↓次の新作トップスを着てレッツゴー✿ᵕ̈*
鮨 なんば 日比谷
食べログ4.56
食べログアワード3年連続GOLD受賞店
ゴエミヨ2022(16/20点)3トック
鮨なんばさんは、荻窪・阿佐ヶ谷の地から、2018年3月に「東京ミッドタウン日比谷」に移転した、日本屈指の超予約困難なお鮨屋さんです。同じ建物内にはミシュラン三ツ星の龍吟さんもございます。
なんばさんは3年連続で「食べログアワードGOLD」受賞店で、今年もキープされています。何故かミシュランの星を獲得されていないのが不思議でなりません。
鮨なんばさんと言えば、ネタとシャリの温度差にこだわり、それぞれ1℃単位の温度管理を徹底した究極の1貫を握るお店。シャリの温度は人肌から+−5℃くらい。シャリの風味が時間経過で損なわれるのを防ぐため、1回転で3回シャリを炊くそうです。
↓場所・外観
東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F。同じ建物内には龍吟さんもございます。
■ 昼夜同価格 おまかせコース¥39,000税込
今回はグラスシャンパーニュ一杯+トロ一貫追加
total¥43000/1名
↓J. L. Vergnon MSNL Chetillons et Mussettes
Grand Cru Extra Brut Blanc de Blancs
ブドウ品種:シャルドネ
↓神奈川佐島産 煮蛸
いきなりのスマッシュヒット♪水とお酒のみで仕上げたという煮蛸は、歯ごたえがありながらもとても柔らかく、こっくり甘くて美味
↓北海道網走産 釣キンキ煮付け
上質な脂を蓄えた身はとっても柔らかくて、お口の中でほろっと解れ、広がる脂の甘み。思わず「おいしい〜!」がこぼれる。特に皮と身の間の濃厚な旨みがたまらん♡
↓北海道余市産 あん肝
”海のフォアグラ”♡。芯の部分しか使わないというあん肝は、ねっとりとした舌触りとともに濃厚で官能的な味わいが味蕾を包み込む
↓あん肝トースト
トーストした香ばしいパンと、クリーミーなあん肝ソースは相性良き。クセになるおいしさ
↓鰯 海苔巻き
酢締めにした鰯は、脂の旨味と酸味が調和して絶妙。中には茗荷とガリと大葉が入っています
↓ジュンザイともずくの酢の物
チュルンとした独特の舌触り。さっぱり喉越し良く完食。季節を感じる一品
↓蒸し鮑
蒸した鮑のムギュッとした独特の食感が好き。
噛めば噛むほど溢れる旨み
↓イワシクジラ 尾の身
乗りの良い肥えた尾の身は、特有のとろける味わいで絶品。絶滅危惧種を食べるのは胸が痛いと思いつつ完食。逆に罪深いな...
↓焼き穴子
カリッカリに焼いた穴子は旨み濃縮、食感も楽しい
↓金目鯛とマコガレイのすまし汁
濃厚な旨みが滲み出たお出汁は、これ単体で複雑なお料理に比肩する味。しみじみおいしい
↓つまみが意外と多くて10品でましたね。味付けはやや甘めでしっかり。個人的には好きな味わい
ここから握りSTART
ここで本日の握りのお品書きが渡されます。左にシャリの温度、右にネタの温度がそれぞれ明記されています
↓白烏賊 36℃/17℃
白烏賊は剣先イカ。透き通る鮮明な白。縦に細く入れた包丁仕事で柔らかいものの程よい食感も残していて、ねとっとした心地いい歯触り。噛めば噛むほど増す濃厚な甘み
↓笠子 36℃/20℃
鮨ネタとしては好みが別れるところ?あのグロテスクなヴィジュアルから、一皮剥けばこんなに透明感のある白身があらわれるなんて...。
白身ながらも旨味があり、微かな甘み、そして適度な歯ごたえ。これが人肌温度のすし飯になじんで美味
↓北寄貝 36℃/17℃
本日1番の握りかもしれません!
アサリのお出汁に漬け込んだホッキ貝は、旨味を充分に膨らませた逸品。噛んでも噛んでも永遠に旨みが溢れる。北寄貝の握りににここまで感動したのは人生初。
↓新潟県 加茂錦酒造 荷札酒 月白 純米大吟醸
↓目の前の光景:鰹
↓鰹 36℃/24℃
薬味はのせず直球勝負。炙った皮目の部分はほんの少〜しだけなのが上品。お口の中に入れたときの、鰹独特の新鮮な血液からくる香りが素晴らしい。ああ、鰹食べてる♡! 鰹がシャリを覆う大きさで、口内でバランス良く調和。計算されている。
↓鯵 36℃/24℃
引き続き薬味なしで直球。肉厚にカットされた鯵がお口の中をいっぱいにし、素材の鮮度とポテンシャルの高さをダイレクトに堪能。年中獲れる鯵だけど、個人的にこの時期の鯵が、脂のノリも良く旨みが増して1番好き
↓春子 38℃/20℃
皮目の旨み甘みが酢飯で一層引き立てられる。柔らかい身がシャリと馴染みがよく、口内でシャリとネタが早過ぎず遅すぎずいい感じにほどけて絶品
↓牡丹海老 38℃/18℃
この艶めきがエロく誘ってきます♡。だが海老アレルギーで断念( ; ; )。食す前から美味しさは約束されている。皆さん美味しさに悶絶してたなぁ。エミリーも優勝って言ってたなぁ♡
↓金目鯛 37℃/23℃
ピンクを帯びたピュアな身。口に運ぶと真っ先に来るのは脂の甘さ。追ってうま味。柔らかい身がすし飯との馴染み良き。抜群の脂を誇る白身なのに上品な味わいで好きだー。上には、金目鯛の皮を干して焼いてパリパリ状態にしたものをのせてアクセントに
↓目の前の光景:鮪 赤身
↓小肌 37℃/18℃
中トロでクリーンナップ(野球用語)を堪能したあとは、コハダでお口をクリーンアップ。韻を踏んでみました笑。美味しいですねぇ〜。酢でしっかりと締めているけど、ネタの温度も低めに設定してあるので酢が立ちすぎず食べやすい。お口直しとして、冷たく爽やかにトロの余韻を切るという狙いも成功
↓大トロ 新潟県佐渡 定置網 40℃/26℃
究極の口どけ。ネタもシャリも温度高め。お口に運ぶとすぐに口内の温度で脂がトロトロ~っと溶け出す。大トロの魅力はなんといっても旨味がたっぷり詰まったこの脂。酸味をやや強く感じるシャリは存在感のある大トロの脂とバランス良き。そしていつまでも残る濃厚な旨味はこれぞ至福の一貫!
↓新潟県 高千代酒造
豊醇無蓋 たかちよ 扁平精米 おりがらみ 壱火入れ 青 純米酒
↓雲丹 北海道利尻産 36℃/17℃
赤への期待は破れてバフンウニです。舌の上でトロトロと液状化していき、お口の中でウニリゾットの完成。雲丹って主張の強い味覚だけどなぜか今回は記憶に残らないから不思議。もちろん最高級の雲丹で絶品なのは言うまでもなく♪
↓蛤 36℃/19℃
温度が高いと貝独特の嫌な風味が出がちだけど、シャリは低めの人肌温度で、蛤の甘味やみずみずしさをしっかり感じる。低温で丁寧に火入れしたレアな仕上がりで、噛むたびにジューシー、蛤の食感と共に旨さが反芻する
↓穴子 塩 38℃/38℃
これは私だけで海老アレルギーの差替えです。
ふわりと舌に乗ったあとはほろりと解ける。特殊なことは何もしていない(ような気がする)のに、うんうんと頷く美味しさ♡
↓穴子 ツメ 38℃/38℃
塩とツメ、2種の対比が楽しい。塩に引き続きフワッとした食感ながら、しっかりと造形ならびに噛み応えはキープ。ツメのベクトルがみぃみ好み。濃厚だけど上品。みんなが大好きな一貫♡
↓玉
ダシに海老入りで断念。みるからにブリュレ系。間違いなく美味しいはず。おあずけされた犬状態で皆さんの美味しそうな食べ姿を眺めてフィニッシュを迎えたミィミでした。 もし素直な感想を言わせてもらえるならば...、コース4万円(品が減っても金額は同じ㊙︎)の鮨屋なら、最後の〆にはチェリー1つでもいいから「何か」出してほしいもの。なんちゃって♡
↓追加 大トロ 炙り 新潟県佐渡 定置網
なんば響宴を大好きな大トロで終演。玉で号泣(ウソ)でしたが終わり良ければ全て良しは正しいが立証されました♡
食べ終わったあとに教えて下さったんだけど、本来なら、温度が狂うから握りの追加オーダーは断るとのこと。今回は遠くから来てくださったからと。貫禄があって緊張したけれど優しい難波大将でした♡
【感想】
難波英史大将は、ネタとシャリの温度をそれぞれ1℃単位で徹底管理。こんなにも温度を意識してお鮨を食した経験は初めて。カメラをこんなにも早くかまえたのも初めて笑。飽くなき探究心の結晶、まさにネタとシャリが寄り添う究極の一貫!美味しかったです。ここでしか出会えない唯一無二の一貫を求めて、また再訪できる機会が巡ってくることをを楽しみにしていよう✿ᵕ̈*
ありがとうございます💗m(_ _)m💗
↓今日のコーデ✿ᵕ̈*
7月販売開始の次の新作トップスです。美しい光沢が魅力のサテン混紡素材で、配色やデザインやシルエットがとっても素敵。とても気に入っています♡