死別ケア | しゃおんのブログ

死別ケア

「死別ケア」という言葉がある事をしりました。
最悪な人、大事な家族とのお別れは辛く、悲しいものです。
死別の悲しみや生活の変化が、精神に影響を及ぼして疾患をおこしたり、病気の原因になるそうです。

私達、葬儀業者は医療の専門的なケアはできません。
しかし、葬儀やその後の供養などを通して役に立てると思います。
一番気をつけなければならないのは、これ以上遺族を傷つけない事です。
「頑張ってください」などの励ましの言葉は、かえって遺族がつらくなる事があります。うわべだけの言葉がけは「役に立たない援助」と呼ばれるそうです。

「傾聴」と言う言葉があります。話しに耳を傾けてよく聴くこと。悩みや相談を解決することより、まず聴いて寄り添う事が大切です。

死別ケアには時間がかかるものですが、周りの人たちが焦ったり、焦らす事がないようにしたいものです。

仏教では愛別離苦と言って、愛するものとの別れの苦しみを言います。愛があるからこそ、悲しみがある。
先に亡くなられた方はたくさんの愛を受けて旅立たれた。そしてこれからも・・・
そう考えながら葬儀や供養のお手伝いをしていきます。


通いあう心 感謝の想い
シャオンは謝恩