえるもう』を出版した(無印本命書店で独占販売。在庫159部)。

 初版1201部で取次を通していないので年間ベストセラーランキングに入る可能性は最初からnothingだが、これだけ上が落ちて来たら近い将来、ジャイアントキリングも夢ではないような気がしてきた。

 まだまだ先の長い話にはなるが地道に活動を続けていこうと思う。

無印本命書店