石垣島のカメラマン ATSUSHI ブログ

Enjoy Okinawa! 離島 LIFE 

ご覧いだきありがとうございます
 

 

JTAで年間50以上のフライト

石垣島にとどまらず日々沖縄中を巡り

自身で見たもの体験したことに基づき

ありきたりな情報とは全く違う

数ランク上の旅情報を紹介いたします

 

部屋を暗くして

アロマオイルを焚く

ロウソクの火だけを灯し

今年選んだのは

カール リヒター指揮のロンドンフィル

 

いま

ヘンデルメサイヤ全曲を

聴き終わったところです

 

 

今回のブログは

写真がカヌチャリゾートの

イルミネーションってだけで

内容は沖縄には全く関係ありません

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大学時代の4年間

クリスマスの夜は

メサイヤ演奏会のステージ上にいた

 

そのため

演奏時間2時間半もの大曲だが

旋律は全て歌詞も覚えている

 

クラシック音楽が好きなことは

興味ある人が少ないし

ほとんど誰にも言ったことがない

そして

グリークラブに入っていたことも

恥ずかしいから

口にしたことはない

 

中学1年のとき

マーラーの交響曲第1番

立て続けに聴いた

 

リッカルド ムーティ指揮

フィラデルフィア管弦楽団

クラウディオ アバド指揮

ベルリンフィル

 

同じ曲なのに

明らかに異なる演奏に気付き

クラシック音楽にハマった

 

それから

グレゴリオ聖歌から現代音楽まで

ありとあらゆるクラシックを聴いた

 

実はかなりの

クラシック音楽ツウなんだ

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同志社大学の入学式は

カレッジソングから始まる

 

グリークラブという

男だけの合唱団のハーモニーは

とても印象深く身体に響いた

 

そして

グリークラブは100年以上の歴史があり

そうそうたる指揮者やオーケストラと

共演していることを知った

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高校は男子校だったので

大学生になったら

車の免許を取って

かっこいい車を買ってもらって

おしゃれをして

女子大生と遊びまくるんだ!

 

そう意気込んでいたのに

グリークラブに入団してしまった

 

グリークラブの部員は

ほとんどが地方から出てきた下宿生

いかにもそれ風の男子学生が

勧誘されて入団する

 

しかしぼくは地元

おしゃれが大好き

高校の友達も多く

とにかく女の子と楽しみたいのに

 

地方出身者ばかりのむさ苦しい

男だけの厳しくもモテないクラブに

自発的に入団してしまったのだ!

 

次の演奏は若杉弘指揮

関西フィル定期演奏会

クラシック好きには刺激的な活動を

やってるクラブだというだけで...

 

 

合唱音楽には興味ない

てか別に合唱なんてしたくない

生のクラシック音楽を

身近に感じていたかった

 

クラブ活動から離れれば

部員と付き合うことは稀で

地元の友達や知り合う女子大生と遊ぶ

かなり浮いた部員だったが

 

4年間のクラブ生活では

 

朝比奈隆 大阪フィル

小林研一郎 京都市交響楽団

大友直人や佐渡裕

 

欧州遠征中パリで

フランス国立管弦楽団と

大好きな

フォーレのレクイエムの共演

 

さらには

世界で1番好きだった指揮者

ジュゼッペ シノポリ

世界で1番好きだったオーケストラ

フィルハーモニア管弦楽団演奏会で

最も好きだった作曲家

グスタフ マーラー

千人の交響曲を共演

 

クラシック音楽好きにしか分からないけど

超有名指揮者や一流オーケストラ

雲の上の音楽家の方々と

同じステージに立てたので

4年間続けてよかったと思う かな?

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前置きが長くなったが

クリスマス

 

全同志社メサイヤ演奏会

というものが

毎年クリスマスに上演される

 

グリークラブももちろん参加だ

 

したがって大学時代

クリスマスイブの夜は

ヘンデルのメサイヤを歌っていた

 

年末に演奏されると言えば

ベートーベンの第九が有名だが

それは日本だけの慣習であって

 

メサイヤは世界中で

クリスマス近くに演奏される

 

 

ここで告白します

 

ぼくはクリスマスの夜に

女の子とふたりだけで

過ごしたことがありません

 

正確にいうと

19歳のクリスマスイブイブの夜

人生でたった1度だけ

恋人と過ごしました

 

その夜

家族で何度も食事をしたことがある

神戸のフレンチレストランに

恋人と行きました

 

席につくと

高層ビル最上階から見る港の夜景

見慣れた景色と

行き慣れたレストランなのに

何かが違う

 

全員カップル!

 

そして

メニューも違う!!

 

クリスマスコース1種類だけ

アラカルトもない

さらに

いつものメニューより

超絶 高い!!!

 

全席いまはスープ

全席いまはアンティパスト

団体ツアーのお昼ご飯のように

流れ作業で料理が運ばれて

全員

同じものを

同時に食べてるんだ!!

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食事が終わって

 

当時神戸で人気だった

メリケンパーク

オリエンタルホテルに着くと

 

ロビーはカップルだらけ!

ヴィトンやシャネル(当時はCHANEL人気)

みんな紙袋を持っている!

 

クリスマスは

レストランもホテルも

きしょくわる〜〜

 

そう思いながら

同じことやってる自分が

超きしょくわる〜〜〜

 

300余りの満室の客室は

全部カップルで埋まり

どの客室でもえっちな夜

 

ゾッとすると同時に

同じ自分が強烈に

かっこ悪くて

情けなくなったのです

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10代最後のクリスマスに

 

クリスマスは

キリスト教徒でもない

バカな日本人が

ニッポン独自の

季節商業に乗っかる日

 

悟ってしまったのでした

 

 

以来

クリスマスの夜は

絶対に恋人と過ごさない

を決めたぼくは

 

日本オリジナル降誕祭を敬遠し

 

キリスト教国の人々がそうするように

家族と家で過ごす

メサイヤ演奏会に行く事になったのです

 

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石垣島では

メサイヤ演奏会はありません

 

そのため

自宅でメサイヤを聴いていた訳です

 

ヘンデルの

オラトリオ「メサイヤ」

3部構成の大作で

続けて聴いても2時間半もかかります

 

クリスマスの夜が寂しい人にも

正当な過ごし方と自分に言い聞かせられる

メサイヤはおすすめかもしれませんが

 

クラシック音楽に興味がない人に

メサイヤを聴くといいよ

なんておすすめはできません

 

ハレルヤコーラス以外は

耳にしたことがない人に

メサイヤ全曲聴くってのは

酷な時間になること間違いないから

 

 

自身の昔話をするオヤジは嫌いですし

普段は昔話はしませんが

 

クリスマスの夜だけは

メサイヤを聴くことで

神聖な気持ちに浸れるとともに

学生時代を鮮明に思い出します

 

クリスマスの夜のお誘いは

全て断り続けている理由

 

クリスマスイブは

ひとりきりで過ごしたいのです

 

これから先も

ヘンデルのメサイヤとともに

 

Merry Christmas

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石垣島 八重山の島々で撮影いたします

 

 

石垣島旅行の際は

Atsushiフォトワールドの主人公となって

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