アメフトと福知山と真央ちゃんと | 旧 NZその日暮らしの雑記帳

旧 NZその日暮らしの雑記帳

ニュージーランドのクライストチャーチに住む日英夫婦+黒猫の普通の日々の出来事など。
NZでの生活のこと、猫のこと、フェルトクラフトやDIYのことを思いつくままに。
現在新しいブログに引っ越しています。

先日Youtubeで色々見てて、アメフト危険タックルの当事者の学生の謝罪会見をたまたま見かけました。

 


事件のことはなんとなくは知っていたけど、学生一人が表舞台に出てることにビックリしました。

 

「うわ、学生一人がよってたかってタコ殴りに…」と、途中で気分が悪くなって消しちゃったんですが、

 

こういう不祥事や事件が起きた時って、責任者や上に立つ人が何より真っ先に出て潔く真実を公開し頭を下げることが最良の策だとは…

 

思わないからこうなってるんだろうなぁ。

 



当事者の学生が逃げも隠れもせず会見したその後に学生の何倍も歳食ったいい大人が信憑性の薄い「ソンナこと言ってないやってない」って、もしそっちが本当だとしても誰も信じんわなぁ…。


 


 

ちょっと前に読んだ、2005年の福知山線脱線事故のその後のJR西日本の組織改革に関する記事を思い出しました。



福知山線脱線事故「遺族と元社長」13年の闘い




記事は読んでもらうのが一番ですが、要は事故が起きた原因は運転手個人と考えるのではなくそれを誘発した企業の体制であり、事故の原因究明と再発防止のためにどのように動いていったか です。

 


 

なんだかすごーーーく似てると思うんです。

 

福知山線の時も事故当時は「未熟な運転士のせい」みたいな風潮だったけど、

 

アメフト事件も「あの学生一人が悪い」というていで、監督も悪くない、大学も悪くないで済まそうとしてるような。

 

 

その体制を変えない限り何も変わらずまた同じことが起こるし、それどころか今後周知されないようにさらに圧力をかけるであろうことが容易に想像できます。

 

 



人は心から反省している人をさらに鞭打とうとは思わないけど、上っ面の反省はどんなに上手い役者でもすぐにバレる。


バレたらもちろんフルボッコ。

 


上っ面で対応しようとする人は言葉では何とでも言うけど態度が伴わないんですよね。


言うのはタダだから。

 



言葉より行動を!


ACTION OVER WORDS

(英語イデオム!ためになるブログだね!)

 



まーね、トムさんもよく言うだけ謝罪してますわ。


タバコやめるよ!

家の中では靴脱ぐよ!

洗濯物はカゴに入れるよ!

ごめんねもうしない約束プロミス!!


おまえの誠意ってなんじゃーー!


 



TOKIOセクハラ事件があって世間が「謝罪」に敏感になってるこのタイミングで盛大に「やらかし言うだけ謝罪会見」とは…


いや、まだ言うだかどうかはわかんないけど、まー見たからに口先謝罪って感じするし?



 

 


ちょっと違う話なんですが、

 

浅田真央さんが現役選手だった頃にライバル選手のコーチにコーチ依頼をしたという誤報により韓国から袋叩きにあった時も、

 

日本スケート連盟は選手を守るどころか浅田真央さん一人に記者会見で否定させました。


被害者を火消しに駆り出すとか…


 

スケート連盟は有力選手のコーチに関して口を出すくせに面倒ごとの後始末は我関せずとゆーのは見ていてほんと腹が立ちました。





ともかく、早くこの騒動が収まって被害にあった学生も、タックルをした学生も静かに学生生活を送れることを願います。


彼らのこれからの人生が潰されませんように。







ブログランキングに参加しています。

下の投票ボタンをぽちっと押して応援していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ
にほんブログ村