モンスズメバチと激突! | 自然散策雑記帳

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昆虫の羽化とか蛹化とか、命の鼓動、瞬間の美を撮影したいのです。

【お知らせ】過去に写真をリサイズして掲載してた記事に画像の劣化がみられます。

◆2015年9月13日(日)
 月齢29.5 ●新月

モンスズメバチの撮影に出かける。先週末より、さらに数が多くなっており、各クヌギで、5匹は確実に見られる様になっている。




【クヌギの樹液を吸うモンスズメバチ】

6匹目が飛来しても、樹液にありつけなくて、飛んでいってしまう。樹液穴に頭部を突っ込んでる個体は、他の個体に邪魔されないようだ。



今日は、蜂合わせ(鉢合わせ)の回数が少ない。このシーンを大きく写したいのが、撮影の目的なのに。


【クヌギに飛来するモンスズメバチ】

蜂合わせシーンが撮れなくて、つまらなくなってきたので、猫顔のヒメジャノメの幼虫でも探そうとクヌギ林から、草原に向かう。

草原の前で、突然モンスズメバチが飛んできて、かわしたのだが、右耳にブブブブッという羽音と、拳で殴られた様な激痛が走った!

慌てて、振り払い逃げた。こっちに向かってくる人影があったので、「スズメバチに刺されたから、こっちに来ないでっ!」と大声で伝えつつ逃げる。

水道のあるとこまで行き、刺された場所を流水で洗い流し、痛みに耐えながら、患部を指で搾って、さらに流水をかけ続けた。

斥候1匹に攻撃されただけで、逃げることが出来たのが不幸中の幸いだ。

拳で頭部をグリグリされた様な痛みがあるのと右上半身にベトッとした嫌な汗が出ているが、過去にアシナガバチに左手を20数ヶ所刺されたときに感じた、ハンマーで殴られた様な痛みに比べたら、我慢出来なくはない。

蜂を振り払ったときに眼鏡をどこかに飛ばしてしまったのだが、攻撃マーキングされているはずなので、眼鏡のことは諦めることにした。

水で濡らしたタオルで、幹部を冷やしつつ、予備の眼鏡をかけて病院へ。



注射と薬を処方していただきました。

指されたのは、頭部3カ所です。刺されてから、8時間近く経過しました今は、痛みも和らいできております。

いつかサトキマランドのどこかで、私の眼鏡の傍らで、ドングリが芽吹いていることだろう。(^▽^;)

もしかしたら、サトキマダラヒカゲのポイントの森の南東辺りに巣があるのかもしれません。行かれる方は近付かない方がいいと思います。北側のクヌギも死角になりそうな下の方に群がっておりますので、御注意を!