明日、4月25日は
オーストラリアで最も大切な日とも言われる『アンザックデー』です
アンザックデーの象徴の一つ「ポピー」です
(写真はお借りしました)
1915年、第一次世界大戦の時
オーストラリア、ニュージーランド軍団はトルコのガリポリ半島に上陸しましたが
厳しい戦いとなり約8か月に及ぶ長期戦で多くの犠牲者を出しました
そのため4月25日をアンザックデーとして
多くの犠牲者を悼むとともに平和を願う日になりました
この戦いでの犠牲が
本当の意味でオーストラリアがイギリスから独立したきっかけになった
とも言われています
アンザックビスケット
アンザックデーの象徴の一つとも言われる「アンザックビスケット」
戦地で厳しい戦いをしている夫のために
その妻たちが健康的で長持ちするオートミールを使って作ったビスケットです
男たちはそのビスケットを食べて厳しい戦いを耐えたとも言われています
元を辿れば愛情いっぱいのビスケットといことですね〜
そんな背景に想いを馳せながら
焼き上がったビスケットをみなさんで食べながらモーニングティーしましたよ
もちろん、とっても美味しかったです
アヴゴレモノ
全く初めて聞く名前のレシピですが
「レモンとチキンのギリシャ風スープ」といえば分かりやすいかも
家にあるいろいろな野菜とチキンを煮込んで
最後にレモン果汁と卵をミックスした液で仕上げるギリシャでは一般的なスープらしいです
アンザックビスケットでモーニングティーしている間にスープがよく煮込まれました
盛り付けして完成
種類は分かりませんが、トーストしたパンを添えていただきます
おまけは日本風餃子
日本では普通の焼き餃子ですが
こちらでは中華料理のダンプリングの方が一般的に知られているので
こうした焼き餃子は珍しいのです
でも、私にはすごく久しぶりだったので嬉しかったです
アンザックビスケットをいただきながらの合間に
シェフがおまけの1品として「焼き餃子」を作ってくれました
餃子の上にパラパラとトッピングされているのは
スープ用に捌いたチキンの皮をカリカリクリスピーに仕上げたものです
鳥の皮はなんだか好きではなかったけれど、こんなふうにすれば美味しいですね〜
大きなビスケットと餃子、スープとパンでもうお腹いっぱいになりました
(シェフとアシスタントの方がキッチリ人数分に分けてくれます)
普段、自分で作らないものを楽しめるので
少々太ってもまあ良しとしましょう