ウニを知り尽くし、江戸前の磨き抜かれた職人技で、
最高峰の食材のみで握るミシュラン一ツ星☆
寿司職人としての腕はもちろん、トップクラスの食材仕入れができる調達力にも脱帽!
高級ブランドで溢れたキラキラでユニークな空間としつらえの裏に隠された、類稀な実力と伝統と革新の融合が生み出す唯一無二のお鮨屋さん!
鮨尚充といえば何と言っても「ウニ」!
カウンターに並ぶのは、ウニバーサルスタジオジャパンと呼ばれているバリエーション豊富なウニ。観たことのない光景に圧巻!求める品質のものがあれば"すべて競り落とす"という安田尚充大将の言葉通り、豊洲のプロが日本各地から調達した極上のウニが、常時多種類取り揃え。年間5,000万円を雲丹に使うだけあって、日本1、いや世界1番雲丹が並ぶお店なのは間違いない。ウニで有名な水産加工会社は、鮨尚充さんのためだけに特別なゴールドの箱に詰めてくれるそうで、信頼関係の証がうかがえます。
また、ウニだけではなく全ての食材に一切の妥協を許さず、扱うネタは全国から集めた極上品ばかり。仕入れには必ず安田大将自ら行かれ、修業時代の取引先とは異なりご自身で開拓した仲買ばかり。自ら足を運ぶからこそ上質のネタを仕入れることができ、上質なものを仕入れるには密なコミュニケーションと信頼関係あってこそ。うにラヴァーだけではなく多くの鮨好きを虜にする実力派。
↓坊主頭にエルメスのねじり鉢巻をした店主・安田尚充氏が明るい笑顔でご挨拶して下さり、緊張感が解れました。お弟子さん達も同じく坊主頭にねじり鉢巻で、明るく笑顔で、教育が行き渡っている印象♪
■店主:安田尚充(ヤスダタカミツ)さん
1980年千葉県生まれ。16歳という若さで自由が丘の名店『鮨幸』に入り15年間研鑽を重ねたのち、2011年中目黒にて『鮨尚充』独立開業。ミシュランガイド20191ツ星獲得。以後毎年星をキープ
↓場所・外観
目黒川沿い7分ほど歩いた路地裏にひっそりと佇む鮨尚充。看板は無し。迷いました笑
東京都目黒区青葉台1-28-2 EXA1F
東急東横線 中目黒駅 徒歩7分
地下鉄日比谷線 中目黒駅 徒歩7分
↓玄関
バカラの招き猫4つと、食べログアワード2022silver受賞のクリスタルトロフィーが飾られています。猫お揃いでここだけ親近感♡
↓店内
L字型の白木のカウンター11席で構成された小さな店内。カウンターにはルイ・ヴィトンのトランク(大きなアタッシュケース?)が4つ並べられ、壁紙はエルメスといった鮨屋らしからぬユニークな空間。座り心地の良い椅子はカッシーナ。程良い距離感のある奥行き
↓セッティング
目の前にはお箸がセットされていて、miumiuのお箸なんてあるんだーと思いつつアルファベットをゆっくり目で追うと...mitsu mitsu(たかみつ)。あっ笑。食す前からクスッ( › ·̮ ‹ )。そう、有名ブランドのイメージカラーを模したカラフルな箸ケースが置かれているのです。これも安田尚充大将ならではのユーモア溢れるモテナシなのです。ちなみに福皿は魯山人のレプリカです
ブドウ品種:シャルドネ60%,ピノ・ノワール35%
ピノ・ムニエ5%
↓シングルシード牡蠣
シングルシードは養殖方式。クリーミーながらも冬とはまた違う爽やかな味わい♡
↓しじみスープ
地味に超おいしいシリーズ♡
旨味がギュッと詰まった栄養たっぷりのしじみエキスが五臓六腑に優しく染み渡ります
↓キャビア
中国福建省にて養殖されたキャビアで、カルーガチョウザメに、アムールチョウザメをかけあわせて作られたもの。濃厚でコク深く、保存料や過剰な塩分を含まないからまろやかです
■シャリ
お米は1日6回炊き、いつ来てもベストな加減のシャリを提供。硬め炊きにした無農薬のお米に、赤酢2.3種類をブレンドし主張しすぎない風味のシャリ。やや小ぶりで、口の中でネタと共に解れバランスの良い握り。
↓山口県産ノドグロ 握り
さっと炙って香ばしいノドグロ。口に運ぶと真っ先に来るのは脂の甘み、追って旨み。上質な脂と豊かな旨味はまさに“白身のトロ”。柔らかい身がシャリと馴染み良く、脂の甘みと赤酢の酸味が良く合う
↓いぶりがっこ マスカルポーネ
秋田県発祥の漬け物いぶりがっことクリーミーなマスカルポーネのマリアージュ。複雑な燻製香の相乗効果に加え、いぶりがっこの食感がさらに楽しさを呼ぶ一品。 お酒も進みそう
↓牛蒡と?
牛蒡のポリポリ食感がクセになる。お口直し的にいい仕事します
↓京都産 白イカ
剣先イカのこと。ピュアな白。舌に纏わりつくような濃厚な甘み。その甘み旨みが噛めば噛むほど加速、うみゃ〜♡程よく歯応えがありながらもねっとりとした舌触り
↓高級な“小川のうに”をドバーーッ
↓雲丹ご飯、鮪のカマ、サマートリュフ
ウニ!マグロ!トリュフ!わっしょい⤴︎⤴︎
贅沢コラボですねぇ。旨けりゃなんでもいいじゃん的な開き直りを感じる美味しさも、鮨尚充さんならアリなのです。で、これが鬼ウマなのであ〜る♡
雲丹ご飯には、贅沢にも北海道浜中の高級な“小川のうに”をたっぷり使用。置かれたルイヴィトンのクリアボックスの中にはサマートリュフが入っていましたよ
↓富山県産ホタルイカ 炙り
軽く炙った身は香ばしくてむっちりとした歯ごたえ。ワタの濃厚な旨みがお口の中に広がって絶品!
↓千葉県勝浦産 初鰹
目には青葉 山ほととぎす 初鰹♪初夏の鰹はマグロと並ぶ赤身の主役♡ 身はしっとりむっちり。脂が軽いものの凝縮された赤み独特の旨味が広がる。鬼うみゃ♡
↓千葉県産黒アワビ 塩or肝ソース
たっぷりの肝ソース、こってり塗って、パクッとひと口。ムギュッ♪ムギュッ♪口福♪幸福♪ リズムを取ってしまうくらい美味しいのである。
からの、シャリ投入〜♡お口の中で肝ソースリゾットの完成‼︎美味しくないワケがない‼︎
↓東京湾久里浜産 真ダコ 柚子胡椒
西の明石、東の久里浜。ボイルされた真ダコは赤ワインのようなロゼ色。チョンと柚子胡椒につけて一口。ぷりぷり歯ごたえのある身、旨み甘みが増して美味しい。本当に美味しい
↓千葉県竹岡産 太刀魚 塩焼
北海道の山ワサビ、大根おろし
焼きたてのホクホクとした身に、大根おろしと北海道産山ワサビで、いっそう太刀魚の上品な美味しさが引き立ちます。太刀魚はやっぱりシンプルに塩焼きが美味しいねぇ♡
↓北海道野付産 小柱軍艦巻き
有明の海苔の風味が最高。小柱も負けてない。軍艦はその海苔の風味に負けない旨みの強いネタでないとダメなのだとか。それを見事に海苔もすし飯も超えて小柱ががんばって旨味を出している、そんな一貫。繊維状に並んだ筋肉が、ほんの少しコリっとした歯触りも良き
↓カラスミ餅
カラスミどこ〜?中だよぉ〜!的な構造。割ってみると中には黄金色の唐墨がぎっしり。モチモチ香ばしいお餅と絶妙な塩加減の唐墨のハーモニーは、虜にならずにはいられない♡
↓お漬物
カボチャやべったらなど、お漬物をちょこちょこ箸休めに挟んでくれます。
↓鮪 やま幸仕入れ 島根県産 定置網
↓大トロ 蛇腹 やま幸仕入れ 島根県産 定置網
鮪部門はいきなり大トロからの襲来です!お口に運ぶとすぐに口内の温度で脂がトロ〜っと溶け出す究極の口どけ。先程よりやや酸味を強く感じるシャリに、大トロの脂の濃厚なコクと甘みが馴染んで渾然一体。この時期ながらもあとを引く旨みは健在。正気を失うおいしさです
↓中トロ やま幸仕入れ 島根県産 定置網
本日1番の一貫です。いや、私の中トロ史上1番の一貫‼︎︎
噛むほどにお口の中で、中トロの脂が徐々にクレッシェンドしていきながら、硬め炊きの温かいシャリに馴染んでいく。赤みのしっかりとした風味も脂の甘みも完全にシャリと一体化。マグロヲタも言葉を失うくらいの究極で全力な一貫に感動‼︎
↓トロたくキャビア
結論から述べると説明不要の傑作!
やま幸の島根県産定置網の鮪トロと、フレッシュのハイブリッドキャビア(カルーガ×アムール)のペルーラキャビアのコラボ。このトロトロ感はもはや飲み物。存在感のあるトロの脂に、たくあんの甘み、キャビアの塩みが溶け込み超絶品!キャビアの塩気にここまでいい仕事を発揮させるとは。これらの暴力的な旨みに、もはや海苔の風味を感じる余裕は皆無
※Perla caviar(ペルーラキャビア):中国福建省にて養殖されているハイブリッドキャビア。カルーガチョウザメにアムールチョウザメをかけあわせて作られたもの。保存料や過剰な塩分を含まないフレッシュキャビアなので、濃厚なコクとまろやかな風味でキャビア本来に近い味わいを堪能できました。サメは絶滅危惧種だし今後はハイブリッドキャビアが増えていきそうですね。
↓秋田県白神山地 じゅんさい
青森県大間産ムラサキウニ 小西商店ゴールドラベル
ゴールドラベルのムラサキウニは、あの小西商店が鮨尚充さんのためだけに作ったもの。スゴーーー。積み重ねた信頼の証ですね。食べるエメラルド潤菜と合わせてチュルンと喉越しよく完食。あとに控えるうにバーサルスタジオを考えるとあっさりが正解
↓枝豆でいったん冷静さを取り戻しましょぉ✿ᵕ̈*
↓泉州の水ナス、お写真撮り忘れちゃったのだけど、オリーブ塩で食べるのですが、地味に美味しいシリーズの仲間入り✿ᵕ̈*
↓目の前の光景:とり貝
↓大阪湾 とり貝
そこまで大きくはないけれど肉厚。噛みしめた時の瑞々しさや、噛むほどに増す甘みを堪能。間違いなく美味しいですが劇的な何かがあるわけでありません✿ᵕ̈*
↓愛知県産メヒカリ 一夜干し
目が大きくて青く光ってることから名付けられたんだってぇ〜。メヒカリは関西ではあまり登場しないけれど、皆様の地域ではいかがでしょぉ? 一夜干しのパリッとした香ばしい皮下に、ホクホクの白身がギュッと詰まっていて美味。頭から尻尾まですべて食べられます
↓鹿児島県 出水 かすご 1時間昆布〆
春子鯛は鯛の稚魚。尚充では、江戸前鮨伝統的な酢じめではなく、旨味を閉じ込める昆布じめにて。フワッと柔らかな春子の風味、それを支えるほのかに温かい赤シャリ。お口の中でネタとシャリが速度を合わせるかのように絶妙に解けて一体化し絶品
↓目の前の光景
美味しそうな天草産の車海老🦐だが私にとっては毒😭
↓ネギトロキャビア(天草産車海老の差替)
先程はトロたくで、こちらはネギトロです。
はぁ〜♡美食と官能はまさに隣あわせ♡
↓Champagne ジャック・セロス エクスキューズ
弟子『お隣のお客様からです』みぃみ『...えっ...♡』
イケメン王子様ありがとうございます。とっても上質なシャンパーニュはやはり美味しい!
↓青森県産あん肝 スイカの奈良漬け 海苔巻き
これ面白い!あん肝の媚びるような甘さにねっとりとした舌触り、そこに瑞々しいスイカの奈良漬けを合わせるなんてセンスの賜物。これがまた美味しいのよぉ!尚充大将、引き出し多いわぁ〜♡
↓鹿児島県出水産 鯵
日本一高級な鯵、出水産。その仕入れ値は金目鯛クラス。脂がのり、身はしっかり、甘みが強い。鯵は今まで数えきれないほど食してるのに言葉を失った。衝撃的な美味しさに、みぃみ天に召されました♡
↓目の前の光景:高級なダイセンの生ウニ
↓青森県大間産 生ウニ(ムラサキ)軍艦巻き
ダイセンの生ウニです。粒揃いの青森県大間産のムラサキウニをひたすら選り抜いて、ドップ中のトップのウニ。シャリよりも雲丹の存在が占領する悦なポーション。赤シャリの酸味も有明海苔の強い風味も、雲丹に完全に圧倒されて、雲丹がめためためためた美味しい記憶しか残りません♡ これだけ存在感があっても後味上品なのはさすがムラサキウニ
↓北海道羅臼産 生ウニ(エゾバフンウニ)
うんまぁ!先程に続きミョウバンは一切使っていない無添加の塩水ウニ。雲丹の味は食べたもので決まるそうで、羅臼のエゾバフンウニは、日本一とも称される羅臼昆布を食べて育ったからこそ、ふわっととろけるような甘みと、深く濃厚な味わいなのだとか。まさに極上という言葉がふさわしい雲丹‼︎
↓うなきゅう 海苔巻 & 玉
玉はダシに海老が使われているので断念。
“穴きゅう”よりも脂が強く濃厚な味わい。たれの甘味と焼いた香ばしさが強く主張する。アクセントにピリッと効かせた山椒がめちゃいい仕事している。有明海苔の香りが美味しさを一層引き立てて。しみじみおいしい
↓からの〜!こ、こ、これが
ウニバーサルスタジオジャパン‼︎
↓すんごい高〜いテキーラ
「船の形のバカ高いお酒おろしたら予約取れるらしい」
どんな人がおろすんだろう...」って、なーちゃんと話してら、出てきた( › ·̮ ‹ )‼︎ お隣にいらした、日本中誰もが知る会長さんが、お客様全員に振る舞って下さいました!ありがとうございます🥺🙏
ちなみに半年待ちのスペシャルオーダーとか
↓ハーゲンダッツ クリスピーサンド ザ・キャラメル
えっ、これ普通にハーゲンダッツのん??
または模してる自家製アイス??
もぅわからん😂‼︎この際どっちでもえ〜わぁ〜😂
ミルクの甘さとキャラメルのコクがたまらん♡
↓サプライズ①
鮨尚充さんでは、たまたまお隣に居合わせた、日本中誰もが知る会長さんが、話が弾んで楽しかったという理由だけで、サラッと一緒にお会計を済ませて下さいました😲‼️ 私たち女子二人分で約10万円。会話時間約20分未満。高級時計が埋め込まれた運転手付きのお車で、2軒目に会員制BARにも連れて行って頂いて。会長さんは途中でサッと帰られて、私はろくに挨拶も出来ず...( ; ; )その後お付きの方がそろっと私の来て、「会長からタクシー代預かってます」と渡されて、見たら現金4万円!ぇーーー😵‼️ちなみに連絡先交換してません。東京ってすごいなーーーーデス😲‼️
↓サプライズ②
会長さんと同席されていた社長さんと一緒に記念撮影。スタンプしなくてイイって言われたけど、とてもカッコよくて素敵。モテモテのはず。知らない女性から連絡来たら怖いのでスタンプに。
年内満席なのはもちろん、常連さんでも次の予約がなかなか取れない鮨尚充。また行ける日がいつか来るのかなぁ...と思っていたら、つい先日、なんとインスタでたまたま私を見つけてくれた社長さんが、 ご連絡を下さって、
9月のお席に招いて下さいました。 鮨尚充さんもだけど、社長さんにもまたお会いできたらいいなぁと思っていたので、とても嬉しいです。今から楽しみです💗
↓最高に嬉しい一枚!
【感想】
高級ブランドで溢れたキラキラミーハー空間に違和感を覚えつつ、お鮨を一貫お口に運ぶと...衝撃!鬼うまぁ‼︎とにかく圧倒的に美味しかった!雲丹だけでなく次々と繰り出される極上ネタに陶酔の連続。東京の鮨名店は、東麻布天本さん、すし喜邑さん、鮨よしたけさん、鮨なんば日比谷さん等々に伺いましたが、ベスト3に入る美味しさでした!
安田尚充大将は、あの手この手でゲストを魅了するパフォーマー。尚充大将の一人一人に向けた巧みな話術や存分なサービスは、楽しんでもらいたいというお気持ちが伝わり流石でしかない。しっかりと心掴まれちゃいました。お弟子さん達も、目配り気配りが随所に感じられ終始快適。
↓今日のコーデ👗
ボディコンシャスやフェミニンワンピース。洗練された色気を放ちつつナチュラルなグリーンで爽やかに決まります♡