今、乾季のど真ん中なのに大雨が降っています!奇跡!


あ~気持ち~

空中の砂埃を全部洗い流してくれ~



さて、今日は同任地のまこちゃん隊員が学校に遊びに来てくれました。

まこちゃんは男子校で理科を教えているので、幼稚園はかなり新鮮らしい。

子ども達が持参のお弁当を食べるのを興味深げに眺めてました。w
私、ガーナにきました。


そして、小学校での私の授業も見学してくれました。

他の隊員が見てるとちょっと緊張・・・



写真を撮ってくれたので、最近の音楽の授業を写真とあわせて紹介します。
私、ガーナにきました。

最近、こういうものを使っています。


ペーパーピアノ。


このプリント自体はまだキーボード1台しかなかったときに作って、全クラスに配ってたのですが

見事にほとんどの子が紛失。


で、今回後任のプロスパーのアイデアで1クラス分の枚数をコピー、ラミネート加工し、

新しい曲を練習するときに使うことにしました。
私、ガーナにきました。


いきなり本物のピアニカを与えてしまうと、もう音を出すことだけに夢中になってしまい授業にならない。


曲を演奏するっていうことを経験させるためにこれまでは2ステップ制の授業をしていました。



ステップ1

曲の音階を暗記。


新しい曲を始めるときは、まず音階をノートに書かせ、暗記させます。

例えばキラキラ星なら、「ド ド ソ ソ ラ ラ ソ」と歌えなくてはいけない。


翌週から、一人ずつ覚えているかテストして、このテストに合格した子だけ


ステップ2

ピアニカを使って実際に演奏。


ピアニカには音階が書かれたシールが貼ってあるので、スムーズに曲の演奏が出来るようになります。




で、最近このペーパーピアノを使ってステップを1段階増やしました。


音階暗記テストに合格したら、


ステップ2

ペーパーピアノで指使いテスト。


決められた指使いどおりに指を使えないと、


ステップ3

ピアニカを使って実際に演奏



までたどり着きません。


ピアノ初心者の子達にとってはなかなか根気のいる作業。

毎回、同じようなメンバーが最後まで合格できなかったり、生徒の特徴と言うか、個性も見えてきました。


でも、指使いを正しく出来れば演奏もスムーズに出来る。


スムーズに演奏できれば人前で発表もできる。


私がいなくなった後も、クリスマスショーでピアニカの発表が出来たらいいな・・・と。


何より、大好きなピアニカを使うために、みんなに努力をして欲しい。



それから、今5,6年生には重奏を指導中。


クラスを2パートに分けて、最終的には合奏がしたいと思っています。


この間のクリスマスショーから、他の生徒達にもハーモニーを奏でる楽しさを経験してもらいたい。

音楽を通して友達と協力することを学んでもらいたい。


それこそ、情操教育が行われるべき理由なんじゃないかな。


と思うようになり、時間はかかりそうですが、2パートによる重奏に挑戦してもらっています。



今はまだ2手に分かれて指使いの練習。


私がメロディーグループを、プロスパーがバックサウンドグループを教えています。
私、ガーナにきました。

私、ガーナにきました。

ピアニカまでの道のりは長いが、がんばれみんな!