オオスズメバチとモンスズメバチ | 自然散策雑記帳

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昆虫の羽化とか蛹化とか、命の鼓動、瞬間の美を撮影したいのです。

【お知らせ】過去に写真をリサイズして掲載してた記事に画像の劣化がみられます。

◆2015年7月5日(日)
 月齢18.5

ここ数年、この時期は、クヌギの樹液に訪れるスズメバチの撮影に夢中になっております。




【樹液を吸うオオスズメバチ】


クヌギの樹液に訪れるオオスズメバチは、この個体のみ。

左側の触角が付け根付近から無いのは、争いで傷付いたものなのだろうか?



樹液の染み出ている部位は、あちこちにあるのにスズメバチたちが吸いに訪れる場所は、不思議と同じ場所。


【オオスズメバチを背後から攻撃するモンスズメバチ】

種の違うもの、巣の違うもので、樹液の争奪戦が行われている。

樹液を吸っているオオスズメバチの背中を飛翔しながら、蹴り落とすのは、空中戦の上手いモンスズメバチ。

奇襲ならば、小さいものにもチャンスはある様だ。

オオスズメバチは、幹から蹴落とされ、飛び去っていった。




【オオスズメバチの頭部を接写】

お顔の接写がしたいので、マクロレンズのレンズフードを外し、最短撮影距離付近まで近付ける。右手でカメラ、左手でストロボを持ちスレーブ発光。

ヒメスズメバチ、モンスズメバチが飛来してくるので、飛んでいるところに息をフーッ!と、強く吹きかけて追い払いつつの撮影。


【威嚇するオオスズメバチ】

真正面から、威嚇を撮影出来なかったのが残念だ。