それは、音楽の授業の引継ぎです。
実は最終学期になってやっと、私の後任となるガーナ人の先生が現れたのです!
この新学期から新社会人として我が校にやってきた、プロスパー先生。
実は彼、本業はICT(コンピュータの授業)の先生なんです。が、
彼との劇的?な出会いをちょっと自慢すると・・・
私がいつものように外でピアニカの授業をしていた時のこと。
いつものようになかなかまとまらない子ども達。
私が必死でぎゃーぎゃー授業していると・・・
ふと、知らない男性がある生徒に課題曲の弾き方を教えてる。
あれ?だれだ?
と、これが彼との出会いでした。
実はこの時、彼はICTの専任教師の面接を受けに我が校に来てたんです。
それで、面接の待ち時間になんだか外国人がぎゃーぎゃー音楽教えてるけど
なかなか生徒がまとまってないのを見るに見かねて、手伝ってくれたのでした。
どうも少し音楽の知識がある様子。
聞くと、教会で少しだけバンドをしているらしい。
ここここ、これはチャンス!
ってことで、学校の経営部門に、もしかして彼は音楽の教師にもなれるかもしれないよ!と直訴して、
めでたく、今学期からICT&ミュージックの先生になったのであります。
結果的には、最初に思ったほどピアノが弾けるわけでもないし、楽譜も読めないとのことだったんだけど、
とにかくすごい真面目で、音楽が好きなようで、私から積極的に学ぼうとしてくれています。
今まで一人でやっていた授業も、彼がいてくれることでかなり楽になりました。
やっぱり、ガーナ人の先生の一喝は、悔しいけれど私のより数倍効く。
今は私の授業を見学してもらいながら、ピアニカで生徒が習っている曲を練習してもらったり、
ピアニカのメンテナンスを一緒にやったりしてます。
徐々に仕事を移行させていく予定。
正直、もう次の日本人ボランティアが来ない限り音楽の授業の継続はむずかしいかな・・・
と思ってたので、めちゃラッキーです。
これが、最後の大仕事かな。
がむばります。