ここのところエネルギーの使い方シリーズでお送りしていますこちらのブログ、どうも、まどかです。
今回はエネルギーの使い方の視点からなぜ現実を受け入れなければならないのかについてあーだこーだいいたいと思います。
よく、「現実を受け入れろ」っておまえの現状なんてこんなもんだから諦めなさい、みたいなちょっと後ろ向きな意味で使いますよね。
これ、エネルギーの使い方的にいうと、ちょっと違うかな?と思って。
さくっと結論先に言っちゃうと、なぜ現実を受け入れないといけないのか、
それは
エネルギーの使い方として非効率だからです(どーん)
超非人間的な意見ですが、エネルギー的な側面から紐解いて行こうかと思います。
自分にとっての現状を見回して見て、すべて受け入れられますか?
こんなふうになるはずじゃなかった
ここのこれがいやだ
だいたい満足しているけどなんか違う
とかとか、理想と違う現実を否定したくなったりしません?私はします(威張ることではない)。
起こっている現実をこれは違う、といって否定しているとき、何が起こっているかというと
現実を否定することにエネルギーがすいとられちゃっている
んですよ。
前回、そもそもエネルギーにも上限があるって話しましたが、なんかこう悟っちゃってるとか、サイキックとかエネルギーのHPが無限大っていう人がいるのかいないのかわかんないけど、そうではなくて普通の人は、今持っている量のエネルギーを対象に分配して生きているわけです。
そこで現実を否定することに熱量を燃やしちゃうとですね、自分の望む方向に使うエネルギーが残らなくなっちゃうんですよ。
それってもったいなくない?
という話なんです。
そうはいうても嫌なもんはいやじゃー!(千鳥ノブ風)、とも思いますよね。
よく精神世界で言われる、現実は自分の思っていることの投影説も、もしかしたらそうかもしれないけど、どこでどうしてそうなったのかとか、いまいちわかんないから納得できなかったりします。
「それがどんだけ辛い現実だとしても自分で望んだことなんですよ」
とか言われても私なら
知るかー!そんなこと望んだ覚えないんじゃー!
ってなります。
いつか、あ、そういう理由だったのかってぽろっとわかるときもあるかもですが、今はわからないなら、そりゃあ知るかー!ですよ。
そして、
どんな出来事でもいいところがあるはずだから、物事の良い面を探して!
みたいなキラキラポジティブな考え方。
嫌なこと起こっている時はそれがごみくずだと思うから嫌なわけで、無理やりその出来事の良い面とか探せなくないですか?
やりたくないことはやりたくないですよね。
なので、むりやりすべてのことのいいところを探して肯定しなくていいと思います。
ただ、起こっていることをそのまま受け入れる。
んじゃあどうやって現実を受け入れればいいのか。
私の仮説では2つ方法が考えられます。
1、現実を否定することがエネルギーの使い方的に捉えるとどれだけ非効率で非生産的なのかを知って、都度軌道修正する
2、現実をそのまま認めても損するわけじゃない、自分の素晴らしさは失われないと知って、安心する
まず1についてですが、バイロン・ケイティは著作でこう言っていました
現実と争う時あなたは負けるーそれはもう必ず
これ若い時の私だったら、
消極的な意見だな、現実に満足していないんだったらそれを否定して打ち勝とうとするのが筋じゃない?
って思ったかも。
しかーし、エネルギーの使い方的にみると、現実と争う部分が無駄なんです。
現実がいやなら今とは違う未来を目指して行動すればいい。
こんなの認めない!とかって行って現状を否定して現実と争うエネルギーがもったいないわけです。
だって、どんだけいやだ!こんなの認めないって抗っても現実は変わらずそこにあるわけで。
そしたら、みじめでもあほくさくても、今はそれがそこに存在していることを認めた方が、争う方にエネルギー取られるよりよっぽど生産的なわけです。
争う方にエネルギーとられちゃうと、自分がその現実を踏まえて今後どうしたいのかを考えたり、それに向かっていくエネルギーがなくなっちゃう。
今こういう現実がある、さあその上でどうしたい?
望む方向をプラス、望まない方向をマイナスとして捉えるなら、マイナスにとどまることを回避して、0地点に立って、望む未来にベクトルを向けることを可能にするんです。
というか、現実を否定するのをやめた時やっとプラマイゼロの地点に立つ感じ。
例えばですね、猫好きの人がいて、でも目の前には犬がいる。
そこで「いやだー、猫がいいー!」と思うのは全然結構。
自分の内から上がってくる感情や、思いは大事にしてください。
現実を受け入れるのは、散々嘆いて、じたばたした後でもいいです。
でも、現実を受け入れずに
「犬がくるはずじゃなかった。犬がここにいることを認めない。なんでこうなった、うんぬんかんぬん」
って繰り返すのって、既にそこに存在している犬を否定してもそれがいることは変わらないのに、ついついそうやって現実にあらがってエネルギーを浪費しちゃってるんですよね。
いやー、犬が目の前にいるのに、猫がいいから現実を認めないなんて人いるのー?
って思う人もいるかもしれません。
でもこれ、恋人に振られたとか、病気になったとか、そいういう状況に置き換えてみると、結構やってるんですよ。
今病気になってるのに、信じられない、私が病気になるはずがない、とかぐるぐる考えたりね。
現実を否定する思考がぐるぐる繰り返すのは、自分が本当はそっちの方が起こって欲しかったけど起こらなかった出来事の方に執着するから。
実際には起こっていないわけだからその起こっていない方の出来事の状況は変化しませんよね。
そのことを考えていても状況が変わらない=思考も変わらない、ので同じ思考の堂々巡りになる。
死んだ子の歳を数えてもしょうがないという例えも近いかも。
んで、堂々巡りしていると、あなたの大切なエネルギーが、過去とか現状の否定とかにどんどん吸い取られていって、望む現在や未来へ回すエネルギーがなくなっちゃう。
怖いですねー。
長くなってきたので、今回はこの辺で。
次回は
2、現実をそのまま認めても損するわけじゃない、自分の素晴らしさは失われないと知って、安心する
について引き続き書いていきたいと思います。
つづく