こんばんは〜🌸( ´͈ ᵕ `͈ )🌸
桜の季節ですねぇ。いかがお過ごしでしょうかぁ?
みぃみは、今週販売開始の新作作業で忙殺中◡̈♥︎
息抜きにブログ完成させました!フレンチではHAJIMEさんとロブションに続いて時間をかけて作成しちゃいました!
北新地《NH》エナシュ2023年1月開店
北新地に素晴らしい新店イノベーティブフレンチの誕生です!なんとオープン2ヶ月目にして三つ星店に引けを取らない上質かつ奥深い味わいでした!まだ3月ですが、2023年最も美味しいフレンチ/イノベーティブになるかもしれません。それくらい素晴らしかったです!
↓ではさっそく行ってまいりましょう◡̈♥︎
中は今週販売の新作です◡̈♥︎最後にコーデ掲載
2023年1月21日に北新地の本通りにオープンされたイノベーティブフレンチのお店「NH(エナシュ)」。エグゼクティブシェフを務める⼟⾕ 真敬さんは、まだお若いながらも海外で多数受賞歴を持ち、最近では、フレンチの料理人にとって最も栄誉あるコンクールの一つ“ボキューズドール2022”日本大会準優勝を獲得!
また食材にも並々ならぬこだわりで、エナシュさんで使用する食材は市場にはなかなか出回らないプレミアムなものや、エナシュさんだけのために特別に作っていただいているものも多く、特にキャビアと鴨は看板メニューだけあって素晴らしい品質と味わいです。
また空間の幻想的なイメージから、さぞ前衛的なモダンフレンチが登場するのかと思いきや、伝統的なソースをしっかりと合わせ、手間暇かけた複雑なものばかりなのに食べ手には素直に美味しが伝わるお料理で、フレンチの醍醐味と魅力がぎゅっと詰まっています。また美味しさと同時にゲストの感性を刺激するプレゼンテーションも秀逸。
上質なものだけで溢れたその幻想的な空間は、凛としていながらもシェフたちの柔らかいお人柄が相俟ってリラクシングな居心地で、終始心地よい高揚感に包まれて最高でした◡̈♡
↓エグゼクティブシェフ ⼟⾕ 真敬 ⽒
京都調理師専⾨学校卒業後、京都ホテルオークラにて13年勤務。2018年ルテタンジェ国際料理賞コンクールジャポンファイナリスト。2019年、30歳以下の若⼿の世界⼀を決めるアジア⼤会「サンペレグリノ ヤングシェフ2020」⽇本代表。2021年、淀屋橋グランロシェ、北新地プリュイデテの総料理⻑就任。2022年フランス料理の世界最⾼峰を決める「ボキューズドール」⽇本代表選考会準優勝。2023年1月北新地のイノベーティブフレンチ「NH(エナシュ)」開店。エグゼクティブシェフを務める
他フランスや香港やアメリカなどでの海外研修で知見を広める
↓スーシェフ:井本 隆斗さん
本場フランスで鍛錬を積み、帰国後は東京の名店でも修行されたそうです。からのエナシュさんとのこと。
↓マネージャー/ソムリエ:松井 誠紘さん
↓場所・外観
北新地は四ツ橋寄りの本通り。ビルとビルとの間にある路地の先にぶつかる、小さなビル一棟そのものがNHさん。意識しないと通り過ぎてしまう場所です
大阪市北区 曽根崎新地1-5-11 新陽3rdビルC棟
↓インターホンを鳴らして入店
入口に飾られたお祝いの胡蝶蘭の中にはHERMESからのお花もあります。インターホンを鳴らして入店するシステムでお忍び感にワクワク♪
↓1Fウェイティングルーム
著名ブランドの有名デザイナーが出掛けたシックで上質感溢れる空間。インテリアにはHERMESを上品に取り入れられて素敵です。
↓HERMESの自動ドア
革張りのオシャレな扉はなんとHERMESで作って頂いた特注品。どうりでHERMESさんから開店祝いの胡蝶蘭が贈られているわけですね!
↓ウェルカムドリンク 和紅茶
京都の茶農家“和茶園”さんで作って頂いている和紅茶。
穏やかな香りと淡い渋みが広がる優しい味わい。ゴブレットはエルメスのモザイクヴァンキャトルシリーズ。コースターもHERMESで揃えて
↓クイズ形式の楽しい幕開け◡̈♪
手渡されたのは陶器のかけら。なんとお席にセッティングされているウェルカムプレートのかけらなのだそう。同じ色とデザインのプレートを自分で探し出して着席するというワクワクな幕開け◡̈♪
↓HERMESの自動ドアをくぐり2Fダイニングフロアへ
↓2Fダイニングスペース
わぁ〜幻想的!パープルを貴重色にした非日常空間が広がります。秘密基地をイメージされたとか。両壁の緑はなんと生きた苔!綺麗にデザインされて配された苔はもはやART!緩やかな曲線を描く石製?のカウンターは、縦幅が広くてテーブル以上に広々しています。シェフとの会話や調理工程を拝見できる劇場型カウンターはライブ感たっぷり。お食事、会話、くつろぎの全てに最適化されるように計算されつくされた設え。
↓壁は生きた苔
両壁の緑はなんと生きた苔!綺麗にデザインされて配された苔はもはやART!
↓NHさんの看板メニュー 京都産七谷鴨
人気の七谷鴨ですが、エナシュさんの七谷鴨はエサも特別に変えてもらい、肥料に酒粕や麹などを混ぜ込んでいたり、育てる場所も区別して特別に育てていただいている、エナシュ専用オリジナル七谷鴨なのです。
胸が痛いと思いつつ、美味しく食してしまう私は偽善者だなと複雑な気持ちを抱きつつ...T_T
↓ショープレート 有田焼のカマチ陶舗特注品
あった!とっても素敵なピンクのショープレート。有田焼のカマチ陶舗さんの特注品ですべてお色が違うそうです。Love Pink♡‼︎可愛いうさぎちゃんはbaccara
↓本日のメニュー
↓裏にはドリンクメニュー
なんとソフトドリンク無料‼︎フランスのプレミアムジュースのアランミリアはリッツカールトンなら1本2000円の高級品ですよぉ
■コース料金
lunch
・ランチコース ¥33,880 (税サ込)
・ランチコース ペアリング込み ¥38,720 (税サ込)
dinner
・ディナーコース¥38,720(税サ込)
・ディナーコースペアリング込み¥44,770(税サ込)
※ペアリング付きでオーダーすべし‼︎
約8種類前後出てなんと5000円!破格!
しかもラインナップもセンスもWで良くて感激!
※コスパ超優秀
一瞬高いと思われるかもしれませんが、食べたらわかりますが全然高く無いです。むしろコスパ良すぎます。ソフトドリンク無料ですし。原価考えると採算合わないんじゃないかというほど贅沢な内容ですよ☆
↓シャン杯:René Jolly Blanc de Noirs Brut
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%
これ美味しい!好きー
●Cèpe
チョリソー/ナスタチウム
下にはどんこ椎茸をパウダー状にしたサブレ。真ん中はイタリア産ポルチーニ茸を発酵させてクリーム状にしたもの。上にはチョリソー。緑はナスタチウムを添えて辛みのアクセントに。
何コレ美味しい!鼻から抜けるキノコの豊潤な香り、チョリソーの旨み、サブレの食感。美味しさ三重奏♪ フレンチらしくアミューズブーシュからしっかり手がこんでいてテンションあげ♡
↓Asperge blanche
アオリイカ/ルッコラの花
フランス ロワール産ホワイトアスパラの一品です。
1番下には、発酵させたホワイトアスパラとアオリイカのタルタル。食感のコントラストも面白い。真ん中の透明な層が、ホワイトアスパラのお出汁のジュレ。1番上はフレッシュのホワイトアスパラのエスプーマはまろやかな味わい。白いお花はルッコラの花で少し辛味のアクセントとして。三層になったホワイトアスパラはそれぞれ異なる調理法で、食感や味わいの違いを楽しみました♪
↓Foie-gras
和紅茶/メープルコンブチャ/あんぽ柿
フォアグラ料理2種類です。無類のフォアグラ好きのみぃみ更にテンションあがります♡
↓①温かいフォアグラ料理 ロワイヤル
カップの中にフォアグラのロワイヤル(茶碗蒸し)。フォアグラと卵がドッキングしてコク深くまろやかな味わい。そこに発酵メープルシロップ(コンブチャ)の甘酸っぱさが絡んで絶妙。ハーブオイルの緑が彩りを添えて
↓②冷たいフォアグラ料理 テリーヌのタルト
大好物のフォアグラテリーヌ。京都の和茶園さんの和紅茶を使ってマリネしたフォアグラのテリーヌは濃厚でありながらもどこが上品。あんぽ柿と和紅茶のシート状のジュレの甘みがフォアグラと仲良しこよし。カンボジアの生粒胡椒がピリッとアクセント。とても美味しいのですが、フォアグラ好きとしてはもう少し強力なフォアグラパンチでKOされたかったなぁ
↓フォアグラにはフランス・ラングドックの甘口ワイン
Enfants Sauvages Muscat de Rivesaltes
ブドウ品種:ミュスカ・プチグラン,ミュスカ・アレクサンドリー
フォアグラにこの甘さは鉄板。甘さの中に酸味やスパイシーさが感じられて単体でも美味しい
↓Kaviari "DAURIKUS"
多くの三ツ星シェフの信頼を勝ち得ている、フランス・パリに拠点を構えるKaviari社は、40年以上の歴史を誇る最高級キャビアの作り手。ベルーガやオシェトラはよくお目にかかりますがDAURIKUSキャビアはお初かも。ダウリアチョウザメのキャビアでフランスのベルーガキャビアの親戚らしいです。とても希少で高価なキャビアで、イベントなどで登場することはあっても常に安定的に入手出来るのは日本ではおそらくコチラNHさんだけとか
↓きゃーーー₍₍ ( ๑॔˃̶◡ ˂̶๑॓)◞♡
↓ Kaviari "DAURIKUS" お好きな量をひと匙
※この日はラッキーであり通常このサービスはありません
ダウリアチョウザメのキャビア“ダウリクス”は、クリーミーでふくよかな旨味、しっかりとした骨格と大きく魅力的な粒!キャビアってこんなに美味しかったんだ!
↓こちらにトッピング◡̈
↓Kaviari "DAURIKUS"
発酵トマト/黒牛/紫蘇/マスタード/雲丹
1番下には鹿児島黒牛A5ランクのシャトーブリアンだけを使用したタルタル。その上には牛コンソメのジュレ、発酵させたトマトのエスプーマ、ダウリクスキャビア。隠し味に雲丹を忍ばせて。アクセントにマスタード。
全部主役!その全部を贅沢にも一緒にスプーンに乗せてお口へと運ぶ。最上級シャトーブリアンの上質な旨み、雲丹の甘み、大粒のダウリクスキャビアの塩み、それらが口内でねっとりと絡んで官能的な味わい。極上の美味しさにまじで瞳潤んだ🥹強烈においしぃーーー‼︎
プラチナで装飾された贅沢なグラスはヴィンテージのサンルイ(Saint-Louis:ルイ15世が認めたヨーロッパ最古の高級クリスタルガラスメーカー)
↓キャビアと牛タルタルにはスペインのシェリー酒
Romate Marismeño Fino Sherry
ブドウ品種:パロミノ
↓Pain de lodeve
酒粕/穀物/カルピスバター
酒粕と3種の穀物を混ぜ込んだ自家製パンです。一口食べて発した言葉「持って帰りたぁい♡」。シュクレクールさんあたりに作って頂いてるのかと思ったら自家製でびっくり。是非パン屋さんもオープンしてください!
バターは、特選カルピスバターをホイップ状にしたものに、周りに小豆島産エキストラバージンオリーブオイル「せとのめぐみ」を香付け程度に加えてたもの。パンの味わいを邪魔しない軽やかで上品なテイスト
↓メニュー外の一品(えっこんなに贅沢なのに⁈)
『お料理というよりも美味しいものを食べていただくという想いを込めた一品なので、メニューからは外しております』←素敵やん🥹
土谷シェフがホテル時代に毎日毎日作り込んでこられたスクランブルエッグ。上に雲丹とキャビアをトッピング。雲丹の量はいかがしましょう?とたずねられ、たっぷりと言いたいところですがバランス良くおまかせでお願い致しました♪
濃厚な黄身に、濃厚な雲丹に、濃厚なキャビア。旨さのミルフィーユやぁ〜!甘み塩み風味がまろやかに調和して幸せな味わい♡
↓KINMEDAI *アレルギー対応/本来はオマールブルー
ガルム/ベルガモット/カラスミ/プレザオラ/柚子
ひと皿で5種類の金目鯛料理。全て熟成日数が違うの。しかもアミューズからデセールまでをイメージしたコーススタイルになっている手の込んだ一品。
檜のプレートは一本の木から一つしか作れない貴重品で、職人さんに作って頂いた特注品。
①アミューズブーシュ:5日間熟成の金目鯛を帆立と柚子とセロリを使ったガルム(魚醤)で味付け
旨み甘みしっとりもちっ。臭みはいっさいナシ。こだわりのガルムが金目鯛の身に上品に染みて美味。
②オードブル:金目鯛+柑橘のベルガモッドのババロア
ベルガモッドの爽やかな香りと酸味をまとったクリーミーなババロアが、いい感じに脂がのった金目鯛と合う。
③魚料理:金目鯛+カラスミ+フグ卵巣とフィンガーライム
上の茶色粒はフグの卵巣。通常食べられない猛毒の部分を3年間ぬか漬けすることで完全に毒素を抜いたもの。5日熟成のカラスミ。皮を剥いだ辛味のある、少し脂ののった部分を使用。
甘みのある金目鯛にカラスミの塩味がプラスされてバランス良き。フグ卵巣は珍味的なアクセント。フィンガーライムの酸味がいい役割を果たして☆
↓④ 肉料理:金目鯛+忠源ブレザオラのスライス
忠源ブレザオラは和牛で作った生ハムで、NHさんの忠源はなんと神戸牛で作って頂いている贅沢品。本日届いたばかりのフレッシュなブレザオラを昆布〆にて。
旨みの強い金目鯛に、旨み爆発の神戸牛ブレザオラですよぉ。美味しくないわけがない!何が感動したって、こんなに美味しい生ハム人生で初めて食べたってこと♡
⑤デセール:金目鯛+柚子コンポート
あ〜爽やかで優しい〜癒される〜♡フルコース完食!
↓金目鯛にはフランスの白ワイン
Plaimont Le Faîte Saint-Mont Blanc
ブドウ品種:プティ・マンサン,プティ・クリュブ,
グロ・マンサン
↓お相手さんはオマールブルー
①アミューズブーシュ:オマールブルー+甘エビとハイビスカスのガルム②オードブル:オマールブルー+柑橘ベルガモッドのババロア③魚料理:オマールブルー+自家製フグの生ハム。フグ卵巣④肉料理は:オマールブルー+神戸牛の忠源⑤デセール:オマールブルー+柚子コンポート
↓神戸牛の忠源ブレザオラ
忠源は和牛で作った生ハムですが、NHさんの忠源は神戸牛で作って頂いている贅沢品。何が感動したって、こんなに美味しい生ハムを人生で初めて食べたってこと♡ 赤身の味が濃くて旨み爆発。お肉よりお肉。
↓龍泉刃物の箸
お箸も出されているんですねぇ
↓目の前の光景:モリーユ茸 スッポンコンソメスープ
↓Morilles
筍/スッポン/雉/猪/ダローズ
モリーユ茸の詰め物とスッポンコンソメ、上からペリゴール産黒トリュフを削って。モリーユ茸は存在感があるので何を食べているのかはっきりわかるのがいい。そのモリーユ茸の詰物には、ミンチ状にしたキジ、猪、フカヒレ、鮑、スッポンを詰めており、上質な素材たちから滲み出る旨味を入念に封じ込めて。スッポンのコンソメスープは、通常は卵白でコンソメを澄ますところスッポンの血で澄ましたもの。雑味は一切なく滋味深いスッポンスープに、モリーユ茸の濃厚な旨みエキスが漏れ出たコラボスープも唯一無二の味わい。そこに芳醇なトリュフの香りが重なって、もうクラクラ〜♡手間暇と贅沢がギュギュギューっと詰まった素晴らしい逸品!
↓モリーユ茸にはフランスのオレンジワイン
Francois Lurton Les Fumees Blanches Sauvignon Blanc Vin Orange2021
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%
↓愛媛県産白甘鯛。藁で燻製にしてお仕上げ
↓AMADAI
本わさび/海苔/黒ニンニク/菜花
アスパラ/祝蕾/三度豆/スナップエンドウ
クレソン/スズメノエンドウ
愛媛県産白甘鯛の松笠焼き。言わずと知れた高級魚。藁で燻製にして薫香をまとわせて。 松笠焼にした鱗はパリッパリのクリスピー。身はほとんど火を入れずに、先ほど藁で下から炙った時の熱だけの調理でふっくら柔らかく、豊潤な旨み甘みに鱗の香ばしさが最高。食感の対比も面白い。
魚の裏側に、青森県産黒ニンニクと生あおさ海苔と本わさびのピュレをしのばせて。ソースはムール貝のお出汁で作った古典的なブールブランソース。バターが主役の濃厚なソースですが、素材の味を邪魔せず白甘鯛にトロリと絡んでこれまた絶品。ほんのり漂う柑橘の爽やかな香りがいい。こちらも素晴らしい逸品です。
↓白甘鯛に合わせたのはフランスの白ワイン
Régis Roux Saint Aubin 1er Cru Les Dents de Chien 2017
ブドウ品種:シャルドネ100%
↓寝かせてスワリング
↓龍泉刃物×NHの木箱
お次のメインの肉料理で使うカトラリーを選びます。福井県の刃物メーカー龍泉刃物さんは、700年伝わる越前打刃物の伝統的な“手わざ”にこだわり、熟練の職人さんが一本一本手間隙をかけて製造。私はカーリーメープルをチョイス♡
↓目の前の光景:京都産七谷鴨
このライブ感、ゲストの食欲を刺激しますねぇ♪
↓Croise de "NH"
鴨ガルム/麹菌付もち麦/発酵カブラ/ソースサルミ
NHさんが1番力を注いでいる食材 七谷鴨の一品。3週間熟成の七谷鴨は、胸肉とモモ肉それぞれの調理法で。
人気の七谷鴨ですが、エナシュさんのは餌も育てる場所も区別して頂いてるエナシュ専用オリジナル七谷鴨。
↓手前:胸肉のロティ ソースサルミ
ゆっくり低温でローストして炭で焼き上げたもの。エトフェした鴨は血が全体にまわり、ジューシーで上質なレバーを食べているような力強い旨み。その濃厚な味からは想像ができないほど、肉質はほどよく柔らかく弾力性もあり噛み応えのバランスがいい。何もつけずに食べても美味しいけれど、同じ鴨の内臓で作ったフランスのクラシカルなソースサルミとともに。鴨一羽を余すところなく使って、七谷鴨の深い旨みを存分に堪能。その感動的な美味しさに敬礼!
↓奥:モモ肉
24時間ゆっくり低温で調理し、最後に自家製鴨ガルムで焼き上げたもの。上には、発酵させた蕪と、発酵させた穀物(押し麦、もち麦、キヌワ)。穀物は、蒸したあとに麹菌をつけて2日発酵させて、甘みと旨みを引き出してリゾットのように炊き、鴨ガルムと発酵蕪で酸味をつけて、チキン南蛮のような甘酸っぱいイメージで仕上げて。この穀物は鴨が食べている餌を表現したもの。緑はハーブオイル。2部位の味わいの違いを楽しみました。
↓七谷鴨にはブルゴーニュの赤 シャンベルタン
Domaine Antonin Guyon
Gevrey-Chambertin 'La Justice 2016
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%。
↓目の前の光景:いつ撮っても画になる
↓またまたペリゴール産黒トリュフ登場
ふわぁ〜っと漂うトリュフ香がたまらん♡
↓Nouilles
リングイネ/ジュドキャナ
〆麺はリングイネ。ソースは鴨肉の旨みを凝縮したジュ・ド・カナール。目の前でたっぷり削られたペリゴール産黒トリュフの優雅な香りにエスコートされ、鴨の旨みが絡んだリングイネをお口へと運ぶ。シンプルに激ウマ♡中心と外側で食感の違った麺自体もめちゃウマ。トリュフの旬も最後なので、鴨にはトリュフが王道ということで1番最後に持ってきたというパスタ。〆が当たりって幸せだよね♪
↓鴨ソースパスタにはブルゴーニュの赤ワイン
Domaine Lucien Boillot Pommard 2020
ピノ・ノワール100%
楽しくて親切なソムリエの松井誠紘さん♪
↓"SAKE"
蒼空/酒粕/油/もち米/ゲランドプリムネージュ
アヴァンデセール。酒粕ともち米を合わせたアイスクリームに、上からパウダー状のオリーブオイルをふりかけたもの。もち米独特の食感と酒粕の香りがいきた味わいで、シンプルなのだけどめっちゃ美味しい!
↓酒粕アイスクリームには日本酒を合わせて
蒼空 純米生酒・美山錦
長野県産美山錦使用。冬から春先にかけての限定品。米の旨みをしっかり感じるも後口の軽いとても綺麗な味わいで、まろやかな酒粕アイスとベストマッチ
↓目の前の光景:土谷シェフ×グランデセール
↓ “寒熟”いちご
愛知県作手高原のファームトヨヒロさんで栽培された特別な紅ほっぺ。粒が大きい。濃厚な甘さ、深いコク、バランスの良い酸味。いちごの旨みでお口いっぱいにする幸せ♡
↓Fraise
寒熟/ガトーナンテ/ルバーブ/クリームソワニエ
グランデセール。ルビー色が綺麗♡上には“寒熟”いちごのスライス。ジュレシートの中には、ガトーナンテ(フランス・ナントの郷土菓子でしっとりと焼き上げたラム酒とアーモンド風味のケーキの上に砂糖でアイシングしたもの)に、クレームソワニエと、ガストロバック苺を閉じ込めて。トリプル苺構造で、苺の美味しさをたっぷり堪能。クレームソワニエの軽やかなのに深い美味しさにも最高!
↓目の前の光景:井本隆斗シェフ×カヌレ
↓たった今出来あがったばかりの熱々カヌレ
熱々はお初♪カヌレってこんなに美味しかったんだ♡
↓Mignardises
カヌレボルドー/和紅茶タルト/P125ショコラ
●フランスボルドーの伝統菓子カヌレ
カヌレって形が可愛いですよね。先程の出来立て熱々とはまた違った味わい。表面はカリッと中はしっとり、ラム酒やバニラ香る優しい甘さ
●和紅茶のタルト:京都の茶農家“和茶園”さんの茶葉を使った上品な味わい。
●マカロンコック
マカロン+ショコラを超えたショコラ♡上は、アーモンドのプラリネと、ヴァローナのP125ショコラ(圧力をかけることによってカカオ分を凝縮させて125%カカオパワーを感じるショコラ)でコーティングしたもの
↓Café au thé 2種類からチョイス
ブラジル産ベースの深煎り Coffee Base KANONDO
手摘み和紅茶2022プレミアム 京都和束町 和茶園
和紅茶いただきました。穏やかな香りと淡い渋みが広がる優しい味わい
【感想】
無限の可能性と明るい未来しか見えない、素晴らしいレストランの誕生です!とにかく美味しかった!ずっと感動続きで、ずっと笑いっぱなしで、最後の最後まで居心地が良くて最高でした!
極上の食材を使って実力派の土谷シェフが生み出すイノベーティブなお料理は、どれも手間暇かかった複雑なもばかりなのに、食べ手にはシンプルに美味しさが伝わり、ひと口ごとに深い感動があります。前衛的かと思いきや伝統的なソースをしっかりと合わせて、フレンチの醍醐味を存分に堪能。
また美味しさと同時に、ゲストの感性を刺激するプレゼンテーションも秀逸。スーシェフの井本さんの明るいキャラがより場を盛り上げます。松井ソムリエのペアリングは奇を衒い過ぎない組合せで、お料理をさらに美味しく昇華。
お会計は金額だけを見ると一瞬高いと思われるかもしれませんが、内容からすると決して高くはないです。その価値以上のものが充分にあり、むしろ感動を秤にかければその値段はとてもリーズナブル。今回のペアリングはシャンパーニュから始まり計9グラス提供され何と超破格の5000円!さらにソフトドリンク無料!気前良過ぎてむしろ申し訳ないくらいです。
皆様のサービス力も高く、終始微笑み溢れる幸せな気持ちに包まれました♡ 食材やお料理だけでなく、空間やテーブルウェアにも徹底的にこだわっていて、ここでしか得られないひと時を約束します。こんなに贅沢で心地良いレストランもなかなか出会えないと思います。ほんとオープン2ヶ月目とは思えない完成度の高さ。今後が楽しみでなりません。
予約困難店になる前に是非行かれてみて下さい♡
土谷シェフ、井本シェフ、松井ソムリエ、口福幸福なひと時を本当にありがとうございました◡̈♥︎
↓今日のコーデ◡̈♥︎
《今週末新作販売開始》
今週末販売開始の新商品。スタイルアップお約束の上質でおしゃれなアイテム。タイは取外可。ウエストのデザインもポイントなのでタイはなくても素敵に決まります☆強くオススメです💖